おすすめのタレントマネジメントシステム18種を比較紹介します!タレントマネジメントシステムは、従業員に関する情報を集約し、人材育成や適正配置に役立てる人事部向け管理サービス。本記事ではタレントマネジメントシステムのメリット・デメリット、選び方も解説していくので参考にしてみてください。
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目次
タレントマネジメントシステムとは?機能や種類
タレントマネジメントシステムとは、個人情報・個性、スキル、才能などの従業員に関する情報(タレント)を集約し、全社的に共有することで人材育成や適正配置に役立てる人事部向け管理サービスのひとつです。
企業内の人材を最大限に活用し、組織の競争力強化に力を発揮します。また従業員にとっても、自分の能力を正確に把握して、適切な部署に配置してもらえるため、働きやすくなることが期待できるでしょう。
タレントマネジメントシステムの種類
タレントマネジメントシステムの種類には、大きく分けて、単独型と総合型の2種類があります。
- 単独型:
従業員の個性、スキル、才能などの情報のみを扱うシステム。勤怠・給与管理などは行わず、タレントマネジメント機能のみを利用できればよい場合に用いられる。 - 総合型:
従業員のタレント情報に加えて、勤怠・給与・人事などに関する情報も一元的に管理したい場合に利用されるシステム。
基本機能
タレントマネジメントシステムは、サービスによってさまざまな機能を有しています。そのなかでも、以下は基本機能として搭載が多いものです。
スキル・経験などの情報管理・検索機能 | 従業員のスキルや経験、知識、やりたいと思っていること、適正診断の結果、行動特性、考え方などの情報を管理。検索も可能。 |
分析・レポート出力機能 | 上記の情報を分析・アウトプットし、適切な人材のピックアップや配置をしやすくする。採用が必要な人材像や、将来的に不足する人材を知ることも可能。 |
目標管理・育成計画機能 | 個人やグループ単位で、目標管理と人材育成計画を作成・運用。PDCAを適切に回し、成果につながる人材管理を実施。 |
後継者管理機能 | 後継者・リーダーを必要とするポジションの抽出と、その人材が適切に機能しているか、次の候補者を管理。 |
コンピテンシー分析機能 | ハイパフォーマーの行動特性の分析を行い、自社で活躍する人材像を明確化。採用や育成の方針立てに役立つ。 |
タレントマネジメントシステムと人事システムの違い
タレントマネジメントシステムは、人事管理などの業務を効率化する「人事システム」と混同されがちですが、人事システムは従業員の氏名や連絡先、勤怠や給与などあくまで社員のデータを包括的に管理するものです。
それに対し、タレントマネジメントシステムは従業員のスキルや個性、経験、研修受講歴などの従業員の資質的情報も含み、それらを視覚化して戦略的な人材育成や配置を行うシステムです。
このように、人事システムとタレントマネジメントシステムでは扱う情報や機能が大きく異なります。
タレントマネジメントが注目される理由
そもそもタレントマネジメントとは、従業員の個人情報や能力・スキルなどのデータを一元管理・分析し、人材育成や人材配置を戦略的に行うことで、経営戦略に役立てるマネジメント手法のことです。
タレントマネジメントが注目される理由は、大きく分けて以下の3点です。
環境の変化が激しい現代社会への適応
現代社会は、新規参入や価値観の変化など、環境の変化が非常に激しくなっています。
オンラインで多くの情報が行き交い、トレンドの移り変わりも早いため、一度市場での高いシェアを獲得したとしても安心はできません。
そのため、環境の変化に柔軟に対応できる人材が求められ、適材適所の人材配置にはタレントマネジメントが必要になります。
人的資本経営志向の高まり
近年では、従業員一人ひとりのスキルや経験、イノベーションへの意欲などを企業の資本と捉え経営へフル活用する「人的資本経営」の考え方が浸透してきています。また、2023年3月期決算より上場企業4,000社を対象に人的資本の開示義務も始まりました。
この人的資本経営の概念を企業運営に落とし込むには、従業員それぞれがもつ特色を把握・分析することが欠かせません。
そのためタレントマネジメントシステムは、人的資本経営を行いたい企業にぴったりのツールといえ、注目を集めています。
多様性の尊重
現在はさまざまな雇用形態や働き方、異なる考え方、価値観をもつ人が存在する「多様性」を尊重される時代となっています。
そのため企業は多種多様な人材を尊重し、個人個人の特色を経営に生かすことが必要です。長期的な成長のためには、人材を適所に配置することが求められています。
タレントマネジメントシステムの選び方・比較ポイント
タレントマネジメントシステムは、自社に必要な機能をもったシステムを選ぶことで、最大限の力を発揮します。
以下ではタレントマネジメントシステムの上手な選び方について解説していくので、参考にしてみてください。
初期費用や運用コストはいくらか
