個人再生は借金を減額できる手続きで、再生計画が認められれば返済がグッと楽になる可能性がありますが、手続きは複雑で一般人が自力で行うのは容易ではありません。
弁護士や司法書士などの専門家に依頼するのが一般的ですが、どの法律事務所を選ぶべきか判断できず、迷っている人も多いのではないでしょうか。
多くの事務所は全国対応しており、地方にいても相談できますので、ぜひ参考にしてください。
- 相談料無料できて実績のある法律事務所がおすすめ
- 費用が高いまたは強引な法律事務所はおすすめできない
- 弁護士に依頼すれば手続きはほとんど一任できるため楽
- 弁護士に依頼すると費用がかかるなどのデメリットもある
本記事を監修した専門家
個人再生のおすすめ事務所ランキング12選【費用を比較】
借入経験がある方は、以下のとおりにあまり年収が高くない方も多いため、個人再生を依頼するならコストを抑えられる相談先がおすすめです。
参考元:JICC
個人再生にかかる費用を抑えたい方は、相談料から出張費用などが無料のはたの法務事務所がおすすめです。
相談した結果、個人再生ではなくよりデメリットの少ない任意整理のほうが適切と判断される可能性もあります。
- はたの法務事務所
- ひばり法律事務所
- 東京ロータス法律事務所
- 杉山事務所
- 渋谷法務総合事務所
- アース法律事務所
- ライズ綜合法律事務所
- Hana法務事務所
- サンク法律事務所
- ベリーベスト法律事務所
- 弁護士法人・響
- アヴァンス法務事務所
はたの法務事務所は相談料・着手金・出張費などが無料でコストを抑えられる
- 着手金が0円のため、失敗しても費用がかからない
- 報奨金の分割もOKのため、相談がしやすい
- 過払金・任意整理の実績や評価が高く、とにかくコストをかけずに過払い金請求したい方向け
- ただし、裁判まではできないため自己破産や個人再生など裁判が必要な場合は新たに弁護士を雇う必要があるため不向き
はたの法務事務所は、コストを抑えて債務整理手続きができることで当サイトでも人気No1の法務事務所です。
全国どこでも出張相談ができるほか、過払金調査費用も無料・初期費用となる着手金も無料と手厚いサポートが特徴と言えます。
個人再生は債務整理の中でもデメリットの多い手続きですが、はたの法務事務所の無料相談をすることで、よりリスクが少ない手続きを提案してもらえる可能性があります。
とにかくコストを抑えて債務整理がしたい方や、初めての債務整理でコストが不安な方もおすすめです。
事務所名 | はたの法務事務所 |
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業態 | 司法書士法人 |
電話番号 | 0120-732-023 |
対応業務 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:0円 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
任意整理の費用 | 相談料:0円 基本報酬:1社 22,000円〜 減額報酬:減額できた債務金額の11%相当額 |
過払金成功報酬 | 相談料:0円 基本報酬:0円 取り戻した金額の22% ※10万円以下の場合は14%+11,000円(計算費用) |
自己破産の費用 | 報酬:330,000円 ※少額管財事件の場合は220,000円〜が加算されます。 |
個人再生の費用 | 報酬:385,000円〜 ※再生委員に支払う費用として220,000円〜が加算されます。 |
\ みんなが選ぶ!当サイト人気No1 /
ひばり法律事務所は相談が何度でも無料なので安心感を持って手続きができる
出典:https://www.hibari-law.net/
- 債務整理専門弁護士との相談が何度でも無料!
- 累計1万件の債務整理対応という実績もあるので安心して相談できる。
- 緊急性に応じて即レスするスピード対応なので、手続きに時間をかけたくない方におすすめ!
- ただし、債務整理不可とされる闇金からの借り入れの場合は、お断りする場合がある。
ひばり法律事務所は、債務整理の依頼を扱うことが多く、これまでに数多くの借金問題を解決してきています。
以前は「名村法律事務所」でしたが、業務を充実するために個人事務所から弁護士法人になり、名前をひばり法律事務所に変更しています。
さらに、ひばり法律事務所は、弁護士が在籍しているので金額の大小に関わらず債務整理の相談ができ、手続きを行ってくれます。
他の法律事務所で断られてしまって困った場合、諦める前にぜひひばり法律事務所に相談してみてください。
ひばり法律事務所なら、すべての借り入れをまとめて依頼できます。また、1つの債権者からの借金額が多い人も受け付けてくれます。
事務所名 | ひばり法律事務所 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 050-3189-0296 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金:22,000円/1社(任意整理の場合) 過払金調査費用:0円 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 着手金:330,000円〜 報酬金:220,000円〜 実費:5,500円(1社あたり) その他、若干の諸手数料が発生します。 |
\相談料0円!何度でも無料!/
東京ロータス法律事務所は相談実績と経験豊富な弁護士が特徴的
- 1万件以上の相談実績があるので経験豊富な弁護士に相談したい方におすすめ
- 債務整理の相談は何度でも無料!
