メール配信システムとは、電子メールを大量かつ効率的に配信するためのツールのこと。本記事では、おすすめの無料メール配信システムを比較紹介します。『オレンジメール』や『まぐまぐ』をはじめとした全14サービスを解説。選び方や有料版との違いについても紹介していくので、ツール選びの参考にしてみてください。
目次
メール配信システムとは?
メール配信システムは、複数の受信者へ効率的にメールを一斉送信できるシステムです。
マーケティング活動でとくに重宝され、ニュースレター、メルマガ、イベント告知など、多岐にわたる用途で利用されています。
主な利点は、大量のメールを迅速かつ正確に配信できる点。手動で1件ずつメールを送る方法に比べ、時間の節約とエラー発生のリスクを抑えられるメリットがあります。
メール配信システムでできること
メール配信システムは、メールマーケティングを円滑に進めるための高度な機能を搭載しています。代表的な機能は以下のとおりです。
機能 | 概要 |
メール一斉送信 | 登録リストへ一斉にメールを送信する |
HTMLメール | プレーンテキスト形式のメールに比べ、デザイン性の豊かなメールが作成できる |
セグメンテーション | ユーザーの属性や行動にもとづき、メールリストを細分化する |
ステップメール | あらかじめ設定したスケジュールやシナリオにもとづき、メールを順番に自動送信する |
A/Bテスト | 2つ以上のバリエーションをテストし、最も効果の高いメール内容を導き出す |
分析とレポーティング | 開封率やクリック率など、メールキャンペーンのパフォーマンスを測定・可視化する |
スパムチェック | 送信するメールがスパムフィルターに引っかかるかどうか事前チェックする |
搭載されている機能はシステムによってさまざまです。自社が求める機能を備えたシステムを活用することで、メールマーケティング効果の最大化が図れます。
【比較表】無料で使えるおすすめメール配信システム
■無料利用が可能なメール配信システムおすすめ7選
サービス名 | 料金(税込) | 無料トライアル | HTMLメール | ステップメール | 効果測定機能 | 導入実績 |
オレンジメール | 【初期費用】 ビジネス版:14,080円 エンタープライズ版:33,000円【利用料金】 (1)無料版 登録者数100名まで:無料 (利用期間:180日間) (2)ビジネス版 プラン2000:3,278円/月 プラン5000:5,478円/月 プラン10000:10,978円/月 (3)エンタープライズ版 10,000件〜:33,000円/月 |
30日〜180日間 | ◯ | ◯ | ◯ | 80,000ユーザー以上 |
まぐまぐ! | 無料メルマガ:無料 有料メルマガ:売上の50% |
× | ◯ | × | × | 要問合せ |
MailChimp | フリー:0円 エッセンシャル:1,150円〜/月 スタンダード:1,750円〜/月 プレミアム:34,500円〜/月 (すべて税要確認) |
1か月 | ◯ | ◯ | ◯ | 要問合せ |
Hubspot | 無料ツール:0円 Starter Customer Platform:月額2,400円/シート Marketing Hub Professional:月額10万6,800円 Marketing Hub Enterprise:月額43万2,000円〜 (すべて税要確認) |
× | ◯ | ◯ | ◯ | 20万社以上 |
acmailer | フリーライセンス:無料 CGIライセンス:17,600円(税込) パッケージライセンス:55,000円(税込) プロプラン10:月額4,400円(税要確認) プロプラン20:月額6,600円(税要確認) プロプラン40:月額10,780円(税要確認) |
14日間 | ◯ | △ (DB版のみ) |
× | 要問合せ |
SendGrid | フリー:無料 エッセンシャル:3,300〜5,940円/月 プロ:15,400〜18万1,500円/月 |
× | ◯ | × | ◯ | 要問合せ |
Brevo | フリー:無料 スターター:2,615円〜/月 ビジネス:6,665円〜/月 エンタープライズ:要問合せ (すべて税要確認) |
× | ◯ | × | ◯ | 50万ユーザー以上 |
■無料トライアルありのおすすめメール配信システム7選
