介護保険は種類が多くてどれを選んだら良いのかわからない
日本には公的な介護保険もありますが、これを補うものとして民間介護保険もあります。
しかし、民間介護保険は数も種類も多くて、どれを選んだら良いのかわからない方も多いと思います。
本記事では、おすすめの介護保険の紹介から、介護保険の選ぶポイントまで詳しく解説します。
将来が不安な方は自分に合った介護保険を選べるようになりましょう。
介護保険おすすめ10選人気ランキング
介護保険10選の人気おすすめランキングについて紹介します。
介護保険と言っても、認知症に備える保険もあれば、死亡保障もセットになっている保険など、それぞれに特徴の異なる商品となります。
それぞれの特徴をしっかりと確認してみましょう。
おすすめの介護保険は、主に以下の10商品となります。
それぞれの介護保険について詳しく見ていきましょう。
SOMPOひまわり生命「笑顔をまもる認知症保険」
出典:認知症保険 笑顔をまもる認知症保険 – 特徴 | SOMPOひまわり生命 (himawari-life.co.jp)
SOMPOひまわり生命の「笑顔をまもる認知症保険」は、文字通り認知症に備えることを重視した介護保険です。
「笑顔をまもる認知症保険」では、医師から軽度認知障害・認知症と診断されたタイミングで一時金が支給されるため、認知症に備えることが可能です。
軽度認知症(MCI)で給付金が貰えることが大きな魅力と言える保険となります。
また、特約を付加すれば要介護1で介護一時金、要介護3で一生涯の介護年金が受け取れるのも魅力となります。
「笑顔をまもる認知症保険」は、簡単な告知のみで加入できるため、健康に不安があり加入できるか不安な方でも安心です。
朝日生命「あんしん介護」
出典:あんしん介護|朝日生命 (asahi-life.co.jp)
朝日生命の「あんしん介護 一時金」は、介護に備えてまとまったお金を用意したい人にぴったりな介護保険です。
「あんしん介護 一時金」には、「介護年金タイプ」と「介護一時金タイプ」の2タイプが用意されています。
介護年金タイプは、公的介護保険制度の要介護1以上と認定されると、介護状態の程度に応じた年金額を終身年金として受け取る事が出来ます。
介護一時金タイプは、公的介護保険制度の要介護3以上と認定された際に、介護一時金を受け取ることが出来ます。
また、要介護1・2に認定された場合は、以後の保険料が免除となりますが、介護一時金は受け取れません。
どちらのタイプも、公的介護保険制度の要介護1以上に認定されると以後の保険料は免除となります。
また、保険金支払い要件が公的介護保険制度と完全連動している点も、わかりやすくて良いと言えるでしょう。
介護費用に関して年金で受け取りたい方も、介護に関するリフォームなどに、まとまったお金を受け取りたい方にもおすすめと言えるでしょう。
アフラック「スーパー介護年金プランVタイプ」
出典:介護保険 スーパー介護年金プランVタイプ|保険・生命保険はアフラック (aflac.co.jp)
アフラックの「スーパー介護年金プランVタイプ」は、働き盛りの年代の方におすすめ出来る介護保険です。
「スーパー介護年金プランVタイプ」は、65歳までと65歳以上で保障内容を変えられる保険となります。
働き盛りと言われる65歳までは、認知症・寝たきり・高度障害状態に備える内容となります。
65歳以上になると、「認知症・寝たきり・死亡」・「公的年金制度連動年金」・「確定年金」・「一時金受取」と言う4つのタイプから保障を選ぶことが出来ます。
引き続き介護に備えるのも良し、65歳から年金を受け取って生活費の足しにするのも良し、65歳で一時金を受け取っても良しと、活用方法の選択肢があります。
働き盛りの時から、介護・老後に備えるにはおすすめの保険と言えるでしょう。
アフラック「アフラックのしっかり頼れる介護保険」
出典:アフラックのしっかり頼れる介護保険:保障内容|保険・生命保険はアフラック (aflac.co.jp)
アフラックの「アフラックのしっかり頼れる介護保険」は、公的介護保険制度の要介護度に合せて介護保険金が受け取れる介護保険となります。
「アフラックのしっかり頼れる介護保険」では、公的介護保険制度の要介護1以上の認定で一時金、要介護3以上の認定で介護年金が受け取れる内容となります。