タレントマネジメントシステムは導入と運用のコストがかかります。プランや利用人数などで料金が変化する場合が多いため、導入前に見積もりを確認しておきましょう。
なお見積金額については、サービスの問い合わせフォームを上手に活用することをおすすめします。
自社に必要な機能は備わっているのか
タレントマネジメントシステムに搭載されている機能は、製品によりさまざまです。例えば、以下のような機能が搭載されています。
- 人材管理データベース(スキル・経験・資格など)
- キャリア管理機能
- 要因管理機能
- 人事評価機能
- 診断機能
- 分析機能など
製品によって搭載されている機能は異なるため、自社に必要な機能が備わっている製品を選ぶことをおすすめします。
導入前に自社が実現したいことを明確化し、タレントマネジメントシステムに求める機能を把握しておくとよいでしょう。
自社が使っているシステムとスムーズに連携ができるか
タレントマネジメントシステムは、初期費用と運用コストを考えると、かなりの費用がかかります。
費用を無駄にしないためにも、自社で運用している人事システムとの連携がスムーズにできるかを確認しておきましょう。
連携できないシステムを導入してしまった場合、導入時の負担が大きくなり、最悪の場合は費用を無駄にしてしまう恐れもあります。
サポート体制は整っているか
タレントマネジメントは専門的な管理手法であり、それに伴った知識が必要です。自社のタレントマネジメントに対する知識が不十分な場合は、サポート体制が整っているかどうかもチェックしましょう。
導入前だけでなく、導入後も継続的にサポートを受けられるかも、システムを有効的に活用するためには必要な指標です。
製品の中には、タレントマネジメントのセミナーやコンサルティングを実施してくれるものもあります。
おすすめのタレントマネジメントシステムの比較一覧表
ツール名 | 初期価格(税込) | 月額価格(税込) | 無料トライアル |
CYDAS | 要問合せ | 要問合せ | ー |
スマカン | 要問合せ | 50,000円(税要確認)〜 | ◯ |
カオナビ | 要問合せ | 要問合せ | ◯ |
ヒトマワリ | 0円 | スタートプラン22,000円(税込)〜
スタンダードプラン66,000円(税込)〜 | ー |
タレントパレット | 要問合せ | 要問合せ | デモンストレーション・体験版 |
あしたのクラウド | 要問合せ | 要問合せ | ◯ |
ジョブスイートタレンツ | 150,000円(税要確認) | 50名プラン30,000円(税要確認)
200名プラン80,000円(税要確認) 500名プラン150,000円(税要確認) | ー |
クレクタ | 要問合せ | 要問合せ | ー |
SUZAKU | 要問合せ | 要問合せ | ー |
スキルナビ | 要問合せ | 要問合せ | ー |
One人事 タレントマネジメント | 要問合せ | 要問合せ | ◯ |
HRBrain | 要問合せ | 要問合せ | ◯ |
sai*reco | 要問合せ | 220円(税要確認)/人〜、要問合せ | ◯ |
SAP Success Factors | 要問合せ | 要問合せ | ー |
Workday | 要問合せ | 要問合せ | ー |
COMPANY | 要問合せ | 要問合せ | ー |
HRMOSタレントマネジメント | 要問合せ | 要問合せ | ◯ |
WiMS/SaaS人事考課システム | 要問合せ | 要問合せ | |
【単独型】タレントマネジメントシステムおすすめ比較10選
単独型のおすすめのタレントマネジメントシステムを紹介していきます。
CYDAS
CYDASのポイント
- 従業員の貢献を明らかにする
- 動的データも従業員に入力を促す
- 組織の課題状況を可視化する
『CYDAS』は、株式会社サイダスが提供するタレントマネジメントシステムです。日報機能で毎日の成果を共有可能。従業員の組織への貢献を明らかにして、個人の働きがいをつくります。
また、一人ひとりの意思や価値観、異動希望などの変動しやすい動的データの入力を促し、データを常に更新。ISO対応ダッシュボードにより、組織の経営課題を明らかにします。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
スマカン
スマカンのポイント
- オリジナルデータベースによる人材情報の一元管理
- ビジュアルによるタレント分析
- 充実したアンケート機能
『スマカン』は、One人事株式会社が提供するタレントマネジメントシステムです。簡単にオリジナル項目を設定したデータベースを作成し、人材情報を一元管理できます。
また、人材情報の傾向や分布、個人目標の進捗具合などをグラフ化。社員満足度、研修感想、理解度テストなど多様なアンケートも自由に作成できます。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 50,000円(税要確認)〜 |
無料トライアル | ◯ |
カオナビ
カオナビのポイント