サービス名 | 料金(税込) | 無料トライアル | HTMLメール | ステップメール | 効果測定機能 | 導入実績 |
配配メール | 要問合せ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 10,000社以上 |
アララ メッセージ | 【月間配信数に応じた価格設定】 月額9,500円〜11万円 (税要確認) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 要問合せ |
WiLL Mail | シンプル:4,400円〜/月 プレミアム:11,000円〜/月 |
14日間 | ◯ | ◯ | ◯ | 2,400社以上 |
Cuenote FC | 【初期費用】 Premiumプラン ・2,000件まで:30,000円 ・5,000件以上:50,000円 専用ASPプラン:20万円〜 オンプレミスプラン:325万円〜 【利用料金】 Premiumプラン:月額5,000円〜15万円 専用ASPプラン:月額15万円〜 オンプレミスプラン:月額54,000円〜(保守費用) (すべて税要確認) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 2,300社以上 |
ワイメール | 【初期費用】11,000円 【利用料金】5,478円(税込)〜 |
14日間 | ◯ | ◯ | ◯ | 5,000件以上 |
ブラストメール | 【初期費用】 Lightプラン、Standardプラン:11,000円 Proプラン:55,000円 【利用料金】 Lightプラン:4,400円/月 Standardプラン:8,800円〜/月 Proプラン:33,000円〜/月 |
7日間 | ◯ | × | ◯ | 22,000社以上 |
ベアメール | 【初期費用】 ・メールリレーサービス 55,000円 ・迷惑メールスコアリング SILVER、GOLD、PLATINUM:55,000円 PARTNER:55,000円〜 【利用料金】 ・メールリレーサービス:月額5,500〜82,500円 (メール配信量に応じて変動) ・迷惑メールスコアリングSILVER:月額9,900円 GOLD:月額37,400円 PLATINUM:月額64,900円 PARTNER:月額71,500円〜 |
7日間 | ◯ | ◯ | ◯ | 400社以上 |
無料利用が可能なメール配信システムおすすめ7選
オレンジメール
出典:https://orange-cloud7.net/mail/
・導入実績80,000ユーザー以上(※) ・導入からわずか10分で配信可能のスピード感(※) ・全機能が使える無料版が180日間利用可能(※) |
『オレンジメール』は、株式会社オレンジスピリッツが提供するメール配信システムです。
新しいメール送信者ガイドラインに対応し、SPF/DKIM/DMARCのすべての認証をサポート。
GmailやYahoo!メールなど、厳格なフィルタリングを行う主要メールプロバイダへのメール配信がスムーズに行える点が特長です。
導入の手軽さもオレンジメールの魅力の1つ。動画マニュアルを見るだけで、わずか10分で配信準備が完了します。
マニュアルは具体的な操作手順を簡潔に解説しているため、初心者でも迷うことなく使用開始可能です。
無料プランは180日間と期間が限られているものの、すべての機能が利用できます。この期間内にオレンジメールの各機能を試し、自社のニーズを満たした製品か検討してみるとよいでしょう。
運営会社 | 株式会社オレンジスピリッツ |
無料トライアル | 30〜180日間 |
初期費用(税込) | ビジネス版:14,080円 エンタープライズ版:33,000円 |
料金(税込) | 【無料版】 登録者数100名まで:無料 (利用期間:180日間) 【ビジネス版】 プラン2000:3,278円/月 プラン5000:5,478円/月 プラン10000:10,978円/月 【エンタープライズ版】 10,000件〜:33,000円/月 |
導入実績 | 80,000ユーザー以上 |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・スポット配信 ・絞り込み配信 ・自動ブログ作成 ・読者一括登録 ・空メール登録 ・開封数確認 ・SPF設定 |
※“オレンジメール公式HP”参照
まぐまぐ!