- 弁護士事務所の中でもトップクラスの料金体系なのでコストが心配な方も安心
- ただし、債務整理不可とされる闇金からの借り入れの場合はお断りする場合がある
東京ロータス法律事務所は、債務整理が得意な料金最安値クラスの法律事務所です。
特に任意整理は一番安く設定されており、通常では5万~10万円程度かかるところ、東京ロータス法律事務所は45,000円(税別)ほどです。
さらに、東京ロータス法律事務所は、過払金に関しての相談であれば何度でも無料相談可能です。
悩みがある方は一度、東京ロータス法律事務所の無料相談を利用してみるのがおすすめです。
最近では「初回相談のみ無料」とする法律事務所も多くありますが、通常、弁護士との相談は30分で5000円程度という料金設定がされています。
事務所名 | 東京ロータス法律事務所 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 0120-316-715 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 着手金:330,000円 報酬金:330,000円 諸費用:55,000円 ※住宅ローン督促がある場合は110,000円 |
休日対応もOK
\相談は何度でも無料!/
◎お申込みをすると、東京ロータス法律事務所から電話/メールが届きます。チェックをして相談を進めましょう!
杉山事務所は消費者金融が恐れる司法書士No.1に選ばれた司法書士事務所
出典:https://sugiyama-kabaraikin.com/
- 消費者金融が恐れる司法書士No.1
- 相談実績が月間3,000件以上
- 無料で出張相談も可能
- 初期費用(着手金)が0円
杉山事務所は、週刊ダイヤモンド誌が選ぶ「消費者金融が恐れる司法書士」で日本一に選出された司法書士事務所です。
毎月3000件以上の相談があり、毎月の過払い金回収額は5億円を超えるという実績を持っています。
過払い金診断や相談は無料で行ってくれますし、着手金も無料で、過払い金を取り戻せた時にだけ報酬が発生する点も安心です。
杉山事務所に依頼すると相談料や着手金が発生しないのはメリットです。
事務所名 | 杉山事務所 |
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業態 | 司法書士法人 |
電話番号 | 0120-066-018 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金:0円 過払金調査費用:0円 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 相談料:0円 手続費用:440,000円(住宅ローンなし) ※住宅ローンがある場合は550,000円 |
渋谷法務総合事務所はキャリア35年以上の経験がある司法書士が在籍している
出典:https://www.shibuya-houmu.com
- 相談料は無料
- 経験豊富なベテランが在籍
- 土日祝日も対応可能
渋谷法務総合事務所は、認定司法書士が在籍している法務事務所です。
キャリア35年以上のベテラン司法書士が在籍しているので、問題解決の面では安心できるでしょう。
相談無料なので、費用面で不安があっても利用ができます。
しかし、認定司法書士なので、1社あたりの負債金額が140万円を超える場合は依頼ができない。
出張相談や借金専用窓口でも相談可能です。
事務所名 | 渋谷法務総合事務所 |
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業態 | 司法書士法人 |
電話番号 | 0120-553-052 【借金専用相談窓口】 0120-871-244 0120-355-005 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 要問い合わせ |
\ 無料法律相談会も開催中!/
◎お申込みをすると、渋谷法務総合事務所から電話/メールが届きます。チェックをして相談を進めましょう!
アース法律事務所は元裁判官の弁護士が担当してくれる安心感がある
出典:http://earth-lawoffice.net/
- 元裁判官も担当した30年以上のキャリアのある弁護士が担当するので安心!
- 債務整理の受任実績は3,500件以上と豊富な経験から最適な方法を提案する。
- 出張面談を行っているので全国どこからでも債務整理を依頼可能!