- ユーザー目線のシステム設計
- 直感的に使えるUI
- 充実したサポート&コミュニティ
『カオナビ』は、株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステムです。ユーザーが集うコミュニティからの要望をもと基に機能改善を行い、ユーザー目線のシステム設計を行っています。
マニュアルなしで使える直感的なUIのため、すべての従業員が活用可能。専任サポートによる継続的な支援と、ユーザー同士がつながるコミュニティにより、自社にあった運用が可能です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
ヒトマワリ
ヒトマワリのポイント
- 組織の横断的な分析も可能
- 直感的な異動シミュレーション
- 無料導入サポート
『ヒトマワリ』は、株式会社Touch&Linksが提供するタレントマネジメントシステムです。BI(Business Intelligence)機能により、人材情報に関するさまざまな分析を行い、組織の横断的な分析も可能です。
組織図を自動で描画し、直感的な異動シミュレーションも行えます。導入準備から運用まで、営業・カスタマーサクセス1名ずつの専属サポートが付くので安心です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | スタートプラン22,000円(税込)〜
スタンダードプラン66,000円(税込)〜 |
無料トライアル | ー |
タレントパレット
出典:https://www.talent-palette.com/
タレントパレットのポイント
- 人的資本ダッシュボード
- 人事BIピボット分析機能
- 従業員エンゲージメントの向上
『タレントパレット』は、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムです。
人的資本の開示に対応した、ダイバーシティやスキルなどに関する「人的資本ダッシュボード」の作成ができます。
タレントパレット、 売上データ・財務データなど、さまざまなデータと人事データのかけあわせ分析を可能にする人事BIピボット分析機能を提供。
テキストマイニング技術で社員の声を見える化するなど、エンゲージメントの向上をサポートする機能も搭載しています。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | デモンストレーション・体験版 |
あしたのクラウド
出典:https://cloud.ashita-team.com/
あしたのクラウドのポイント
- ビックデータを応用した目標添削機能
- 評価と給与の適切な調整が行える
- 人事評価のプロによるサポート体制
『あしたのクラウド』は、株式会社あしたのチームが提供するタレントマネジメントシステムです。ビックデータを応用した「AI目標添削機能」により、工数をかけずに具体的な目標設定が可能です。
「給与シミュレーション機能」では、評価と給与の適切な調整が行えます。人事部がない会社でも人事評価の確実な運用が実現できるサポート体制です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
ジョブスイートタレンツ
出典:https://jobsuite.jp/talents/
ジョブスイートタレンツのポイント
- アンケートや評価フォームを自由に作成
- 組織シミュレーション
- 1on1の実施依頼・記録を保存
『ジョブスイートタレンツ』は、株式会社ステラスが提供するタレントマネジメントシステムです。アンケートや評価フォームを作成・配布し、回答状況に応じたリマインド通知が可能。
組織構成や社員の配置検討時に組織シミュレーションを行い関係者と共有できます。1on1のトピックを事前に共有して質を高め、実施依頼・記録を保存可能です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 150,000円(税要確認) |
月額費用 | 50名プラン30,000円(税要確認)
200名プラン80,000円(税要確認) 500名プラン150,000円(税要確認) |
無料トライアル | ー |
クレクタ
出典:https://hrd.mynavi.jp/crexta/
クレクタのポイント
- 従業員の資質を明確にできる
- eラーニング機能を搭載
- 組織のエンゲージメント状態を測定可能
『クレクタ』は、株式会社マイナビが提供するタレントマネジメントシステムです。パーソナリティ診断機能により、従業員の強みと弱みを明確にできます。
eラーニング機能で、マイナビが制作したさまざまなコンテンツを活用可能。エンゲージメント診断機能により、エンゲージメント状態を会社全体や各部署単位で見える化します。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
SUZAKU
SUZAKUのポイント
- 組織心理学をベースとしたアセスメント
