おすすめのパッケージ型会計ソフト7選を徹底比較!クラウド型との違いやメリット・デメリットも解説

パッケージ型_会計ソフト_比較

おすすめのパッケージ型の会計ソフトが知りたい。

会計ソフトの導入をした際のランニングコストなどが知りたい。

この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。

自社の会計処理を正確に、かつ効率的に行えるのが「会計ソフト」であり、この会計ソフトには【パッケージ型】【クラウド型】があります。

パッケージ型は初期費用はそれなりにかかるものの、それ以外に月額料金等の支払いはまず必要ありません。

このパッケージ型会計ソフトに関心を持つ方々も多いことでしょう。

この記事では、「おすすめパッケージ型会計ソフト、クラウド型との違い、利用する際の注意点等」をお伝えしていきます。

この記事をザックリ言うと

  • パッケージ型のおすすめソフトは7つ
  • パッケージ型会計ソフト8つの特徴などを比較
  • 会計ソフトにはクラウド型もある
  • パッケージ型とクラウド型の違いはネット接続の有無
  • パッケージ型会計ソフトのメリットはネット接続が不要
  • パッケージ型会計ソフトのデメリットは初期費用が高い
  • パッケージ型会計ソフトを選ぶポイントは2つだけ


\おすすめの勤怠管理システムが気になる方はこちら/

勤怠管理システムのおすすめ比較ランキング優良10選!無料・有料別でメリットや機能を徹底比較

当サイトの広告掲載・提携についてはこちら

おすすめのパッケージ型会計ソフト7選を徹底比較

おすすめのパッケージ型会計ソフトを知りたい

おすすめの各パッケージ型の会計ソフトの内容を比較したい

こちらでは、おすすめのパッケージ型会計ソフト7選を紹介していきます。

会計王

出典:https://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/acc/

「ソリマチ株式会社」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

会計王では国内99%の金融機関の利用明細を直接、自動で取り込むことができ、入力のミスや漏れを防ぐことができます。

また、パソコンにインストールして利用する会計ソフトなので、通信速度に左右されない安定動作で会計処理ができます。

その他、ソリマチの認定インストラクターが、利用者のオフィスを訪問し指導する「訪問指導サービス」も有料で受けられます。

会計王の機能

主な機能は次の通りです。

(1)導入・設定

  • 業種別テンプレート:業種別によく使われる標準的な科目を自動設定
  • 他社製品データ取込み:他社製品で作られた会計データを取り込み可能
  • 柔軟な部門設定:複数部門のグループ化など様々な部門管理に対応

(2)仕訳・入力

  • MoneyLink(マネーリンク):フィンテック対応で電子明細がそのまま仕訳に変身
  • 多彩な入力方式:単式簿記での入力やコード入力等に対応
  • 仕訳博士:2,000件以上の事例を収録

(3)集計・管理

  • 貸借対照表、損益計算書:勘定科目における取引金額を月や一定期間でリアルタイム集計
  • 減価償却資産リスト:自社の償却資産の状況が一覧で確認、償却額は仕訳へ転送
  • 分析機能も充実:月次残高推移表から連続5期経営分析まで分析機能

(4)決算

  • 決算書の自動作成:表紙・貸借対照表・損益計算書・注記表など必要なものを選んで印刷
  • 消費税申告書用紙へ直接印刷:入力データから原則課税方式・簡易課税方式のどちらでも出力可能
  • 青色申告決算書:一般、不動産専業の方から一般所得のある不動産兼業の方まで対応

会計王の料金・動作環境

Windows 7以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格44,000円
動作OS・Windows 10(64bit/32bit)
・Windows 8.1(64bit/32bit)
・Windows 7(64bit/32bit)
ブラウザーMicrosoft Internet Explorer 8.0以降
CPUIntel PentiumIII-1GHz以上(2GHz以上推奨)
ハードディスク200MB以上(データ領域は別途必要)

