キャッシュレス化が進む現代において、生活に欠かせないクレジットカード、その支払方法の1つが「リボ払い」です。
一見すると利用者にとって便利に思える「リボ払い」が、借金地獄の原因になるといわれるのはなぜでしょう。
この記事では、リボ払いがやばいと言われる理由やリボ払いの借金解決方法、債務整理におすすめの法律事務所まで詳しく紹介します。
- リボ払いと借金には違いはない
- リボ払いは手数料が高くなかなか完済できない
- 借金を2〜3ヶ月延滞するとブラックリストにのってしまう
- 借金を解決するなら債務整理がおすすめ
- はたの法務事務所なら相談料・出張料が無料なので気軽に相談できる
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リボ払いの借金地獄を放置するのは非常に危険
結論からお伝えすると、リボ払いで借金地獄に陥っている方は非常に危険な状態です。
リボ払いは、気軽に利用できる反面、実態は借金と同じです。
この項では、リボ払いの借金地獄を放置するリスクについてご紹介します。
すでに借金地獄で返済できる見込みがない場合は、法律事務所に相談して、債務整理での解決を図りましょう！
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リボ払いと借金に違いはない
リボ払いの危険な点は、借金をしている意識が起きにくいことです。
リボ払いと借金は、違いがほとんどありません。
カードローンで借金をしたときと同じように利息が発生しますし、返済できなくなれば取り立てを受けるのも同じです。
しかし、リボ払いはインターネット上から簡単に申し込みでき、場合によってはクレジットカードの初期設定がリボ払いになっているケースもあります。
したがって、ローンを組んだときのように借金をした感覚が起きにくいですが、借金を抱えているのだと自覚した上で利用しましょう。
返済できないとブラックリストにのる
リボ払いの借金が返済できないと、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。
リボ払いの利用分の支払いが1日でも遅れると、クレジットカード会社から督促が行われます。
そのまま放置して2〜3ヶ月経つと、カードは強制解約となり、ブラックリストに載ってしまうのです。
ブラックリストに載ると、次のようなデメリットが生じます。
- ローンを組めない
- スマホなどを分割購入できない
- クレジットカードが使えない
- 賃貸契約できない可能性がある
- 保証人になれない
リボ払いの借金により、今後の人生に大きな影響を与えてしまう可能性もあるのです。
リボ払いで人生終了することもあり得る
リボ払いの借金が原因で、人生が破滅することも十分に考えられます。
リボ払いの借金を滞納し続けると、カードが強制解約され、利用残高を一括請求されてしまいます。
さらに、一括で支払えないと裁判となり、最終的には家や車、家財などの財産を差し押さえられてしまうことになるでしょう。
- 銀行預金
- 現金
- 給料等
- 債権
- 不動産
- 動産
さらに、借金を抱えているプレッシャーに加え、債権者からの督促も重なるため精神的に追い詰められ、正しい判断ができなくなる方も少なくありません。
借金が多いと不安に押しつぶされそうになってしまいますよね…。はたの法務事務所なら、何度でも無料相談ができるので、納得した上で債務整理を検討できますよ。
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リボ払いとは？
リボ払いとはクレジットカードの返済利用時の返済手段の1つで、利用残高に関係なく毎月の支払金額を一定にできる支払い方法です。
カード会社によっては、利用残高によって毎月の支払金額が変動する場合もあります。
ここでは、リボ払いに関して以下の内容で解説します。
- リボ払いの仕組み
- リボ払いの種類
- リボ払いと比較される分割払い
リボ払いの仕組み
リボ払いは、利用残高に関係なく毎月の支払金額をほぼ一定にし、利息を上乗せして返済する方法です。
クレジットカードの支払を一括でするのが厳しい場合には有効な返済方法で、使い過ぎて請求が不安な方もリボ払いなら毎月の支払金額が急に増えることもありません。