- ただし、借金額や置かれている状況によっては、債務整理の方法が限られてしまう場合がある。
アース法律事務所は裁判官の経験だけでなく弁護士としてのキャリアも30年以上で、様々な案件に関わってきた豊富な実績と経験を活かして債務整理に当たってくれます。
また、債務整理に関する近年の裁判の運用や現状などにもとても詳しく、手続きの進め方などもスムーズなので、アース法律事務所の特徴と言えます。
個人再生や自己破産をする場合、裁判所で手続きを行わなければいけません。そのため、裁判官としての経験がある弁護士なら依頼しやすいです。
事務所名 | アース法律事務所 |
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業態 | 弁護士事務所 |
電話番号 | 03-6383-2430 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金:22,000円/1社(任意整理の場合) 過払金調査費用:0円 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 着手金:330,000円〜(住宅ローンなし) ※住宅ローンがある場合は440,000円〜 |
実績3,500件以上
\元裁判官の弁護士に任せられる/
◎アース法律事務所は全国対応かつ、いつでもメール相談を活用できるので、お急ぎの方でも安心して利用できます。
ライズ綜合法律事務所は何度でも相談無料
- 5万件以上の債務整理・過払金の実績があり、解決力がとにかく高い
- 何度でも無料相談をすることができ、契約前から相談しやすい
- 任意整理の完了後に借金返済の一本化ができ、返済管理を代行してもらえる
- 弁護士への依頼のため費用は安くはないが経験豊富な弁護士に任せたい人には非常におすすめ
ライズ綜合法律事務所は、債務整理や過払金請求問題の解決に長けている法律事務所です。
無料出張相談会を実施しているため、気軽に無料で相談できるほか、関東と関西どちらでも展開しているので、対面相談しやすいのがポイントです。
まずは相談からしてみたい人や、経験豊富な弁護士に任せたい人におすすめと言えます。
事務所名 | ライズ綜合法律事務所 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 0120-657-001 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金(1社あたり):55,000円〜(任意整理の場合) 着手金(残債務のない債権の調査、過払い請求):0円 法律相談料:11,000円(1時間以内)、(30分ごとに5,500円) 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 【住宅ローン特例を適用しない場合】 着手金:418,000円 再生委員費用:150,000円〜(非課税) 過払い金返還報酬(任意):返還額の22%相当額 過払い金返還報酬(訴訟):返還額の27.5%相当額 【住宅ローン特例を適用する場合】 着手金:528,000円 再生委員費用:150,000円〜(非課税) 過払い金返還報酬(任意):返還額の22%相当額 過払い金返還報酬(訴訟):返還額の27.5%相当額 その他、諸費用や弁護士が出張する場合は、別途出張旅行費や交通費が発生します。 |
土日も対応可能!
\無料・匿名で借金がいくら減るか診断/
ライズ総合法律事務所の公式サイトで
今すぐ借金減額シミュレーションする
Hana法務事務所はメール・電話での相談が何度でも無料
- 電話・メールでの相談は何度でも無料
- 全国3カ所に事務所がある
- 周りに知られることなく借金問題解決
- 対応後の支払いは分割払いでも可能
Hana法務事務所は、大阪を中心に全国に3カ所に事務所を設けている法務事務所です。
電話・メールの場合何度でも相談無料なので、納得するまで相談することができます。
相談はまだ勇気がない方は匿名でできる借金減額診断もあるのでそちらをおすすめします。
何度でも相談無料なので気軽に話すことができます
事務所名 | Hana法務事務所 |
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業態 | 司法書士法人 |
電話番号 | 06-7777-4576 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金:22,000円/1社(任意整理の場合) 過払金調査費用:0円 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 要問い合わせ |
サンク総合法律事務所は低コストかつアットホームな雰囲気で相談しやすい
- 対応は年中無休
- 費用負担が比較的軽い
- 相談のしやすさ
サンク法律事務所は、業界の中でも低コストで依頼ができることで人気な法律事務所です。債務整理だけでなく、法律に関する広い分野の案件を取り扱っているため、業界の知識に関してはトップクラスで信頼ができます。