弥生会計

出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/

「弥生株式会社」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

仕訳の自動化で簿記に不安があっても、効率の良い記帳作業ができます。

会計事務所と連携可能、テレワークにも対応しています。

また「あんしん保守サポート」の利用は毎年有償となりますが、購入製品の保守・運用はもちろん法令改正・消費税法改正に合わせ最新のプログラムも提供されます。

弥生会計の機能

主な機能は次の通りです。

(1)導入・設定

  • 業種別テンプレート:業種別勘定科目テンプレートを提供
  • クイックナビゲータ:業務の流れに合わせ、アイコンをフローチャートで表示
  • 部門設定:最大5階層までの部門を管理可能

(2)仕訳・入力

  • スマート取引取込:取引データを自動取込・自動仕訳
  • 仕訳の一括登録:同日に発生する複数仕訳登録が簡単
  • 仕訳アドバイザー:わからない仕訳は検索して仕訳登録

(3)集計・経営分析

  • 残高試算表:残高試算表は自動集計
  • 資金繰り管理:入力データをもとに、現預金の収支・残高の月別資料を作成
  • 予算実績管理:部門別予算実績をさまざまな角度から管理

(4)決算

  • 勘定科目内訳書:16種類の勘定科目内訳書に対応
  • 青色申告・白色申告(収支内訳書):自動で申告用書類作成
  • e-Tax(電子申告):e-Taxデータの書き出し、直接送信に対応

弥生会計の料金・動作環境(小規模法人・個人事業主向け)

Windows 8.1以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格・セルフプラン・ベーシックプラン:48,400円
・トータルプラン:58,850円
動作OS・Windows 10(64bit/32bit)
・Windows 8.1(64bit/32bit)
ブラウザーMicrosoft Internet ExplorerまたはMicrosoft Edge
ハードディスク400MB以上(データ領域は別途必要)

MJSかんたん!シリーズ

出典:https://miroku.mjs.co.jp/

「株式会社ミロク情報サービス」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

その名の通り、経理初心者に最適な小規模法人・個人事業者向けのシンプルな会計ソフトです。

一般的な勘定科目はあらかじ登録され、科目を選んで金額入力するだけの簡単操作で記帳作業ができます。

入力したデータは自動で関連資料に反映されます。

かんたん会計の機能

主な機能は次の通りです。

(1)入力

日々の取引を入力する帳簿・伝票が表示されます。

どの帳簿から取引を入力しても関連する帳簿へ自動的に反映されます。

(2)資料

入力された取引はリアルタイムに各種集計資料へ反映され、集計資料はボタン一つでExcelに書き出す事ができます。

(3)設定

勘定科目の追加・削除や伝票辞書、摘要辞書の登録など導入時の登録情報の確認や変更が行えます。

(4)決算

法人の場合は法人用の決算書、個人の場合は青色申告決算書を印刷できます。

減価償却する資産は固定資産リストに登録すると、ボタン一つで当期分の減価償却費を自動計算できます。

かんたん会計の料金・動作環境

Windows 8.1以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格27,500円
動作OS・Windows 10(64bit/32bit)
・Windows 8.1(64bit/32bit)
パソコン本体PentiumⅢ以上推奨
ハードディスク100MB以上(データ領域は別途必要)

わくわく財務会計

出典:https://www.lan2.jp/

「株式会社コラボ」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

経理の一連の作業がスムーズにはかどり、経営分析機能で自社の現状がわかります。

元帳や財務諸表、決算書、消費税などは取引入力と同時に転記・集計されます。

また、タブメニュー等のクリック操作で、チェックから伝票訂正(取引の訂正)までの操作もスムーズに行えます。

わくわく財務会計の機能

主な機能は次の通りです。

(1)取引の入力

入力支援機能で簡単に入力でき消費税は自動計算、伝票入力では仕訳が不慣れな人でも、定番伝票辞書がサポートしてくれます。

(2)自動で転記・集計

入力した取引は自動で転記・集計されます。

出力可能な帳票は、伝票(振替伝票、入金伝票、出金伝票)・仕訳帳・精算表・日計表・現金出納帳・預金出納帳・売掛帳・買掛帳・総勘定元帳・補助元帳・固定資産一覧表・財務諸表等です。