- アセスメントデータをAIが分析
- 活躍可能性の高い応募者を発見する採用マッチング
『SUZAKU』は、株式会社エスユーエスが提供するタレントマネジメントシステムです。産学連携により開発した、組織心理学の基礎研究に基づいた人材アセスメントツールを活用しています。
そのアセスメントデータをAIが分析し、スキル管理に基づく人材の最適配置を実現。また、活躍可能性の高い応募者を素早く発見し、効率的な人材とのマッチングを行います。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
スキルナビ
スキルナビのポイント
- 従業員サーベイ機能
- オリジナルのデータフォーム
- カスタマーサクセスチームによるサポート
『スキルナビ』は、株式会社ワン・オー・ワンが提供するタレントマネジメントシステムです。従業員や組織のニーズやコンディションを調べる「従業員サーベイ」やエンゲージメント分析などが可能。
オリジナルのデータフォームを作成・活用することで、取得できるデータを増やせます。環境構築からシステムの定着まで、専属のカスタマーサクセスチームがサポートしてくれるのもうれしいポイントです。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
【総合型】タレントマネジメントシステムおすすめ比較8選
総合型のおすすめのタレントマネジメントシステムを紹介していきます。
One 人事タレントマネジメント
出典:https://onehr.jp/talent-management/
One人事 タレントマネジメントのポイント
- 評価プロセスの透明化
- 労務・勤怠管理や給与計算システムとの連携
- モジュールごとの単独導入やセット導入が可能
『One人事 タレントマネジメント』は、One人事株式会社が提供するシステムです。人事評価プロセスを透明化し、評価者ごとの判断のばらつきを防ぎます。
One人事[労務]やOne人事[勤怠]やOne人事[給与]とのスムーズな連携により、入社から退職までを一括管理します。複数システムの一括導入だけでなく必要な機能のみを選んで、モジュールごとの単独導入やセット導入が可能です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
HRBrain
HRBrainのポイント
- 人事・労務業務の課題をまとめて解決
- 複数のサービスから選択可能
- サービス毎に利用人数を設定
『HRBrain』は、株式会社HRBrainが提供するシステムです。人事・労務業務の効率化と人材データの管理・分析を一元的に管理します。
タレントマネジメント、人事評価、ストレスチェック、労務管理などのサービスの中から、自社に必要なものを選択して組み合わせることが可能です。さらに、サービスごとに異なる利用人数が設定できます。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
sai*reco
sai*recoのポイント
- 人事評価の調整を効率化
- タレントマネジメントのオートメーション化を実現
- 安心セキュリティ環境
『sai*reco』は、株式会社アクティブアンドカンパニーが提供するシステムです。評価点調整機能によりシステム上で評価シートの作成・配布・回収を完結でき、人事評価の調整を効率化します。
サービスパートナー企業と連携し、勤怠や給与、採用、労務管理のほか、適正検査や電子契約などの一元管理でオートメーション化を実現。
SSLによる暗号化通信、接続元IPアドレス制限、二要素認証など安心できるセキュリティ環境を整えています。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 220円(税要確認)/人〜、要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
SAP Success Factors
出典:https://www.sap.com/japan/products/hcm.html
SAP Success Factorsのポイント
- 従業員の成長を後押しするタレントマーケットプレイス
- 従業員が力を発揮できるエクスペリエンス管理
- 新規採用者の作業をペーパーレス化
『SAP Success Factors』は、SAPジャパン株式会社が提供するシステムです。キャリア開発機能である「タレントマーケットプレイス」では、従業員を各自の目標にあ合った役割・機会と結び付けて、継続的な成長を後押しします。
従業員が必要とするあらゆるものにアクセスできるデジタルワークプレイスなど、従業員が力を発揮できるエクスペリエンス管理を行います。オンボーディングポータルを活用し、新規採用者の作業をペーパーレス化することも可能です。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | 無料デモのみー |
Workday
出典:https://www.workday.com/ja-jp/homepage.html