また、女性弁護士も在籍しているので、男性には相談しにくいという女性でも利用しやすいです。
とにかくコストを抑えて債務整理がしたい方や、初めての債務整理でコストが不安な方もおすすめです。
事務所名 | サンク総合法律事務所 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 0120-281-739 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 |
個人再生の費用 | 要相談 |
ベリーベスト法律事務所は裁判まで一貫して依頼したい方向け
- 相談は24時間・365日いつでも対応可能
- 1ヶ月に回収件数853件、回収金額21憶5556万円という豊富な実績
- 北海道から沖縄まで全国49の拠点があるため地方の人でも安心
- ただし、284人の弁護士数(国内6位)もの所属している故、弁護士には当たり外れがある
ベリーベスト法律事務所は、24時間365日対応なことが特徴の弁護士事務所です。
ベリーベスト法律事務所の魅力として、全国対応であることが挙げられます。
北海道から沖縄まで全国に49の拠点があるため、住んでいる場所に関係なく気軽に相談が可能です。
また、この事務所の魅力として、過去の相談実績が豊富なことも挙げられます。
2011年2月から2021年6月までで24万件以上の相談件数を誇る経験豊富なベテラン事務所なので、まずは相談してみるのがおすすめです。
過払い金の回収で多くの実績があるため、過払い金請求・債務整理の相談におすすめの事務所と言えます。
事務所名 | ベリーベスト法律事務所 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 0120-666-694 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 |
個人再生の費用 | 基本報酬:495,000円(住宅ローンなし) ※住宅ローンがある場合は605,000円 成功報酬:0円 事務手数料:44,000円 ※事務手数料は別途裁判所再生委員等への納付が必要になることがあります。 |
弁護士法人・響は初期費用無料で分割払い対応している
出典:弁護士法人・響
- 何度でも相談可能
- 初期費用無料+分割払いOK
- 24時間365日対応可能
弁護士法人 響は、債務整理だけでなく税理士・社労士・行政書士などあらゆるジャンルの専門家を束ねる『響グループ』が運営する、大手法律事務所です。
大手の法律事務所なので、弁護士+スタッフが専任で担当をしてくれるなど、手厚いサポートが人気です。
相談は何回でも無料なので、知識ゼロでも安心して依頼ができます。
事務所名 | 弁護士法人・響 |
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業態 | 弁護士法人 |
電話番号 | 0120-205-376 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 |
個人再生の費用 | 【住宅ローンなし】 着手金:330,000円〜 報酬金:220,000円〜 【住宅ローンあり】 着手金:330,000円〜 報酬金:330,000円〜 |
アヴァンス法務事務所は親身になって相談に乗ってくれる
出典:アヴァンス法務事務所
- 債務整理後の生活も考えて、債務整理の計画を立ててくれる
- 24時間スマホで進捗を確認できる
- 女性スタッフが対応する女性専用窓口がある
アヴァンス法務事務所は、債務整理について無料で相談したい方におすすめの司法書士事務所です。
アヴァンス法務事務所は長年相談に乗ってきていて、相談実績は23万件を超えています。
経験豊富な司法書士事務所なので、安心して相談することができます。
また、女性スタッフが対応する女性専用窓口が設置されているので、その点が他の司法書士事務所と比べておすすめな特徴です。
他の事務所で男性の相談員とうまく行っていない女性には特におすすめです。
また、男性でも親身になって相談に乗ってくれるので、少しでも相談するのに怖さがある方は男性でもすごくおすすめです。
事務所名 | アヴァンス法務事務所 |
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業態 | 法律事務所 |
電話番号 | 0120-316-715 |
匿名相談 | ◎ |
初回相談料 | 0円 |
相談費用 | 着手金・過払金調査費用:事案ごと 法律相談料:0円 出張相談費用:0円 |
個人再生の費用 | 費用:418,000円 ※住宅資金等別条項を利用する場合は473,000円 予納金・申立印紙代:40,000円 |
個人再生に強い弁護士・司法書士の選び方
個人再生の手続きに対応している事務所は多くあります。