リボ払いは毎月の一定支払金額の中に利息が含まれている場合と、設定した支払金額に含まれず利息を上乗せして請求される場合があります。
毎月の一定支払金額に利息が含まれている場合は注意が必要です。
実際利用残高からどの程度返済できているのか見えにくく、正確な利用残高が把握できないこともあるので、リボ払いの追加利用は特に注意しましょう。
毎月の支払金額の設定が低いために元金が減らないという場合には、支払金額の増額を検討しましょう。
利用残高によって毎月の支払金額が変動すれば、利用額に見合った返済となり利用残高も減っていきます。
しかし、リボ払いの場合は利用残高に関係なく毎月の支払金額が一定であるため、利息が含まれたタイプで設定金額を低くすると利用残高の減りは少なくなります。
リボ払いの種類
リボ払いの支払方法には、カード会社によって2つの種類があります。
- 定額方式
- 残高スライド方式
それぞれの支払方法について解説します。
定額方式
定額方式とは、利用残高に関係なく毎月の支払金額をほぼ一定にできる返済方法のことです。
カード会社による違いはありますが、毎月の支払金額を前もって設定できます。
毎月の支払金額が、カード会社によって設定されている場合もあるので注意しましょう。
定額方式の例を挙げて説明します。
毎月の支払金額10,000円の場合、1月に10万円リボ払いを利用しても支払金額は10,000円、2月に追加で10万円利用しても2月の支払金額は10,000円のまま変わらない。
| リボ払い利用月 | リボ払い利用額 | リボ払い利用残高合計 | 支払金額 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 100,000円 | 91,233円 | 10,000円 |
| 2月 | 100,000円 | 183,591円 | 100,00円 |
| 3月 | 0円 | 175,854円 | 100,00円 |
リボ払いの場合は毎月支払時に15.0％程度の利息がかかり、一定の支払金額に含まれる場合と含まれず上乗せされる場合があります。
カード会社によって異なるため、リボ払い利用の際は事前に確認が必要です。
残高スライド方式
リボ払いの残高スライド方式とは、利用残高に応じて毎月の支払額が変動する返済方法です。
利用残高に応じた支払金額のため、次の月からいきなり支払金額が増える場合もある。
残高スライド方式の場合、カード会社によって利用残高に応じた毎月の支払金額が決められている場合が一般的です。
例えば残高スライド方式の場合、0〜10万円までのリボ払い利用残高は毎月の支払金額が5,000円。
利用残高が10万〜30万円までは毎月10,000円の支払金額で、30万〜50万円までが毎月の支払金額が15,000円となる。
このように利用残高によって、毎月の支払金額が増減する仕組みです。
残高スライド方式の場合も、毎月の支払金額に利息が含まれた場合と別である場合があるので事前にカード会社に確認しましょう。
リボ払いと比較される分割払い
分割払いは、クレジットカードでの利用額に対して支払回数を決めて返済する方法です。
2回までは利息がつかず、あとは支払回数が多いほど利息も多くなります。
リボ払いと決定的に違うのは、分割払いを選択したタイミングで支払回数が明確に決まること。
支払回数によって毎月の支払金額も決定し、リボ払いのような追加利用もできない。
一般的に利用残高が把握しづらく追加利用ができてしまうリボ払いよりも、支払回数も決まっている分割払いの方が借金地獄に陥る危険性は低くなります。
一括で支払えない場合には、リボ払いを選択する前に分割払いで対応できないか検討してみましょう。
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リボ払いで借金地獄になる原因
リボ払いは支払額が一定で管理しやすい支払方法ですが、以下の理由で借金地獄に陥りやすいといわれています。
- 利息がとても高い
- どれくらい借金しているのか把握できない
- 返済してもほとんど元金が減らない
- 借金している認識が薄れる
それぞれの理由について解説します。
利息がとても高い