また、公的介護保険制度の要介護1以上の認定を受けた以降は、保険料の支払いは免除となります。
そして、介護全般に関する相談や財産管理・相続に関してもサポートをしてくれますので、心強いと言えるでしょう。
シンプルな内容の介護保険が良いと言う方におすすめの介護保険と言えます。
明治安田生命「介護のささえ」
出典:明治安田生命 | 5年ごと利差配当付介護終身年金保障保険 介護のささえ (meijiyasuda.co.jp)
明治安田生命の「介護のささえ」は、万が一の死亡にも備えられる介護保険です。
基本保障は、公的介護保険制度の要介護3以上担った際に、介護年金を一生涯にわたり受け取れる保障となります。
その他、特約として介護一時金・軽度介護一時金・保険料払込免除などが用意されています。
特約を付加する事で、介護に関する費用に対して手厚い保障にすることが出来ます。
また、基本保障の死亡保障は、介護終身年金の5回分の「5倍型」と、1回分の「1倍型」の2つのタイプが用意されています。
介護にも死亡にも備えたい方は、5回分の「5倍型」が、介護費用を重視する方は「1倍型」を選ぶのが良いでしょう。
明治安田生命「いまから認知症保険MCIプラス」
出典:明治安田生命 | 5年ごと配当付認知症終身保障保険(解約返戻金抑制型)いまから認知症保険 MCIプラス (meijiyasuda.co.jp)
明治安田生命の「いまから認知症保険MCIプラス」は、軽度認知症へ備えるための介護保険となります。
基本保障は、認知症や軽度認知症になった際に、一時金を受け取れる終身介護保険となります。
基本保障の支払い条件は、生まれて初めて「器質性認知症」と診断確定され、かつ、公的介護保険制度の要介護1以上の認定を受けた場合となります。
また、軽度認知症に関する保険金お支払い条件は、生まれて初めて「軽度認知障害」か「所定の認知症」と診断確定されたときとなります。
注意点として、契約日から2年間は、それまで支払った保険料額が保険金として支払われます。
そして、「いまから認知症保険MCIプラス」では、契約者専用サービスとして、「MY健活レポート 認知症保険版」を利用する事が出来ます。
「MY健活レポート 認知症保険版」は、認知症に関する情報や疾病リスクの予測などのサービスとなります。
三井住友海上あいおい生命「&LIFE終身保険(低解約返戻金型)」
出典:&LIFE 終身保険(低解約返戻金型)の特徴としくみ | 三井住友海上あいおい生命保険 (msa-life.co.jp)
三井住友海上あいおい生命の「&LIFE終身保険(低解約返戻金型)」は、保険料の払い込みが終わったタイミングで保障内容を変更できる終身保険です。
終身保険ではありますが、保障内容を介護年金に変更できるため、介護保険として紹介しました。
介護年金に変更した場合、要介護状態になったら保険料を年金形式で毎月受け取ることが可能です。
ちなみに、終身介護特約をつけることで、年金を増額したり一時金を受け取ることまでできます。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
出典:長生き支援終身 | 死亡保険 | 東京海上日動あんしん生命保険 (tmn-anshin.co.jp)
東京海上日動あんしん生命の「長生き支援終身」は、死亡・高度障害・介護の3つのリスクに備えられる介護保険です。
介護状態になった時に一時金が受け取れますが、特約をつければ10年間年金形式で保険金を受け取ることも可能です。
また、一定の年齢で健康で長生きした場合には計3回の祝い金がもらえるという特徴もあります。
介護一時金を受け取らずに亡くなってしまったり高度障害状態になってしまった場合には、死亡保険金・高度障害保険金が支払われます。
スマイル少額短期保険「生きるんじゃ!」
出典:生きるんじゃ!(生命定期保険)|スマイル少額短期保険(asmo-ssi.co.jp)
スマイル少額短期保険の「生きるんじゃ!」は、1年更新で一時金タイプの介護保険です。
要介護状態になった時にはもちろん、身体に障害が残った場合や亡くなってしまった場合にも、一括で保険金を受け取ることが可能です。
解約返戻金や特約はないシンプルな保険なので、手厚く備えたい人には向きません。
また、保険期間は1年のみとなりますので、一生涯にわたって介護に関する保障が欲しい方にも向きません。