・導入費用や管理コスト不要でメルマガ配信がスタートできる ・メルマガ読者を増やすためのオプションが充実 ・1997年からメルマガ配信サービスを提供(※) |
『まぐまぐ!』は、株式会社まぐまぐが提供するメルマガ配信サービス。メルマガ配信を検討している人におすすめです。
導入コストや管理コストをかけずにメルマガ配信を始められる点が特徴。無料メルマガ・有料メルマガのいずれも無料で配信をスタートできます。
メルマガ購読者を増やす仕組みも充実。人気Webメディアへのメルマガ掲載やPRサービスなど、読者獲得を後押しする有料オプションが多数活用できます。
豊富な会員数のいるプラットフォームで効率的に読者を獲得していきたい人は、『まぐまぐ!』がおすすめです。
運営会社 | 株式会社まぐまぐ |
無料トライアル | なし |
料金(税込) | 無料メルマガ:無料 有料メルマガ:売上の50% |
導入実績 | 要問合せ |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | × |
効果測定機能 | × |
主な機能 | ・有料メルマガ配信 ・配送予約 ・広告掲載 ・アーカイブ ・ライブ配信 |
※“まぐまぐ!公式HP”参照
MailChimp
・メールマーケティングに特化したMAツール ・生成AIによるメールコンテンツの自動作成 ・月に1,000件のメール配信が可能な無料プランを用意(※) |
『Mailchimp』は、メールマーケティングに強みをもつMAツールです。
メール配信で苦労するのが、文章コンテンツの執筆作業。Mailchimpなら生成AIが使えるため、AIに文面を考えてもらうことが可能です。メール配信頻度の高い企業にとって、AI機能の搭載は魅力に感じることでしょう。
また、豊富なレポート種類にも注目。キャンペーン、オーディエンス、eコマースなど、多岐にわたるデータのレポート化が可能です。
なお、無料プランでは月に1,000件までのメール配信や、フォーム・ランディングページの作成できます。メールマーケティングの強化を検討している企業は、無料プランで本ツールの使用感をチェックしてみるとよいでしょう。
運営会社 | Rocket Science Group, LLC |
無料トライアル | 1か月 |
料金(税要確認) | フリー:0円 エッセンシャル:1,150円〜/月 スタンダード:1,750円〜/月 プレミアム:34,500円〜/月 |
導入実績 | 要問合せ |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・顧客管理 ・セグメンテーション ・コンテンツ作成 ・キャンペーン送信 ・アプリ連携 ・レポート |
※“Mailchimp公式HP”参照
Hubspot
・マーケティング、営業、カスタマーサービスのデータを一元管理 ・世界135か国以上で導入社数20万社以上の実績(※1) ・無料プランも用意されているため、気軽にツールの使用感が確認できる(※2) |
『HubSpot』は、マーケティングや営業などの業務を効率化してくれるカスタマープラットフォーム。世界135か国以上で導入されており、20万社以上の企業が利用しています。
ドラッグ&ドロップで編集作業ができるため、デザインやITの専門知識がなくても見栄えのよいメールが作成可能。用途にあわせたテンプレートも豊富です。
受信者の行動やデータにもとづき、Eメールの件名やコンテンツを自動でカスタマイズ。パーソナライズされたメッセージにより、開封率とクリック率の向上が期待できます。
インターネットマーケティングに欠かせないA/Bテスト機能も搭載。異なるメール文章を比較検証し、パフォーマンスのよい内容を見極められます。
ユーザー数5名まで料金が発生しない無料プランも用意されているため、気になる方は使用感をチェックしてみましょう。
運営会社 | HubSpot Japan株式会社 |
無料トライアル | なし |
料金(税要確認) | 無料ツール:0円 Starter Customer Platform:月額2,400円/シート Marketing Hub Professional:月額10万6,800円 Marketing Hub Enterprise:月額43万2,000円〜 |
導入実績 | 20万社以上 |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・Eメールトラッキング ・Eメールマーケティング ・メールマガジン作成ツール ・AIによるEメールコンテンツ作成 ・A/Bテスト ・アナリティクス機能 ・Eメールフォローアップの自動化 |