リボ払いが借金地獄に陥りやすい原因として、ローンの中でも利息がとても高いことが挙げられます。
リボ払いの利息は、一般的に銀行のカードローンの上限と同じ15.0％の金利が発生しますが、特に注意したいのは毎月の支払金額の中に利息が含まれている場合です。
カード会社によりますが、毎月の一定支払金額に利息を上乗せした請求額であれば利用残高は減っていきますが、毎月支払う一定の金額の中に利息が含まれている場合は支払金額から利息が差し引かれます。
そのため、利用残高が減るペースが遅くなり、支払回数が多くなるので注意しましょう。
リボ払いの利息計算方法は以下のようになるのが一般的です。
利用残高 × 金利 ÷ 365(日) × 30(日)
＊1日当たりの利息を計算するために365(日)で割り、リボ払いを開始してから支払日までの利用日数（30日）をかけて利息を出します。
例として、一定の支払金額に利息が含まれる場合は次のようになります。
250,000円の利用残高で毎月の支払金額が10,000円の場合、利息は3,082円、支払額は6,918円になる。
毎月の支払金額の約3割が利息の支払になっているため、その分多くの回数を支払うことになるのです。
どれくらい借金しているのか把握できない
借金地獄になる理由として、どのくらい借金の額があるのかリボ払いの利用残高を把握しにくいということが挙げられます。
支払金額に利息が含まれるリボ払いでは、支払金額が利用残高に関係なく毎月一定で元金がなかなか減らないため、利用残高の把握が難しくなるのです。
参考までに、1月に30万円、2月に15万円利用して支払金額が1万円の場合について解説します。
| 月 | 利息 | 支払後の残高 |
|---|---|---|
| 1月 | 3,699円 | 293,699円 |
| 2月 | 5,546円 | 439,245円 |
上記のケースでは、2ヶ月で合計2万円支払っているにも関わらず、利用残高が10,755円しか減っていません。
返済してもほとんど元金が減らない
リボ払いの場合、借金を毎月支払っても元金である利用残高がなかなか減らないことも借金地獄になる原因の1つです。
毎月の支払金額の設定が少額であるため、利息の割合も高く利用残高はなかなか減らず、必然的に支払期間も長期化してしまいます。
毎月の支払額を増額する設定の見直しは、利用残高を減らす有効な手段のひとつ。
余裕のある月やボーナスが入る時には、一括返済や支払額の増額などで利用残高を減らせるタイミングとなるため検討してみましょう。
借金している認識が薄れる
リボ払いは、利用額に関係なく毎月の支払金額が一定なので、借金をしている認識が薄れてしまいます。
さらに、毎月の支払金額が少額設定の場合、返済の負担が少なくて済んでしまいます。
支払金額が一定でかつ負担が少ないと、返済に困らないかもしれませんが、いつの間にか借金であることの認識が薄れてしまうのです。
リボ払いが借金であることの意識が薄れると、利用残高を注意して確認しなくなるおそれがある。
利用残高を把握していれば、毎月の支払金額の設定見直しなど打つ手はあります。
しかし、借金という認識がないと利用残高の確認がおろそかになり、いつの間にか返済できないほど増えている状況に……。
リボ払いが、毎月利息の発生する借金であるという認識を持ちましょう。
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リボ払いする人の特徴
ここではリボ払いで借金地獄に陥りやすい人の特徴について解説します。
代表的なものとして以下のような特徴があります。
- 金銭感覚がおかしく金遣いが荒い人
- リボ払いの仕組みを正しく理解していない人
- 毎月の支払金額が少ない人
それぞれの特徴について解説します。
金銭感覚がおかしく金遣いが荒い人
借金地獄に陥りやすい人の特徴として、金銭感覚がずれていたり金遣いが荒かったりすることが挙げられます。
例えば、ギャンブルやブランド品に収入の多くをつぎ込むなど、金銭感覚がおかしくなっている人は、いつの間にか借金が膨らんでいくという状況に陥りがちです。
ギャンブルやブランド品にはまってしまう人は、一般的に借金をすることに抵抗がありません。
後先考えずに金を使い込んでしまう人も、計画性が乏しくリボ払いで借金地獄に陥りやすい特徴的なケースでしょう。