費用だけではなく口コミや債務整理の実績を確認してから選ぶことで、より個人再生に失敗する確率を減らせるでしょう。
ここでは、個人再生に対応した事務所のおすすめの選び方をご紹介します。
費用がリーズナブル
おすすめの弁護士・司法書士事務所の特徴は、費用がリーズナブルなことも挙げられます。
個人再生の手続きは相談料や出張料、着手金などの費用が発生します。
個人再生を弁護士や司法書士事務所に依頼する際は、相談料や出張費が無料の事務所を選ぶことで個人再生にかかる費用を抑えることが可能です。
個人再生の費用は50万円〜80万円が相場のため、費用相場を意識してできるだけリーズナブルな事務所を選びましょう。
費用は事務所によって大きく変わってきますが、安すぎても対応が丁寧でない可能性があります。費用と対応は相談の時にしっかり確認しておきましょう。
弁護士や司法書士の法律相談は、原則として有料のサービスです。しかし、借金に関する相談は無料で受け付けている事務所が増えています。相談が無料かどうかは、事前に確認しておきましょう。
以下の表では、相談料が無料で出張費用や個人再生の費用を節約できる事務所をまとめているのでぜひ参考にしてください。
法律事務所 | 相談料 | 出張費 | 個人再生の費用 |
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はたの法務事務所 | 無料 | 無料 | 報酬:385,000円~ 再生委員に支払う費用は220,000円〜 |
東京ロータス法律事務所 | 無料 | 別途費用あり | 着手金:330,000円 基本料金:330,000円 諸費用:55,000円 住宅ローン特則がある場合:110,000円 |
杉山事務所 | 無料 | 無料 | 基本料金:440,000円(住宅ローンなしの場合) ※住宅ローンがある場合は550,000円 |
アース法律事務所 | 無料 | 要問い合わせ | 着手金:330,000円(住宅ローンなしの場合) ※住宅ローンがある場合は440,000円〜 |
特に、はたの法務事務所は相談料や出張費用が無料で、個人再生にかかる必要を全体的に抑えることができます。
まとまった費用が用意できない場合は、着手金が無料または分割払いの事務所を選ぶとよいでしょう。
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債務整理の実績が豊富
一言で法律事務所と言ってもさまざまな得意分野があるので、債務整理におすすめの法律事務所を選ぶと良いでしょう。
個人再生の手続きは複雑で、時に債権者との交渉が必要になるケースがあるためです。
債務整理の実績が豊富でない法律事務所を利用すると、手続きに失敗する、またはトラブルになるリスクがあります。
債務整理の実績は、ホームページから確認することもできます。
ホームページなどで宣伝をしていない事務所の中にも、過払い金返還請求や債務整理の実績が豊富なところは数多くあります。しかし、実績が分からないまま依頼すると、当たり外れが大きくなります。できる限り、実績が明らかな事務所に依頼する方が無難です。
口コミで評判が良い
法律事務所に依頼する前に、口コミをチェックしましょう。
いくら費用が安くても、対応が悪かったりきちんと話を聞いてくれなかったりする法律事務所も存在するからです。
口コミを確認しておけば「態度が悪かった」「不快な気分にさせられた」などの体験談を見られるので、いまいちな弁護士にあたるのを防げます。
対応業務や実績、費用だけで良い法律事務所と判断することはできないので注意しましょう。
例えば、はたの法務事務所では次のような口コミが寄せられていて、評判の良い法律事務所だとわかります。
別の事務所に相談しても、しきりに自己破産を勧められとても困惑していました。
返済していく意向は強かったので、他の事務所にも相談してみようと思い、はたのさんに相談しました。
任意整理で解決していくお金の捻出は困難と判断され
個人再生という方法を提案して下さり、私の意向も取り組んだ形で解決して下さいました。
自己破産は避けたく、相談に乗ってもらいました。
住宅ローン以外の借金だけでも1500万円以上の多重債務に陥っていました。
家族のためにも住宅は維持したいというご意向から、個人再生を進めることにしました。
しかしながら、個人再生の再生計画返済中、退職を迎えることになり「継続的な収入の見込」に疑義が生じる点がありました。
幸いにも成人を迎えた子供がいましたので同人の援助を付ける形で再生計画は承認される運びになりました。
相談前と比較すると安定した生活を送れており返済も進んでおります。
評判で法律事務所を選ぶなら、まずははたの法務事務所で無料相談を受けてみると良いでしょう。
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口コミで評判を調べる際には、Googleマップなどオープンなサイトを利用するのがおすすめです。なぜなら、特定の法律事務所に掲載されている「お客様の声」などは、良い口コミのみをピックアップしている可能性があるからです。