※1“HubSpot公式HP”参照
※2“HubSpot公式HP”参照
acmailer(エーシーメーラー)
・CGIタイプのフリーライセンス版であれば、全機能が無料で利用可能(※) ・docomo、auなどのキャリアメールにも対応 ・予約配信、A/Bテストなど、メールマーケティングに必要な機能を多数搭載 |
『acmailer』は、お使いのサーバーに設置するCGIタイプのメール配信システムです。
クラウドソフトとは異なり、利用者のサーバーに直接設置するCGIプログラムなのが特徴。自由自在にカスタマイズできる点が魅力的です。
フリーライセンス版を使用すれば、システムへのリンクと著作権の表示をしながら全機能が無料で利用可能。商用利用も可能なため、コストを抑えながらメールマーケティングを展開できます。
キャリアメール(docomo、au、SoftBank)やiPhoneにも対応。HTMLメールや絵文字、デコメール対応も充実しています。
さらに、空メール登録機能、予約配信、A/Bテスト、CSU対応など、企業レベルで要求される多彩な機能を搭載している点が特長です。
CGIタイプだけでなく、レンタルサーバーとセットの有料プランも存在。用途に適したプランを選択しましょう。
運営会社 | エクストライノベーション株式会社 |
無料トライアル | 14日間 |
料金 | フリーライセンス:無料 CGIライセンス:17,600円(税込) パッケージライセンス:55,000円(税込) プロプラン10:月額4,400円(税要確認) プロプラン20:月額6,600円(税要確認) プロプラン40:月額10,780円(税要確認) |
導入実績 | 要問合せ |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | △(DB版のみ) |
効果測定機能 | × |
主な機能 | ・予約配信 ・テスト配信 ・不着メール管理 ・配信履歴とバックナンバー ・空メール登録 ・メルマガ登録フォーム自動生成 ・登録件数カウンター |
※“acmailer公式HP”参照
SendGrid
出典:https://sendgrid.kke.co.jp/
・メール受信者を細かく分類するセグメンテーション機能を搭載 ・到達率、開封率、クリック率などをリアルタイムで確認可能 ・1日あたり100通を上限とした無料プランあり(※) |
『SendGrid』は、クラウド型のメール配信サービス。面倒な設定やメンテナンスが不要で、すばやくメールマーケティングを開始できる点が特長です。
強力なセグメンテーション機能により、受信者リストを細かく分類。顧客一人ひとりに最適化されたメールを送信可能です。
HTMLメールにも対応。編集方法は、コードエディタかデザインエディタのお好みの方法を選べます。
メールマーケティングに欠かせないのが分析機能。SendGridの場合、送信したメールの到達率、開封率、クリック率などをリアルタイムで確認可能。キャンペーン効果の最大化が期待できます。
無料プランは1日100通の送信上限が設けられているものの、基本的な配信機能を利用可能。送信件数が増えてきたタイミングで上位プランへ移行するとスムーズです。
運営会社 | 株式会社構造計画研究所 |
無料トライアル | 無料プランあり |
料金(税込) | フリー:無料 エッセンシャル:3,300〜5,940円/月 プロ:15,400〜18万1,500円/月 |
導入実績 | 要問合せ |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | × |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・マーケティングキャンペーン ・外部システムとの連携 ・メールテスト ・予約配信 ・IPアドレスでのアクセス制限 ・A/Bテスト ・パーミッション管理 |
※“SendGrid公式HP”参照
Brevo
・SMS、WhatsAppを含む複数のコミュニケーションチャネルに対応 ・リアルタイムでの分析結果をもとに、より洗練されたメールマーケティング施策が立案可能 ・1日のメール送信上限300通の無料プランあり(※) |
『Brevo(旧Sendinblue)』は、メール、SMS、WhatsAppのキャンペーンを統合的に管理できるオールインワンのマーケティングプラットフォームです。