計画性がないため、リボ払いを安易に利用して返済できない程の借金となる場合が少なくありません。
リボ払いの仕組みを正しく理解していない人
リボ払いの仕組みを正しく理解できていない人も、借金地獄に陥りやすい傾向があります。
「リボ払いは危ない」とぼんやりわかっているにとどまり、どういう仕組みでどこが危険なのか正確に理解できている人はほとんどいません。
リボ払いの毎月の支払いに利息が含まれていることを知っていれば「完済までリボ払いの追加利用を控える」「利用残高によって設定金額を変える」など、早期返済に向けた対応が可能です。
リボ払いの仕組みを正しく理解できていなければ「毎月一定の支払金額は滞納していないから追加で利用しても安心」という都合のいい間違った認識を持つ場合もあります。
毎月の支払金額が少ない人
先述したようにリボ払いは毎月の支払金額が一定で返済管理がしやすいという特徴がありますが、返済の負担を減らすため毎月の支払金額を少なく設定すると利用残高がほとんど減りません。
このようなケースでは、「借金を返済している」という意識が薄くなるため、利用残高の把握が曖昧になりがちです。
40万円を毎月の支払金額5,000円で利用した場合の利息は「40万円 × 0.15 ÷ 365日 × 30日 = 4,932円」となり、利用残高は「5,000円 – 4,932円 = 68円」しか減らない。
リボ払いの利用残高によって支払金額の設定を変更しない人は、いつまでも返済が終わらず借金地獄に陥る危険性が高まるのです。
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リボ払いの借金を返済する4つのコツ
リボ払いを今のまま続けていても、完済できるのは当分先のことになるでしょう。
それまでに利息は信じられないほど膨れ上がり、負担が大きくなるので、そのまま返済を続けることはおすすめできません。
そこでこの項では、リボ払いの借金を返済するコツを紹介します。
- リボ払い設定を変更する
- 収支を見直す
- 一括払いに変更する
- できる限り繰り上げ返済する
リボ払い設定を変更する
クレジットカードの支払設定がリボ払いになっている場合、すぐに一括払いに変更しましょう。
そもそもリボ払いは、支払いが辛いときに一時的に返済額を抑えるための返済方式です。
常にリボ払いを設定していると、買い物のたびに手数料が発生してしまうため、手数料は非常に高額になってしまいます。
もしリボ払い専用のクレジットカードを使っている場合、通常のクレジットカードに乗り換えるしかありません。
収支を見直す
リボ払いの支払いが厳しくなっている場合、家計簿をつけて収支を見直しましょう。
返済できる金額を増やさないと、どんどん支払いが重なり、最終的には破綻してしまうためです。
まずは次のような固定費の見直しがおすすめです。
- 家賃
- 保険料
- 通信費
- 自動車の維持費
特に、保険料や通信費などは簡単に見直しできます。
他にも、動画サービスなどのサブスクリプションはできる限り解約しましょう。
一括払いに変更する
すでにリボ払いになっている支払いは、一括払いに変更しましょう。
リボ払いは毎月高額な手数料がかかりますが、一度にまとめて返済してしまえば何度も手数料を取られることはなく、大きく負担を抑えられます。
たとえリボ払い専用のクレジットカードであったとしても、支払いさえできれば一括払いにすることは可能です。
できる限り繰り上げ返済する
一括返済できない場合でも、できる限り繰り上げ返済を実施しましょう。
繰り上げ返済とは、毎月の最低支払額とは別に支払いを行うこと。
リボ払いは、借入元本に対して手数料がかかるので、早めに返済して元本を減らせば負担を抑えられます。
とはいえ、無理な返済は禁物です。
無理に返済すると、翌月以降返済できなくなって支払い遅れになってしまうので、計画性を持って返済しましょう。
リボ払いの借金地獄から抜け出す3つの方法
リボ払いを止めたとしても、借金がなくなるわけではありません。
リボ払いの賢い使い方を覚えたら、次は残された借金を完済する方法について紹介しましょう。
リボ払いの借金から抜け出すには、次のような方法があります。
- 低金利のローンに乗り換える