スマイル少額短期保険「介護その時に」
出典:介護その時に(介護サポート総合保険) – スマイル少額短期保険株式会社
スマイル少額短期保険の「介護その時に」は、介護状態になった際に一時金を受け取れる介護保険です。
具体的には、保障内容の手厚さが異なる「充実」「お手頃」「ちょこっと」の3つのプランから選択できます。
保障内容は、重度介護状態・軽度介護状態の2種類の保険金が用意されています。
また、84歳の高齢になっても加入できる点も魅力的です。
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おすすめの介護特約付き保険
ここからは、介護特約付の保険を紹介します。
認知症や介護だけではなく、死亡・病気・ケガなどにも備えたい方におすすめの保険商品となります。
それぞれの特徴を確認してみましょう。
それぞれの介護保険特約付き保険について詳しく見ていきましょう。
オリックス生命保険「終身保険ライズ」
出典:終身保険RISE[ライズ]|オリックス生命保険株式会社 (orixlife.co.jp)
オリックス生命保険の「終身保険ライズ」は、貯蓄性のある低解約返戻金型終身保険として人気の終身保険です。
「終身保険ライズ」では、死亡保障だけではなく、「介護前払特約」を付加する事で思い介護状態になった際に、死亡保険金を前払で受け取れます。
この特約では、保険料の払込期間が終了しており、なおかつ65歳以上で要介護4もしくは5となっている場合が、保険金支払いの対象となります。
注意点としては、前払で保険金を受け取ると死亡保険金は消滅してしまう、終身払いでは付加できないと言う2つのことは注意しておきましょう。
アフラック「医療保険 EVER Prime」
出典:医療保険 EVER Prime:保障内容|保険・生命保険はアフラック (aflac.co.jp)
アフラックの「医療保険 EVER Prime」は、特約が豊富な医療保険です。
特約の中には、三大疾病や生活習慣病に備えられる保障もあり、介護や認知症に備えられる保障も用意されています。
介護に関する保障は、要介護状態になった場合に、介護一時金もしくは認知症介護一時金の形で保険金を受け取れる内容となっています。
介護だけではなく、病気やケガ、就労不能などにも備えたいと言う方におすすめの保険商品となります。
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介護保険のおすすめの選び方
介護保険も商品数も多く、それぞれに特徴が異なるため、どれを選べば良いのか迷いますよね。
ここでは、介護保険を選ぶポイントを紹介します。
介護保険を選ぶポイントは主に以下の6つです。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
支障をきたさない保険料に収める
介護保険を選ぶ1つ目のポイントは、保険料となります。
介護保険でも、その他の保険と同じように、保険料を支払っていきますので、生活に支障をきたさない程度の保険料に収めるのが大切です。
介護保険の目的は要介護状態になった時に、公的介護保険だけでは賄えないお金を支払ってもらうことです。
保険金額を大きく設定するほど保険料は上がりますので、必要最低限な保障を準備した時に支払う必要がある保険料を設定すると良いでしょう。
貯蓄型か掛け捨て型か
介護保険を選ぶ2つめのポイントは、貯蓄性となります。
介護保険は貯蓄性の違いで以下の2種類に分けることができます。
- 掛け捨て型 満期になった時や解約した時にお金が戻ってこない形式の保険。その分保険料は安めに設定されている
- 貯蓄型 満期になった時や解約した時にお金が戻ってくる形式の保険。途中で解約した場合は返ってくるお金が少なくなるものの、保険料の支払期間が終わってから解約した場合、今まで支払った保険料以上の解約返戻金を得られるケースが多い。その分、保険料は高く設定されている
基本的には、保険を使って貯金をしたい人は貯蓄型を、介護の保障だけ用意されていれば良いという方は掛け捨て型を選ぶと良いでしょう。
さて、このように書くと貯蓄型を選ぼうと考える方が多いかと思いますが、貯蓄型にはデメリットもあります。
実は、保険は途中解約する方も多いのですが、途中解約すると高い保険料を払ったのに、十分な解約返戻金が得られないという事態になってしまいます。