Workdayのポイント
- スキルを多面的に把握
- パーソナライズされた学習で成長を促進
- 多様性の高いチームの構築
『Workday』は、ワークデイ株式会社が提供するシステムです。AI・機械学習主導のスキルインテリジェンス基盤により、現在のスキルと、将来的に必要となるスキルを把握可能。
スキルレベルに基づいたラーニングを提供し、社員のスキル向上・成長を促進させます。多様性のある人材を用いて、最高の帰属意識の高い文化を醸成しチームを構築できる点もおすすめポイントです。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
COMPANY
出典:https://www.works-hi.co.jp/products
COMPANYのポイント
- 人事・給与システムと一体型の分析機能
- 従業員ごとのキャリアプランをサポート
- 後継者管理機能を搭載
『COMPANY』は、株式会社Works Human Intelligenceが提供するシステム。人事データ更新や給与計算等の日々の業務を行うことで、分析・レポーティング内容の自動更新が可能です。
キャリアプラン・スキル管理機能で、従業員のキャリアプランにあ合わせた人材育成計画を実現。後継者管理の対象となるポジションの現職者や異動状況を管理したり、各ポストに対する後継者を指名したりして、後継者の管理をサポートします。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
HRMOSタレントマネジメント
HRMOSタレントマネジメントのポイント
- 漏れのない人財情報の抽出・発掘
- 客観的な多面評価が可能
- 経営・人事施策に生の声を活用
『HRMOSタレントマネジメント』は、株式会社ビズリーチが提供するタレントマネジメントシステムです。フリーワード検索・絞り込み検索で条件にあった従業員を漏れなく探せます。
従業員データベースと連携し、客観的な多面評価を実施し、納得感のある評価と効果的な育成支援を実現。アンケート機能で、従業員のリアルな声を手軽に収集・分析し、経営・人事施策に生の声を活用できます。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ◯ |
WiMS/SaaS人事考課システム
出典:https://wims-saas.solty.co.jp/products/jinjikouka.html
WiMS/SaaS人事考課システムのポイント
- さまざまな評価制度に柔軟に対応
- 豊富な人事評価シートのテンプレート
- 人事考課の運用プロセスをWebベースで自動化
『WiMS/SaaS人事考課システム』は、株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供するシステムです。ジョブ型雇用の人事評価やコンピテンシー評価、MBO評価など、さまざまな評価制度に柔軟に対応します。
大手企業を中心に重ねてきた実績をもとに作られた、人事評価シートのテンプレートを利用可能。ペーパーレス化やメールアラートなど、人事考課の運用プロセスをWebベースで自動化し業務を効率化します。
提供形態 | クラウド型 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | ー |
タレントマネジメントシステムのメリット
タレントマネジメントシステムには以下の4つのメリットがあります。
それぞれについて詳しく解説していきます。
タレントマネジメントシステムを用いることで、従業員一人一人の能力やスキルが明確になります。各個人の能力を十分に発揮できるポジションや業務への配置が可能になるでしょう。
それぞれの従業員が一番活躍できる業務を行うことができれば、全体としての生産性も上がります。
また、従業員のデータが一元管理されているため、退職者が出た場合も、迅速な人材配置が可能です。退職者により業務に穴ができると、全体業務にも影響する場合があります。すぐに対応することで、業務を止めることなく進められるでしょう。
このように適切かつスピーディーに人材配置を行うことで、企業全体のパフォーマンスアップが期待できます。
タレントマネジメントシステムが導入されることで、従業員の才能や能力、スキルなどがデータとして集約されます。蓄積されたデータを基に、客観的に個人を評価できるようになるでしょう。
そのため、個人の能力をもとに、組織の中でどのような役割を担ってもらうべきか、長期的視点で効果的な人材育成ができるようになります。従来は抽象的なデータで人材育成を行ってきた企業も多いでしょう。しかし、能力を最大限に引き出すためには、個人のよさを生かした人材育成が必要です。
タレントマネジメントシステムを活用すれば、各個人に最適な人材育成が可能。個人にあった教育を実施することで、優秀な人材の早期育成につながります。
タレントマネジメントシステムを導入することで、業務ごとに必要な人材を可視化できます。