Brevoはメールだけでなく、SMSやWhatsAppを含む複数のチャネルでのマーケティングキャンペーンを自動化。顧客との接点を増やすことに強みをもつツールといえます。
Webサイトのライブチャット機能を利用すれば、サイト訪問者の疑問にリアルタイムで対応可能。顧客満足度の向上が期待できます。
1つのプラットフォーム上でメールマーケティングキャンペーンをすばやく作成、実行、分析できるのもメリット。リアルタイムでの分析レポートをもとに、より洗練されたマーケティング施策を立案できます。
無料プランは1日300通までの送信上限。有料プランにすると送信上限の増加や高度な機能が利用できるようになるため、事業規模に適したプランを選ぶとよいでしょう。
運営会社 | Brevo |
無料トライアル | 無料プランあり |
料金(税要確認) | フリー:無料 スターター:2,615円〜/月 ビジネス:6,665円〜/月 エンタープライズ:要問合せ |
導入実績 | 50万ユーザー以上(※) |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | × |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・AI件名ジェネレーター ・セグメンテーション ・スパム認定防止 ・外部システムとの連携 ・リアルタイム分析 ・SMTPリレー ・A/Bテスト ・MA ・メールテンプレート |
※“Brevo公式HP”参照
無料トライアルありのおすすめメール配信システム7選
配配メール
・ドラッグ&ドロップ機能を備えた直感的なHTMLメールエディタ ・CRM機能とMA機能を組み合わせて顧客エンゲージメント向上が図れる ・メールマーケティングを学べる機会を多数提供 |
『配配メール』は、メールマーケティングの自動化をうながす機能が豊富なメール配信システムです。
ドラッグ&ドロップ機能を用いた直感的なHTMLメールエディタを搭載。初心者でも簡単に見栄えのよいキャンペーンを作成できます。
また、配配メールでは、Salesforceやkintoneとのシームレスな連携が可能。マーケティングの自動化を通じて効率的にリードを生成し、顧客エンゲージメントの向上が図れます。
サポート体制も充実しており、電話やメールでの問い合わせ以外に、個別相談の機会も設けています。セミナーやユーザー同士が集まる場も随時開催しているため、メールマーケティングを学べる機会が豊富です。
全機能が利用できる無料トライアルが用意されているので、必要な機能の見極めに活用するとよいでしょう。
運営会社 | 株式会社ラクス |
無料トライアル | あり |
料金(税込) | Light:要問合せ Standard / Premium:要問合せ Bridge:要問合せ |
導入実績 | 10,000社以上(※) |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・セグメント配信 ・複数From指定 ・予約配信 ・多言語配信 ・クーポン配信 ・API連携 ・クリックカウント ・シナリオメール |
※“配配メール公式HP”参照
アララ メッセージ
・メールの配信遅延や不達を防ぐ機能を多数搭載 ・プログラミング知識不要で操作できるHTMLメール作成画面 ・メールマーケティングの自動化を後押しする「ステップメール」が標準搭載 |
『アララ メッセージ』は、シンプルな操作性と充実したサポートが魅力のメール配信システム。
送信先ドメインごとに適したチューニングを施し、毎時最大100万通のメールを処理可能で、メールの配信遅延や不達を防ぐ機能を多数搭載しています(※)。
メール作成時に利用できる「HTML簡単モード」では、プログラミング知識不要でHTMLメールが作成可能。見たままの編集が可能なのは、初心者にうれしいポイントです。
スケジュールを設定してメールを自動配信できる「ステップメール」も標準搭載されています。料金体系は、月間配信メール件数に応じたシンプルな設定。1か月から契約できるため、上位プランへの移行もスピーディーに行えるでしょう。
運営会社 | アララ株式会社 |
無料トライアル | あり |
料金(税要確認) | 【月間配信数に応じた価格設定】 ・月額9,500円〜11万円 |
導入実績 | 要問合せ |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・リスト管理 ・クリックカウント ・メール配信API ・迷惑メール対策 ・メールテンプレート ・AIによる件名提案 ・ターゲティングメール配信 |