休日にも柔軟に対応してくれる
おすすめ弁護士・司法書士事務所の特徴としては、休日対応・匿名郵送などにも柔軟に対応してくれることも挙げられます。
匿名郵送とは書類を家族にバレないように郵送してくれるサービスのこと。
特に忙しい方は、休日にも対応してくれる弁護士・司法書士事務所のほうが個人再生をスムーズに行いやすいでしょう。
裁判所や貸金業者から直接郵便物が郵送された場合、家族に怪しまれて借金がバレてしまう場合があります。
その点、匿名郵送であれば裁判所や貸金業者からの郵便物を事務所が一度預かり、自分だけが事務所からのものだとわかるような形で郵送してもらえるのです。
債務整理に強い弁護士事務所の条件は実績が有るかどうかになります。また報酬が安く土・日・祝日でも対応をしてくれる弁護士事務所であれば尚更おすすめできると言えるでしょう。
弁護士の事務所へ何度も打ち合わせに通う必要は基本的にありません。そのため、休日対応についてはさほど重視する必要はないでしょう。ただ、土日・祝日が休みの事務所でも、事前に連絡すれば対応してくれる可能性はあります。
カウンセリングが丁寧
実際に無料の借金相談を受けてみて印象を確かめることも大切です。
個人再生はメリットばかりでなく、ブラックリストに乗るといったデメリットも存在します。
デメリットを全く話さず、個人再生の利点ばかりを話して無理やり契約させようとしてくる場合、後々トラブルに陥る可能性が高いでしょう。
デメリットについてきちんと話してくれる法律事務所なら、誠実な対応が期待できます。
法律相談の際には、疑問に思うことや不安に感じることを遠慮なく弁護士・司法書士に伝えてください。弁護士・司法書士の対応が雑な場合は、依頼するのを控えた方がよいかもしれません。
個人再生でおすすめできない法律事務所の特徴6選
個人再生に関するトラブルは発生することが多数あるそうです。
トラブルに巻き込まれないためにも、悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴や見分け方を必ず確認しましょう。
悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴は主に以下の6つです。
それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
高額な報酬を請求される
個人再生の悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、高額な報酬を請求されることも挙げられます。
依頼した時に説明された費用の他に、手数料が上乗せされて高額の報酬を請求してくるのです。
特に、費用について明確に教えてくれない事務所には注意しましょう。
なお、この手口は過去に問題になった時に日本司法書士会連合会、日本弁護士連合会で上限費用の方針が定められたため、現在は減っています。
費用については、相談時に見積もりをとり、依頼時には契約書に基づき明確に説明してくれるかを確認しましょう。見積もりを教えてくれなかったり、契約書を作成しなかったりする事務所への依頼は避けた方が無難です。
司法書士や弁護士が担当しない
個人再生を行う悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、司法書士や弁護士が担当しないことも挙げられます。
つまり、弁護士や司法書士の資格を持っていない人が相談や受任を行うのです。
資格を持っていない人が受任などを行うのは違法であり、依頼すると思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
本物の弁護士かどうか調べるには、日本弁護士連合会のHPにある「弁護士検索」を利用してください。
全国の弁護士と所属弁護士会を検索して、氏名や法律事務所の登録内容を確認することができ、登録されていない人物は弁護士ではありません。
依頼後の事務処理を弁護士・司法書士ではなくスタッフが行うのは、一般的なことです。
その場合でも、疑問や不安を感じた場合は、遠慮なく弁護士・司法書士との面談や対話を求めてください。
他の事務所の悪口を言う
個人再生を行う悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、他の事務所の悪口を言うことも挙げられます。
悪徳な弁護士・司法書士事務所の中には、他の事務所で契約しないように、悪口を言って自分の事務所で契約させようとするところもあります。
恐怖で依頼者を縛ることでしか依頼をしてもらえないという証拠なので、このような弁護士・司法書士事務所には近づかないようにしましょう。
良くも悪くも、弁護士・司法書士が他の事務所の評判を話すことは、相談者から聞かれない限りまずありません。問題を解決するために何の必要性もないからです。
勧誘がしつこい
個人再生を行う悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、勧誘がしつこいことも挙げられます。