(3)決算書や消費税申告書も自動集計

決算書および青色申告決算書(一般用と不動産所得用)を自動で作成、減価償却費も自動計算されます。

(4)経営ツール

売上推移の変動の傾向や財務構成をグラフ化、損益分岐点グラフで目標売上を達成したときの利益額・目標利益を達成するのに必要な売上額を試算できます。

わくわく財務会計の料金・動作環境

Windows 8.1以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格22,000円
動作OS・Windows 10(64bit/32bit)
・Windows 8.1(64bit/32bit)

会計らくだ

出典:https://www.bsl-jp.com/products/kaikei/

「株式会社 ビーエスエルシステム研究所」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

法人事業者に最適なシンプル設計の会計ソフトです。

複雑な機能は省略し日常の記帳処理に特化、専門的な知識のない人でも簡単に操作できます。

決算等の処理は専門家の税理士にお任せ、一方、日常の処理が自社で行うことで自計化を推進します。

会計らくだの機能

主な機能は次の通りです。

(1)仕訳

記帳した内容はそれぞれの帳簿に自動で転記、記帳漏れの心配もご無用です。

また振替伝票を使えば「1対n」の仕訳もかんたんに記帳できます。

(2)記帳

仕訳の入力は、出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳などの帳簿形式の他、総勘定元帳・仕訳帳・振替伝票・入金伝票・出金伝票など多彩な入力形式に対応しています。

(3)分析

貸借対照表 (B/S)・損益計算書 (P/L)・製造原価報告書など各種の集計表が自動で作成できます。

年度内の任意の期間を指定して集計できるので、経営状況の分析に役立ちます。

会計らくだの料金・動作環境

Windows 8.1以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格13,200円
動作OS・Windows 10(64bit/32bit)
・Windows 8.1(64bit/32bit)
CPU2GHz以上推奨
ハードディスク・セットアップ:500MB以上
・実行時に作業領域:1GB以上

勘定奉行Jシリーズ

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-j/jseries

「株式会社オービックビジネスコンサルタント」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

豊富な機能で小規模企業から中堅・上場企業まで幅広い企業に対応しています。

消費税などさまざまな改正に迅速かつ確実に対応、将来のクラウドへの移行もスムーズにサポートされます。

勘定奉行の機能

主な機能は次の通りです。

(1)仕訳入力・自動起票

複写・定型仕訳等の支援機能に加え、伝票予約・データ取込によって仕訳を自動起票できます。

(2)帳票出力・会計レポート作成

元帳・試算表といった財務視点の帳票、企業独自の視点を盛り込んだ会計レポートもボタン一つで作成可能です。

帳票作成から共有まで自動化することができます。

(3)決算処理

半期・四半期や月次決算に対応、決算報告書をすぐに出力可能です。

また、消費税申告書の出力、消費税の電子申告・電子納税にも対応できます。

勘定奉行の料金・動作環境

Windows 10以降で使用が可能です。

項目内容
価格250,000円〜
動作OSWindows 10(64bit)
適応機種インテル Core i3 プロセッサ 以上
ハードディスク3GB以上必要(データは除く)