- 家族から援助してもらう
- 債務整理をする
低金利のローンに乗り換える
リボ払いより低金利のカードローンに乗り換えるのがもっとも簡単です。
リボ払いの手数料は、年率18.0％と高額です。
したがって、より金利が低いカードローンに乗り換えれば、利息の負担が減って支払いが楽になるでしょう。
| 低金利なカードローン | 金利（年率） |
|---|---|
| 楽天銀行スーパーローン | 1.9〜14.5％ |
| 三井住友銀行カードローン | 1.5〜14.5％ |
| みずほ銀行カードローン | 2.0〜14.0％ |
とはいえ、借り換えには審査が必須です。
借り入れが多すぎると、返済できなくなるリスクが大きいと判断され、借りられない可能性があります。
家族から援助してもらう
どうしても自力で返済できないなら、家族から援助してもらいましょう。
家族からお金を借りて返済を立て替えてもらえば、手数料や金利は一切かからないので、返済が長引いたとしても落ち着いて返済できます。
お金を借りる際は、身内でも借用書を書いておくのがおすすめです。
- 貸す側の名前
- 借りる側の名前
- 借りた金額
- 返済する金額・期限
- 借りる側の住所
恥ずかしくても、思い切って相談するようにしましょう。
債務整理をする
自力での返済が困難で、さらに家族からの援助も受けられない場合は、債務整理を検討しましょう。
債務整理とは、借金を合法的に減額・免除する手続きです。
債務整理には、次のような種類があります。
債務整理をすると例外なくブラックリストに載ってしまいますが、そのまま借金を放置するよりも良い結果を望めます。
リボ払いの債務整理は法律事務所への相談がおすすめ
リボ払いで借金地獄に陥った場合、解決方法として債務整理があります。
債務整理は、利息をカットできたり借金の大幅な減額ができたりする借金救済制度なので、ピンチの時はぜひ利用を検討しましょう。
リボ払いで債務整理を利用する場合には、個人で行わず法律事務所への相談をおすすめします。
- 取り立てを止められる
- 手続きを代行して進めてくれる
- 借金を大幅に減額できる可能性が高まる
- 周囲にバレることなく解決できる
それぞれおすすめの理由について解説します。
取り立てを止められる
リボ払いによって借金地獄に陥り返済が滞った場合、金融機関やカード会社から取り立てや督促などの返済催促があります。
しかし、弁護士などに依頼すれば、債権者に対して受任通知が送付され取り立てや督促から悩まされることがなくなります。
受任通知を受け取った債権者は、法律で取り立てが禁止されているからです。
和解成立まで催促はストップし、精神的なストレスから解放され新たな生活を考える余裕が生まれることでしょう。
手続きを代行して進めてくれる
債務整理は、債権者との交渉や各種書類作成など専門的な知識や経験を必要となるため、多少の費用はかかりますが専門家に任せた方が安心です。
また、債務整理の種類には、任意整理・個人再生・自己破産の3つあり、法律事務所に相談すれば最適な方法のアドバイスももらえます。
例えば、利息のカットや借金の大幅減額、住宅を残したい、とにかく借金をなくしたいなどそれぞれの希望に沿った形で債務整理方法を提案してもらえるので心強いでしょう。
ただし、法律の専門家であっても、債務整理の処理に通じているとは限らない。
したがって、債務整理の経験が豊富な法律事務所に相談することをおすすめします。
借金を大幅に減額できる可能性が高まる
借金を大幅に減額するためには、債務整理の専門的な知識と経験が欠かせません。
そもそも、専門家というだけで債権者は減額に応じやすくなるものです。
専門家の優れた交渉力は、素人とは比較にならないほど安心できるものでしょう。
専門的な知識がない場合、和解を債権者側に有利な条件で進められる可能性が高いのも法律事務所への相談をおすすめする理由です。
金利の再計算や借金減額など素人には困難な交渉となる。
専門家に相談すれば和解内容を有利に進められ、借金を大幅に減額できる可能性が高まります。
周囲にバレることなく解決できる
借金をすると債権者からの郵便物が会社や自宅に届くので、家族など周囲の人にバレるおそれがあります。
弁護士などの専門家が債権者に受任通知を出すと、請求書などの債権者からの郵便物はすべて弁護士あてに届きます。