※“アララ メッセージ公式HP”参照
WiLL Mail
・レスポンシブデザイン自動対応のHTMLメール ・配信結果を可視化するヒートマップ機能を搭載 ・累計導入社数2,400社以上(※) |
『WiLL Mail』は直接操作が可能なメール配信システムです。
メールデザインはマウス操作のみで直感的に作成可能。すばやく本格的なHTMLメールを作れる点が特長です。
作成したHTMLメールはスマートフォンにも対応。どのデバイスからアクセスしても最適化された表示が実現できます。PCとスマホで異なるメールを作る手間がないのはうれしいポイントです。
配信結果はグラフやヒートマップでリアルタイムに把握可能。過去のキャンペーンと効果を比較検証し、メールマーケティング内容の改善に取り組めます。
料金プランは、「シンプル」と「プレミアム」の2種類。ターゲットメールやステップメールを利用したい場合はプレミアムプランがおすすめです。
運営会社 | 株式会社サパナ |
無料トライアル | 14日間 |
料金(税込) | シンプル:4,400円〜/月 プレミアム:11,000円〜/月 |
導入実績 | 2,400社以上 |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・携帯メール配信対応 ・レスポンシブデザイン自動対応 ・配信スケジュール予約 ・メールテンプレート ・開封分析 ・クリックカウント分析 ・Googleアナリティクス連携 |
※“WiLL Mail公式HP”参照
Cuenote FC
・毎時1,000万通の配信性能と月間76億通の配信実績(※) ・多彩なメールマーケティング機能がすべて標準搭載 ・クラウド型・オンプレミス型の2タイプから選べる |
『Cuenote FC』は、大量・高速配信が強みのメール配信システム。毎時1,000万通以上のメールをスムーズに送出でき、大規模キャンペーンも遅延なく実施可能です。
また直感的な操作性が魅力で、搭載機能も豊富。ステップメール配信、自動CSVインポート、スパム回避機能など、メールマーケティングに欠かせない機能が標準搭載されています。
効果測定機能も充実していて、到達率だけでなくメール本文のURLクリック率も測定でき細かい分析が実現。レポート機能を活用すれば、メルマガ会員の増減もすばやく確認できます。
Cuenote FCはクラウド型・オンプレミス型の2タイプから選択可能。自社サーバーでメール配信システムを運用したい場合は、オンプレミス型を選びましょう。
運営会社 | ユミルリンク株式会社 |
無料トライアル | あり |
初期費用(税要確認) | 【Premiumプラン】 ・2,000件まで:30,000円 ・5,000件以上のプラン:50,000円 【専用ASPプラン】 ・20万円〜 【オンプレミスプラン】 ・325万円〜 |
料金(税要確認) | 【Premiumプラン】 ・月額5,000円〜15万円 【専用ASPプラン】 ・月額15万円〜 【オンプレミスプラン】 ・月額54,000円〜(保守費用) |
導入実績 | 2,300社以上 |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・絵文字・デコメ対応 ・マルチパート配信 ・シナリオ配信 ・A/Bテスト ・配信予約 ・多言語配信 ・配信レポート機能 ・分析ツール ・多店舗管理 |
※“Cuenote FC公式HP”参照
ワイメール
・導入実績5,000件以上(※) ・月額5,478円(税込)で60以上の機能をすべて利用可能(※) ・最短即日で運用スタート |
『ワイメール』は、5,000件以上の導入実績を誇るメール配信システム。
一番の特徴は、完全定額制の料金プランを提供している点です。読者登録数やメール配信数がどれだけ多くなっても、料金は変わりません。
月額5,478円(税込)で、メールマーケティングを推進する60以上の機能が利用可能。ステップメールやHTMLメールといった人気機能に加えて、ポイント管理や誕生日メールなどのユニークな機能も活用できます。
導入までの期間も最短即日と、スピーディーな運用開始が実現可能。14日間の無料トライアル期間があるので、まずは使用感をチェックしてみるとよいでしょう(※)。
運営会社 | 株式会社イグレックス |
無料トライアル | 14日間 |
初期費用(税込) | 11,000円 |
料金(税込) | 5,478円/月 |