財務応援R4

出典:https://www.epson.jp/products/ac/

「エプソングループ」が提供するパッケージ型会計ソフトです。

中小規模法人におすすめの会計ソフトで、入力から決算書類出力までシームレスに行えます。

さらに経営分析へ役立つ豊富な機能も設定されています。

各種税務データが自動連携される他、Weplatクラウドサービスも用意されています。

財務応援R4の機能

主な機能は次の通りです。

(1)入力業務

振替伝票、入金・出金伝票などの伝票形式をはじめ、現金出納帳・売掛帳といった帳簿入力形式の入力画面にも対応可能です。

仕訳は日付入力だけで作業を簡素化できます。

(2)月次処理

当期・2期・3期・5期・予算比較資産表を試算表を標準で用意されます。

オリジナル帳票の作成も自在です。

(3)決算処理

決算書形式は【勘定式】と【報告式】から選択可能で、予算案決算報告書、株主資本等変動計算書・個別注記表も用意されています。

(4)経営分析

各種シミュレーション機能を駆使し、経営戦略立案をサポートします。

貸借科目残の比較が可能な比較貸借構成図等、視覚でわかりやすい帳票を標準で用意しています。

財務応援R4の料金・動作環境

Windows 8.1以降で使用が可能です。

項目内容
税込価格・Lite+:165,000円〜
・Premium:330,000円〜
動作OSWindows 10/Windows 8.1
CPUIntel Core i5 3.2GHz以上推奨
メモリー2GB以上

おすすめのパッケージ型会計ソフト7選を機能別に比較

パッケージ型会計ソフトを機能別に比較したい。

ある機能に特化したパッケージ型会計ソフトを知りたい。

こちらでは【特徴・性能】【料金】【サービス内容】を比較していきます。

パッケージ型の会計ソフト8選の比較項目

  • 特徴・性能を比較
  • 料金を比較
  • サービス内容を比較


特徴・性能

おすすめパッケージ型会計ソフトはいずれも、自動仕訳や決算書の自動作成が可能です。

基本的な機能はいずれもあまりかわらないとみて良いでしょう。

小規模な企業や個人事業主なら、

  • かんたん会計
  • わくわく財務会計

であれば会計ソフトを初めて使用する場合も安心です。

一方、自社が中堅以上の企業の場合

  • 勘定奉行
  • 財務応援R4

の利用が最適です。

グループ会社の財務諸表データの収集・登録業務の効率化に最適な機能が設定されています。

料金

おすすめパッケージ型会計ソフトの料金を比較してみましょう。

会計ソフト価格
会計王44,000円
弥生会計48,400円~
かんたん会計27,500円
わくわく財務会計22,000円
会計らくだ13,200円
勘定奉行250,000円〜
財務応援R4165,000円〜

1万円台~25万円以上とかなり幅があります。

確かに高額な会計ソフトほど高性能ではあります。

しかし、自社で、その機能を十分使いこなせないなら、高額な会計ソフトを導入した意味がありません。

まずは、どんな機能があれば自社にとって有利なのか、よく検討して購入を決めましょう。

サービス内容

サービス・サポートは概ねどの会計ソフト提供会社でも行っています。

やはり料金は高いですが「勘定奉行」「財務応援R4」では手厚いサポートが期待できます。

また、法令改正・消費税法改正に合わせ設定を変更するのが面倒な場合もあります。

その場合は、「弥生会計」のあんしん保守サポートが便利です。

毎年有償となりますが、法令改正・消費税法改正に合わせ最新のプログラムが提供・更新されます。

おすすめのクラウド型の会計ソフト5選を徹底比較

パッケージ型会計ソフトの他にクラウド型も知りたい。

おすすめのクラウド型の会計ソフトも比較したい。

こちらでは、クラウド型の会計ソフトを6選にして紹介していきます

弥生会計オンライン

出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/account-ol/index.html

「弥生株式会社」が提供するクラウド型会計ソフトです。

仕訳の自動化で簿記に不安があっても、効率の良い記帳作業ができます。

会計事務所と連携可能、テレワークにも対応しています。

また、「あんしん保守サポート」の利用は毎年有償となりますが、購入製品の保守・運用はもちろん法令改正・消費税法改正に合わせ最新のプログラムも提供されます。

機能

前述したパッケージ型の弥生会計と機能に違いはありません。

料金

初年度は非常に割安な料金となります。

項目内容
税込価格・セルフプラン:初年度無料(次年度28,600円)
・ベーシックプラン:初年度16,500円(次年度33,000円)