将来、保険を乗り換えるつもりがあるかも考慮に入れて、貯蓄型か掛け捨て型かを選択すると良いでしょう。
定期型か終身型か
介護保険を選ぶ3つめのポイントは、保険期間となります。
介護保険は保険期間によって以下の2つに分けられます。
- 終身型 保障が一生涯続くタイプの保険。高齢者でも加入でき、保険料が途中で上がることはないが、保障される期間が長い分、定期型と比べると保険料は高めになり、途中で契約内容を変更しにくい
- 定期型 一定の期間のみ保障してくれるタイプの保険。終身型と比べて保険料は安く、更新毎に保障内容を見直せる柔軟さがある。一方で、加入に年齢上限があるケースが多く、更新すると年齢に応じて保険料は値上げされる
ちなみに、定期型の保険では保障期間中は保険料をずっと支払うのが普通です。
一方で、終身型保険の場合、保険料は一生涯払うパターンもありますが、一定の年齢になったら払い込みが終わるタイプもあります。
この2つのタイプの保険では、基本的には終身保険のほうが人気が高く、提供されている商品の数も多いです。
しかし、それぞれにメリットとデメリットがありますので、総合的に判断してどちらのタイプを選ぶか決断すると良いでしょう。
保険金の受け取り方法
介護保険を選ぶ4つ目のポイントは、保険金の受け取り方法となります。
介護保険は保険金の受け取り方法で以下の3つに分けることが可能です。
- 年金タイプ 保険金を年金形式で、毎月一定額もらえるタイプ。介護で継続的にお金がかかることを不安に感じている方に向いている。一生涯受け取れる終身型と一定期間だけ受け取れる定期型があり、終身型のほうが保障は手厚いものの、保険料は高い傾向にある
- 一時金タイプ 要介護の認定を受けた時などに、一括で保険金を受け取れるタイプ。介護が始まる時、家をバリアフリーにリフォームしたり、介護用品を購入したりして出費がかさむため、その財源として役に立つ。長期間給付されることはないため、保険金は計画的に使う必要があるものの、年金タイプよりも保険料は安め。
- 併用タイプ 保険金を一時金として一括で受け取り、なおかつ毎月一定額をもらえるタイプ。継続的にお金がかかる不安にも、介護を始める時にお金がかかる不安にも備えられる点がメリットだが、保険料は高くなりやすいので注意が必要。
介護状態になった際に、一時金で受け取る方が良い場面もあれば、年金として一生涯受け取れるのが良い場合もあります。
保険金の受け取り方法は、介護に掛かるお金について、どのような不安を持っているのかを基に決めると良いでしょう。
給付条件で選ぶ
介護保険を選ぶ5つ目のポイントは、給付条件となります。
介護保険には、主に以下の2つの給付条件があります。
- 公的介護保険連動型 要介護認定を受けると保険金が受け取れるタイプ。その性質上、公的介護保険の要支援認定や要介護認定の基準に左右されるため、将来基準が変わる可能性もある。また、支給範囲が独自型と比べて狭めで、要介護認定をされなかったばかりに、必要な保障を受けられない場合もある。一方で、基準がわかりやすい点はメリット。
- 独自型 その保険会社独自に支給条件を定めているタイプ。自分に合った給付条件を定めている商品を選べるため、自由度が高い。一方でどの商品が自分に合った保障なのか比較検討するのが難しい。
どちらを選ぶかは好みによりますが、独自型を選ぶ場合には保険相談窓口などに行き、専門家のもとで自分に合った介護保険を探すと良いでしょう。
注意点として、保険会社独自で給付条件を決めている場合は、思っているよりも重度の介護状態でなければ給付対象にならないケースもあります。
保険金の給付条件に関しては、公的介護保険連動型の方が、基準が明確なため判りやすいと言えます。
特約
介護保険を選ぶ6つ目のポイントは、特約の内容となります。
他の保険と同じく、介護保険にも特約がありますので、合わせて検討しておきましょう。
特約をつけると一般的に保険料は上がりますが、その分、手厚い保障を受けられます。
介護保険の特約としてよくあるのは、一定の状態になった時に保険料の支払いが免除されるものや、保険金を受け取る方法を変更できるものなどです。
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介護保険とは?