そのため、家族などにバレるリスクが大幅に減るわけです。
また借金の減額交渉も専門家が代理するので、債権者自身が債権者と直接交渉する機会はなくなります。
借金トラブルを周囲に隠して解決したい場合は、専門家を代理人に立てるのが賢い方法だといえるでしょう。
リボ払いで借金地獄に陥ったときのNG行動
リボ払いで借金地獄に陥り、返済できなくなったとしても次のような行動はとらないようにしましょう。
- 借金を借金で返済する
- クレジットカードを現金化する
- 借りられないからと闇金を利用する
借金を借金で返済する
借金が支払えないとしても、新たに借金して返済するのは絶対に避けましょう。
借金を借金で返済する状態が続いていることを「自転車操業」といい、非常に危険な状態と言える。
自転車操業をしても、破綻するまでの期間が延びるだけで根本的解決にならない上に、最終的に支払う手数料が増えてしまいます。
とはいえ、一時的にお金が足りず、将来的に返済できる見込みがある場合は延滞を防ぐためにカードローンを使うのが有効です。
クレジットカードを現金化する
クレジットカードの現金化もおすすめできません。
クレジットカードの現金化とは、カードで購入したものを売却して、現金に換える行為のこと。
カードを現金化しても、受け取れる金額は少なくなってそんな取引になってしまいます。
さらに、カード会社の規約違反となり、カードを強制解約されてしまうリスクまであるので要注意です。
借りられないからと闇金を利用する
どこからも借りられなくても、闇金は絶対に利用しないようにしましょう。
闇金を利用すると、違法な高金利を取られたり、恐ろしい取り立てを受けたりするリスクがあります。
さらに、次のような被害も報告されています。
- 嫌がらせのFAXが大量に届いた
- 親宛に多額の請求をされた
- 指示通りに振込したら届かなくなった
審査が甘い、誰でも借りられるなどと記載されている業者は間違いなく闇金なので、甘い言葉に誘われないよう注意です。
リボ払いに関してよくある質問
- リボ払いが「危ない」といわれる理由はなぜでしょうか？
- リボ払いが「危ない」といわれるのは、簡単に追加利用できるため、どんどん利息が高くなり、なかなか元金が減らないからです。
元金が減らず支払期間が長期化すると、雪だるま式に借金が増えるおそれがあります。
- リボ払いの借金地獄から抜け出すための方法はありますか？
- リボ払いの利用残高を一括で返済するか、支払設定金額を大幅に増額することが借金地獄から抜け出すための方法です。
どうしても返済が無理な場合は、債務整理を検討するのも借金地獄から抜け出す手段の1つです。
- リボ払いを安全に利用するコツはありますか？
- リボ払いを安全に利用するには、利用残高を把握し追加利用を極力控えることです。
リボ払いで失敗する人は、利用残高を確認せず追加利用をして借金を増やしてしまいます。
リボ払いの利用残高を確認しておけば、利用残高が減らない場合に毎月の支払設定金額を変更するなど早めに手を打てます。
- リボ払いを利用すると、どんなメリットがありますか？
- リボ払いは、急な出費があった月もほとんど利用しなかった月も、支払金額が毎月一定なので、翌月の返済額が大幅に増えることはありません。
利用残高に関係なく毎月の支払金額がほぼ一定で、支払金額を管理しやすくなることが、リボ払いの唯一のメリットです。
- リボ払いを一回払いに変更することは可能ですか？
- 返済資金に困っているからこそリボ払いを利用するわけです。
したがって、一回払いに変更することは難しいでしょう。
借金返済を早期に終わらせたい場合には、繰上げ返済や支払額の増額などを利用するのが現実的です。
まとめ
リボ払いは計画的に利用すれば支払管理がしやすく便利な支払方法ですが、場合によっては借金地獄に陥る危険性も伴うため十分注意して利用を検討しましょう。
どうしてもリボ払いの借金が返済できない場合は、弁護士・司法書士に相談して、債務整理を検討しましょう。
- リボ払いと借金には違いはない
- リボ払いは手数料が高くなかなか完済できない
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