悪徳弁護士・司法書士事務所は「今すぐ個人再生をするべき」などと、しつこく勧誘してくる場合があります。
逆に言えば、しつこく勧誘しなければ依頼してもらえないほど評判が良くないのが理由です。
評判の良い事務所はただでさえ多忙なので、しつこく勧誘することはありません。相談しても依頼するかどうかは自由なので、しつこく勧誘を受けた場合はきっぱりと断って問題ありません。
相談しただけなのに依頼したことになっている
個人再生を行う悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、相談しただけなのに依頼したことになっていることも挙げられます。
悪徳事務所の場合にはただ相談しただけなのに、費用を要求されることがあります。
個人再生の流れを弁護士・司法書士に確認することが重要です。
もし、委任契約を結んでいないのに報酬を請求されても、支払い義務はありません。そのような場合は、信頼できる弁護士に相談して対応した方がよいでしょう。
手続きが放置される
悪徳弁護士・司法書士事務所の特徴としては、手続きが放置されることも挙げられます。
得られる報酬が少ない場合には事務所側はメリットが少ないと感じ、個人再生手続きを後回しにする可能性があるのです。
放置されているようであれば早めに依頼をキャンセルしましょう。
弁護士・司法書士の事務所は数多くの事件を抱えているので、悪徳事務所でなくても数ヶ月ほど待たされることは多々あります。処理が遅いと感じたら事務所に連絡し、進捗を確認しましょう。それでも一向に手続きが進まない場合は、依頼をキャンセルした方がよいかもしれません。
個人再生を弁護士・司法書士に依頼する4つのメリット
個人再生は自分でも行えますが、手続きは複雑で失敗する可能性も決して低くはないため、弁護士・司法書士に依頼するのがおすすめです。
弁護士・司法書士に依頼すると、次のようなメリットがあります。
金融機関からの督促がすぐ止まる
弁護士や司法書士に依頼すると、その日のうちに債権者からの督促が来なくなります。
個人再生を専門家に依頼すると、債権者に対して弁護士や司法書士が担当したことを通知するための「受任通知」という書類が送付されるためです。
受任通知を受け取った債権者は、債務者に連絡することを禁止されるため、督促を受けることなく落ち着いて手続きに着手できます。
自宅や会社に督促が来て、借金のことがバレてしまう事態も防げるので、督促に悩まされている人はまず相談してみましょう。
申立の手間を減らせる
弁護士や司法書士に依頼すれば、申立までの手間を大幅に削減できます。
個人再生では裁判所への申立が必須なので、用意しなければならない書類が多く、自力で進めるのは困難です。
- 申立書(兼陳述書)
- 債権者一覧表
- 財産目録家計収支表
- 直近2か月分個人再生添付書類一覧表
- 個人再生手続チェックリスト
専門家に依頼すれば、上記書類はほとんど代理で作成してくれるため、あとは指示に従って資料を集めるだけです。
成功率が高くなる
弁護士に依頼すると、個人再生の申立が成功する可能性が高くなります。
弁護士や司法書士は債務整理に関する知識・経験を持っており、交渉を有利に進めてくれるためです。もし債権者が反対したとしても、手続きが有利に進むように手配してくれます。
特に個人再生の場合、債権者との交渉が必要になるケースもあるため、弁護士がいれば心強いでしょう。
司法書士は書類作成のみで、債権者との交渉は請け負うことができませんが、費用を安く抑えられるという違いがあります。
個人再生以外の解決方法が見つかる可能性がある
もしかしたら、個人再生以外に借金を解決する方法が見つかるかもしれません。
債務整理には、個人再生以外にも次のような手続きがあります。
特に、任意整理は個人再生よりも費用を安く抑えられる上に、特定の借金のみ整理の対象にすることが可能です。
どの手続きでもブラックリストに載ってしまうというデメリットだけは変わらない。
デメリットを抑えられる可能性もあるので、一度は専門家に相談しておくべきでしょう。
個人再生を弁護士・司法書士に依頼する2つのデメリット
個人再生を弁護士や司法書士に依頼すれば、より確実に手続きを進められます。
とはいえ、次のようなデメリットもあることを知っておきましょう。
弁護士費用がかかる
当然ですが、専門家に依頼すると費用がかかります。
個人再生は裁判所に申立を行うため、申立費用なども含めて費用が高額になりがちです。
具体的な費用は、以下の通りです。
依頼先 | 金額 |
---|---|
弁護士 | 50万円〜60万円程度 |
司法書士 | 20万円〜30万円程度 |
とはいえ、自分で手続きを進めて申立失敗しては元も子もありません。
費用が支払えなくても、分割払いにできるケースがほとんどですので、まずは相談すべきです。
担当者と合わない可能性がある
弁護士や司法書士は法律のプロですが、必ずしも対応が良いとは限りません。
たとえば、法律事務所の口コミなどを確認すると、次のような意見も散見されます。