介護保険は端的に言うと、介護が必要な人向けに、介護に必要な費用を支払ってくれる保険です。
この見出しでは、介護保険を以下の2つに分けて詳しく見ていきましょう。
公的介護保険
介護保険について語る時に、まず外せないのは公的介護保険です。
公的介護保険があることで、介護サービスの自己負担が原則1割にまで減っています。
公的介護保険は、国が用意している保険で40歳以上の全国民が加入を義務付けられています。
ただ、40~64歳までは加入している健康保険と一緒に保険料が徴収されるため、介護保険のことを意識することは少ないかもしれません。
ちなみに、65歳以上の場合には、年金から介護保険料が天引きされることになります。
民間介護保険
民間介護保険は、民間の保険会社が提供している、要介護状態になった時に給付金が得られる保険です。
介護に関する保険金の給付には、一時金タイプと年金タイプと大きく2種類となり、保険商品によって給付方法は異なります。
民間介護保険の大きな特徴は、公的介護保険に加入できない40歳未満でも加入できる点です。
介護保険の加入率は15%程度とあまり高くありませんが、今後高齢化が進んでいくに従って、検討する人が増えていくものと予想されています。
続いて、おすすめの介護保険の人気ランキングを解説します。
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民間介護保険の3つのメリット
民間の介護保険には、どのようなメリットがあるのか気になる方も多いと思います。
ここでは、民間の介護保険のメリットを3つ紹介します。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
介護の経済的な負担を軽減できる
民間介護保険のメリットとしてまず挙げられるのは、介護の経済的な負担を軽減できることです。
日本には公的介護保険という優れた保険制度があります。
公的介護保険のおかげで、介護サービスを原則1割負担で利用できますが、それでも介護に掛かる金銭的な負担がなくなる訳ではありません。
介護では介護用品を購入したり、さまざまな出費が出るのはもちろん、介護する人の時間も取られるため、収入が減ってしまうこともあります。
民間介護保険では保険金を一時金、もしくは年金形式で受け取れるため、介護をする時の出費の増加などに対応することが可能です。
保障範囲が広い
民間介護保険の2つめのメリットは、保障範囲が広いことも挙げられます。
民間介護保険は、公的介護保険よりも広い範囲を保障することが可能です。
たとえば、公的介護保険には40歳にならないと加入できず、また、64歳までは給付の対象が特定の疾病のみになっています。
一方で、民間介護保険ではどの年齢でも保障を受けることが出来るのです。
節税につながる
民間介護保険の3つめのメリットは、節税につながることも挙げられます。
介護保険は生命保険控除を受けることが可能です。
生命保険控除では最大4~5万円程度の控除を受けられるため、税金対策として保険に加入するのもおすすめになります。
民間介護保険の2つのデメリット
民間の介護保険には、もちろんデメリットも存在します。
ここでは、民間介護保険のデメリットを2つ紹介します。
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
保険料の負担が大きくなる場合がある
民間介護保険のデメリットとしてまず挙げられるのは、保険料の負担が大きくなる場合があることです。
当たり前ではありますが、民間介護保険では保険料を支払う必要があります。
手厚い保障を用意しすぎると、保険料の負担が大きくなってしまう場合もあるため注意が必要です。
ちなみに、民間介護保険では要介護認定されるなど、一定の状態になると保険料を払わなくて良い場合もあります。
要介護状態でも給付が受けられない場合がある
民間介護保険の2つめのデメリットは、要介護状態でも給付が受けられない場合があることも挙げられます。
これは保険会社の独自基準で給付条件を定めている場合に発生する場合があるデメリットです。
独自基準の介護保険に加入する時には、事前に給付条件についてきちんと確認しておく必要があります。
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介護状態とは、決して老後のことだけではなく、不慮の事故などでも介護状態になったりもします。
公的介護保険では保障されない年齢からでも、介護に備えられるのが民間の介護保険と言えます。
病気やケガと共に備えるのも良いですし、万が一の死亡などと併せて備えるのも良いでしょう。
おすすめの介護保険をいくつか紹介しましたので、参考にしてみて下さい。
おすすめの介護特約付き保険としては以下のようなものが挙げられます。
最後に、本記事のおさらいをします。
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