クラウド会計 freee

出典:https://www.freee.co.jp/

「freee株式会社」が提供するクラウド会計ソフトです。

個人事業主から中規模法人まで対応し、バックオフィスのリモート化も可能です。

機能

主な機能は次の通りです。

(1)経費精算

申請者はスマートフォンで写真をとり、必要な情報は自動で読み取り入力、承認者は他拠点・出張先からでも簡単に承認作業ができます。

(2)出納帳作成

画面にそって入力しれば出納帳をすぐ作成でき、現金出納帳・預金出納帳として、入出金残高の履歴をチェックできます。

(3)決算書作成

毎月の経理処理を行っていれば、決算書作成のボタンを押すだけで決算書が作成できます。

料金

全てのプランが30日間無料で利用できます。

項目内容
税込価格・ミニマム:年間26,136円
・ベーシック:年間52,536円
・プロフェッショナル:年間525,360円

マネーフォワード クラウド会計

出典:https://biz.moneyforward.com/accounting/

「株式会社マネーフォワード」が提供するクラウド会計ソフトです。

こちらを利用すれば、登録した仕訳を学習し、自動提案する勘定科目の精度が向上するという便利な機能も用意されています。

機能

主な機能は次の通りです。

(1)経費精算・給与計算

給与計算・経費登録の完了と同時に仕訳を起票できます。

(2)データの入力

取引明細は自動で取得、他社の会計ソフト・データのインポートに対応し乗り換えが簡単です。

(3)レポート

複数拠点・複数メンバーでリアルタイムに会計データを共有できます。損益計算書、貸借対照表、試算表の自動作成も可能です。

料金

料金プランは次の2種類です。

項目内容
税込価格・スモールビジネス:年間39,336円
・ビジネス:年間65,736円

ちまたの会計

出典:https://www.timakai.com/

珍しい非営利組織向け無料のクラウド型会計ソフトです。

サークル・自治会等のお金をしっかり管理したい会計係にピッタリの会計ソフトです。

機能

主な機能は次の通りです。

(1)入力

支出入力や収入入力、銀行口座から現金を引き出し振込・期首残高等を入力・設定可能です。

(2)書類作成

現金出納帳・月別現金出納帳・預金出納帳・月別預金出納帳・科目別台帳・収支計算書・収支予算書を作成可能です。

(3)分析

現金・銀行口座残高の表示・グラフなどで情報集約して把握、年度別 ・収支推移、予実管理表等を作成できます。

料金

すべて無料です。

寄付をしたいなら一口1,000円~となりますが強制ではありません。

PCAクラウド

出典:https://pca.jp/area_product/cloud/

「ピー・シー・エー株式会社」が提供するクラウド会計ソフトです。

子会社を複数有する親会社向けの管理機能「グループ企業管理」も用意されています。

PCAクラウドの機能

主な機能は次の通りです。

(1)セグメント管理

合計残高試算表等の集計帳票で、集計条件指定をすることが可能です。

(2)取引先マスター

補助科目とは別に取引先を用意し、補助科目は残高管理したい用途(品目や区分など)に応じ、自由に使用ができます。

(3)マスタースペックの拡張

伝票番号の桁数を最大8桁、補助科目コードの桁数を最大16桁に拡張することができます。

PCAクラウドの料金

月額17,820円~となります。

パッケージ型会計ソフトを比較する際の注意点

おすすめのパッケージ型会計ソフトを比較する際の注意点を知りたい

こちらでは、パッケージ型会計ソフトを比較する際の注意点を解説します。

「価格が高い=安心」というわけではない

パッケージ型会計ソフトは価格も大きく違いがあります。

初期費用は数十万円に上る会計ソフトもあります。

確かに価格の高い会計ソフトは高性能ですが、その機能が十分自社で扱えるのかよく考慮しましょう。