- 態度が威圧的
- 意見を押し付けてくる
- 話を聞いてくれない
- 返事が遅い
親身になって対応してくれるかどうかは、カウンセリングの段階である程度わかります。
したがって、まずは無料相談を受けてみて対応が良くないと感じたら、法律事務所を変えると良いでしょう。
個人再生を弁護士に依頼する流れ
個人再生を弁護士に依頼する際は、次のような流れになります。
- 法律事務所に問い合わせる
- 相談を受ける
- 納得したら契約
- 書類を収集する
- 裁判所に申立をする
- 履行テストを開始する
- 再生計画案を提出する
- 債権者集会が行われる
- 再生計画が認可される
個人再生にかかる期間は1年〜1年半程度です。
司法書士の場合、書類の収集から作成まで代行可能ですが、申立や再生計画の提出は自身で行う必要があります。
個人再生の費用が払えないときの3つの対処法
個人再生の費用がどうしても払えない場合、次のような方法で対処しましょう。
法テラスに相談する
費用が払えない場合、法テラスに相談しましょう。
法テラスとは、法的トラブルについて相談できる公的機関で、借金問題についても相談可能です。
法テラスでは、経済的にゆとりがない人のために「民事法律扶助」を利用でき、弁護士費用を立て替えてもらえる可能性があります。
とはいえ、民事法律扶助の利用には審査があり、どうしても期間がかかる上に、自分で弁護士を選べません。
上記のデメリットが気になる場合、法律事務所に相談した方が良いでしょう。
費用を分割払いにする
法律事務所に相談して、費用を後払いにしてもらう方法があります。
債務整理の依頼者はほとんどが金銭的に困窮しているため、その事情を汲んで、多くの事務所では分割払いに対応しています。
分割回数などは事務所と相談になる。
分割払いができるのは、依頼者が将来的に返済できるだけの収入を持っている場合のみです。
とはいえ、まったく支払いができなくても自己破産を選択できる可能性があるので、まずは相談してみましょう。
司法書士に依頼する
司法書士に依頼すれば、費用を抑えられます。
司法書士は弁護士と違い、書類作成業務しか代行できませんが、代わりに費用が安い傾向にあるためです。
書類作成のみとはいえ、裁判所とのやり取りなどのサポートは行ってくれるため、自分一人で手続きするよりは確実でしょう。
また、自己破産とは違い、裁判官との面談などもなく書類作成のみで十分なケースも少なくありません。
個人再生でやってはいけないこと5選
個人再生は弁護士や司法書士に依頼すれば、高確率で成功させることができます。
ただし、専門家に依頼した場合でも、次のような行為を取ると手続きが進まなかったり再生計画が認められなかったりするリスクがあります。
指示された通りに資料を集めない
個人再生の依頼後は、弁護士や司法書士の指示通りに資料を集めましょう。
必要書類の多くは作成を代行してもらえますが、本人でないと用意できない資料が必要になる場合も多いです。
場合によっては、非協力的な態度を取ったとして依頼を断られてしまうケースもあります。
いくら法律のプロとはいえ、依頼者の協力なしで手続きを成功させることはできません。
虚偽の申告をしない
持っている財産や借金の状況について、虚偽の申告をしないようにしましょう。
個人再生では、保有している財産に応じて取るべき手続きが変わるため、虚偽の申告をしたことがわかると手続きを進められません。
裁判所から再生計画が認められなくなってしまうでしょう。
弁護士・司法書士や裁判官、さらに個人再生委員に対して嘘の情報を伝えることは避けましょう。
新しく借り入れしない
個人再生の手続き中は、借り入れをしてはいけません。
支払いができないにもかかわらず借金をすることは、返済意思がないと判断され、悪質だとして再生計画が認められない可能性があるためです。
確かに、個人再生では借金が多ければ多いほど減額できる金額が増えます。
しかし、だからと言って新しく借り入れして生活費に充てたりするべきではありません。
特定の債権者にのみ返済しない
特定の債権者にのみ返済する行為は避けましょう。
個人再生や自己破産においては、原則として全ての債権者を平等に扱う必要があるためです。
特定の債権者にのみ返済することは「偏頗弁済」とされ、悪質な行為だとみなされてしまいます。
偏頗弁済を行うと、申立が認められなくなったり弁済額が増えたりするリスクがあるため、結果的に不利に働いてしまうのです。
履行テストに備えておく
履行テストとは、個人再生の手続きにおいて、支払いができるかどうかをテストするものです。
履行テストに失敗すると、再生計画が認められなくなる可能性が高いです。
個人再生では、手続き完了後も支払いを続ける必要があるので、申立人にきちんと返済能力があるのか調査する目的で実施されます。
履行テストでは、個人再生委員によって専用口座が用意され、毎月期日までに指定された金額を振り込まなければなりません。
履行履行テストの毎月の支払額は、再生計画で決められた毎月の弁済額となるため、申立人によってそれぞれ異なります。