逆に、必要人材の可視化ができていないと、人材配置に時間がかかったり、不適切な人材を配置してしまったりする可能性もあるでしょう。
求める人材・能力が明確化されることで、採用活動の円滑化にもつながります。
従業員のモチベーション維持・向上につながる点も、タレントマネジメントシステムのメリットの1つです。
従業員のデータを集約し一元管理することで、能力や個性の把握、および評価が可能になります。一人ひとりを適切に把握した上で公正な評価がされていないと、モチベーションダウンにつながりかねません。
適切に個人のよさや成果を管理し、モチベーションを維持することで、組織全体としての生産性もアップするでしょう。また、個人の能力を最大限発揮できる環境に配置することで、離職率の低下にもつながります。
タレントマネジメントシステムのデメリット
タレントマネジメントシステムには、メリットだけでなくデメリットもあることに注意が必要です。以下、4つのデメリットについて解説していきます。
タレントマネジメントシステムを導入するには、相応のコストがかかります。規模によって異なりますが、自社サーバにソフトウェアをインストールして利用するオンプレミス型だと数百万~数千万円ほどの費用になるでしょう。
クラウド型であれば、オンプレミス型に比べて初期費用は抑えられます。しかし、オプション機能によるコストなどがかかる場合があるので、注意が必要です。
また、導入コストだけでなく、維持コストにも留意しておきましょう。安ければよいというわけではありません。ほかのサービスや料金形態を比べ、自社にあったコストのシステムを選びましょう。
社内浸透に労力がかかる
タレントマネジメントシステムは、従業員自身で情報を入力するケースもあります。その際タレントマネジメントシステムの意図や効果について、従業員に理解が浸透していないと、管理者側の意図と外れた情報を入力してしまう場合があるでしょう。
また、従業員にタレントマネジメントの意図が伝わらないまま運用を始めても、従業員は明確に価値を感じられず、適切な使い方の浸透にさらに時間がかかってしまいます。
そのため、導入の際にはシステム導入の意図や効果を事前に共有してから導入することが必須です。社内で影響力が強い人に協力してもらう方法もあります。
タレントマネジメントシステムは、多くの社員の協力を得られるほど効果が発揮されるものです。社内一丸となって、システムが浸透する方法を考えましょう。
タレントマネジメントシステムは人事戦略に役立つシステムであり、多くの便利な機能が搭載されています。しかし、それらの機能を使いこなせないと、コストの無駄となってしまうことに注意が必要です。
高度な機能があるからといって、多くのオプションを使用したりすると、不必要なコストになります。また、機能が多すぎると社員が使いこなせず、上手く運用が進まない場合もあるでしょう。
タレントマネジメントシステムは便利なシステムですが、自社に本当に必要な機能が何かを明確にした上で導入する必要があります。
タレントマネジメントシステムを導入する際には、既存の人事評価制度と相性のよいシステムを選ばなければ、システムがうまく機能できない場合があります。
とくに、自社が特殊な評価制度を使っている場合には、人事制度の変更が必要になることもあるため、注意が必要です。
タレントマネジメントシステムのよくある質問
タレントマネジメントシステムについてよく寄せられる質問と回答をまとめました。
タレントマネジメントシステムではどんな機能が使える?
タレントマネジメントシステムでは、人材管理データベース(スキル・経験・資格など)、キャリア管理機能、レポート・分析機能、コンピテンシー管理機能、後継者管理機能、人材育成機能、目標管理機能などさまざまな機能が使えます。
製品によって搭載機能は異なるので、自社に必要な機能を明確化した上で、導入するとよいでしょう。
おすすめのタレントマネジメントシステムは?
おすすめのタレントマネジメントシステムは、「カオナビ」です。顔写真つきで従業員データを見ることができ、新入社員の目標管理やスキル管理なども簡単に行えます。
海外発のタレントマネジメントシステムは?
海外発のタレントマネジメントシステムは次の通りです。
- SAP Success Factors
- Workday
タレントマネジメントシステムで最適な人材育成・配置を行おう
本記事ではタレントマネジメントについて詳しく解説しました。タレントマネジメントシステムは、搭載された有用な機能を活用することで、戦略的な人材配置や人材育成を行うシステムです。
しかし、うまく活用できないと、多大な費用が無駄になってしまう恐れがあります。
そのため導入前には、自社に必要な機能を明確化する、従業員にシステム導入の目的や効果について説明しておくなど、システムの効力を最大限発揮できるようにしておくとよいでしょう。
※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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