機能を持て余すような事態になれば、せっかく多額の費用をかけた意味がありません。

自社で望む機能をよく確認し、そのニーズに合った会計ソフトを選びましょう。

法令改正・消費税法改正に対応できるか

会計や税に関する法律・税率は、会計ソフト導入後も改正されることでしょう。

しかし、それに会計ソフトの設定を合わせないと、正確な会計処理ができなくなります。

そのため、導入後も法令改正・消費税法改正をユーザーに知らせ、ソフトの内容更新が図られるのかどうか、よく確認する必要があります。

会計ソフトのパッケージ型とクラウド型の違い

パッケージ型とクラウド型会計ソフトの違いを知りたい

パッケージ型とクラウド型を比較したい

こちらでは、パッケージ型とクラウド型の仕組みの違いを解説します。

パッケージ型

パッケージ型は、電化ショップで販売されている会計ソフトを指します。

もちろん、お金を払って購入します。

インストールして使用するので、インターネットへの接続の有無に関係なく利用可能です。

クラウド型

クラウド型とは、ユーザーがインフラ・ソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じ、会計ソフトを好きなだけ利用できる仕組みです。

電化ショップで販売されているわけではなくインターネットで申込、インターネットを介して利用・会計処理が行われます。

パッケージ型を選ぶメリット・デメリット

パッケージ型会計ソフトの、メリット・デメリットを知りたい。

パッケージ型会計ソフトのメリット・デメリットを踏まえて比較したい。

こちらでは、パッケージ型会計ソフトのメリット・デメリットについて解説します。

パッケージ型会計ソフトのメリット

パッケージ型会計ソフトは、たとえインターネットが何らかの利用できなくても、普段通り会計処理が可能です。

また、インターネットに情報を保存するわけでは無いので、ウィルス攻撃で情報が漏洩したり、データが破壊されたりするおそれも低いです。

パッケージ型会計ソフトのデメリット

会計データはパソコン内に保存できますが、そのパソコンが破損すればこれまでのデータも水の泡になる可能性はあります。

そのため、バックアップは確実にとっておきたいものです。

また、パッケージ型会計ソフトは初期費用がかなり高くなります。

高機能の会計ソフトなら、申し込み時かなりまとまったお金が必要となります。

パッケージ型の会計ソフトを選ぶポイント

パッケージ型会計ソフトを選ぶ際のポイントを知りたい

パッケージ型会計ソフトを選ぶポイントを踏まえて比較したい。

こちらでは、パッケージ型会計ソフトの選定ポイント2点をとりあげます。

サポートは充実しているか

会計ソフト提供会社のサポートが充実しているかどうかをチェックしましょう。

サポート内容は自社へ担当者が訪問してサポートしてくれる場合もあれば、チャット・メールのみでの対応という場合もあります。

会計ソフトのインストールでトラブルが起きたり、操作に関する疑問が出てきたりしたら、納得できるサポートが受けられるかどうか、選定するべきポイントと言えます。

他のソフトウエアからデータの移行は簡単か

以前に別の会社の会計ソフトを使っていて、今度は違う会社の会計ソフトを導入した場合、データの移行をスムーズに行えるかよく確認する必要があります。

どんなに魅力的な会計ソフトでも、これまでの使用してきた会計ソフトのデータ移行ができなければ、会計処理に大きな支障が出てしまいます。

おすすめの会計パッケージの比較|まとめ

パッケージ型の会計ソフトは個性的な商品が多く販売されています。

しかし、性能が自社のニーズに合ったものかよく検討し、慎重に導入を決めましょう。

また、パッケージ型が良いのか、クラウド型が良いのかも併せてしっかり考えるようにしましょう。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、自社の会計担当の方とも相談して検討してみてはいかがでしょうか。