導入実績 | 5,000件以上 |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・テスト配信 ・予約配信 ・CSVインポート ・フォーム生成 ・API連携 ・到達率測定 ・ポイント管理 |
※“ワイメール公式HP”参照
ブラストメール
・1時間に最大1,150万通のメール配信が可能(※1) ・「DKIM署名」機能により、なりすましメールと誤判定されるリスクを予防 ・無料トライアル期間は7日間(※2)。有料プランへの自動移行なし |
『ブラストメール』は、民間企業や官公庁に利用されているメール配信システムです。
配信速度は1時間に最大1,150万通。大規模なキャンペーンでもスムーズに対応でき、時間を節約しながら効率的にメールマーケティングが実施可能です。
メール作成機能ではデコメール作成に加えて、主要携帯キャリアに対応した絵文字が使用できます。レスポンシブ対応なので、スマホやタブレットでメールを閲覧しても視認性のよい画面表示が実現可能です。
また、なりすましメールと誤判定されるのを防ぐ機能「DKIM署名」により不達を減らすことで、効率的に顧客へアプローチを図れます。
無料トライアル後に有料プランへ自動移行される心配も不要。自社に必要な機能が搭載されているか確認してみるとよいでしょう。
運営会社 | 株式会社ラクスライトクラウド |
無料トライアル | 7日間 |
初期費用(税込) | Lightプラン、Standardプラン:11,000円 Proプラン:55,000円 |
料金(税込) | Lightプラン:4,400円/月 Standardプラン:8,800円〜/月 Proプラン:33,000円〜/月 |
導入実績 | 22,000社以上(※2) |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | × |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・ターゲット配信 ・デコメール配信 ・レスポンシブ対応 ・ワンクリック解除 ・クリック測定 ・IPアドレス制限 |
※1“ブラストメール公式HP”参照
※2“ブラストメール公式HP”参照
ベアメール
・メール到達率の改善に特化したサービス ・ベアメールのIPアドレスを経由することで、高い到達率が実現可能 ・メールマーケティング改善に向けたアドバイスが得られる |
『ベアメール』は、株式会社リンクが提供するメール配信システム。
高いメール到達率を実現するために、ベアメールのIPアドレスを経由して配信する「メールリレーサービス」と、メールが不達となる原因を可視化するサービス「迷惑メールスコアリング」機能を完備。
2つのサービスを組み合わせることで、メールマーケティングの手間を削減し、メール到達率の改善が期待できます。
導入支援が充実している点も魅力で、「メールが届かない」「なぜか迷惑フォルダに入ってしまう」といった課題が解決できるよう、ベアメールの担当スタッフが最適なサービスを案内してくれます。
無料トライアル期間は7日間(※1)。さまざまな機能を試し、自社に適したサービスかどうかを見極めましょう。
運営会社 | 株式会社リンク |
無料トライアル | 7日間 |
初期費用(税込) | 【メールリレーサービス】 55,000円 【迷惑メールスコアリング】 SILVER、GOLD、PLATINUM:55,000円 PARTNER:55,000円〜 |
料金(税込) | 【メールリレーサービス】 ・月額5,500〜82,500円(メール配信量に応じて変動) 【迷惑メールスコアリング】 SILVER:月額9,900円 GOLD:月額37,400円 PLATINUM:月額64,900円 PARTNER:月額71,500円〜 |
導入実績 | 400社以上(※) |
HTMLメール | ◯ |
ステップメール | ◯ |
効果測定機能 | ◯ |
主な機能 | ・各種形式メールの配信 ・不正メールリレー防止 ・TLS暗号化対応 ・送信ドメイン認証診断 ・キャリア到達度診断 ・分析レポート ・改善アドバイス ・A/Bテスト |
※1“ベアメール公式HP”参照
※2“ベアメール公式HP”参照
メール配信システムの選び方
必要な機能がすべてそろっているか
利用者によって、求める機能はさまざまです。基本の一斉送信をはじめ、、A/Bテスト、自動返信、スケジュール配信など、より高度な機能を必要とする場合もあるでしょう。
ほかにも、ターゲットを絞り込むセグメント機能は、効果的なマーケティングに欠かせない機能です。次のマーケティング戦略を練る上で、詳細な分析ツールを活用できます。
システム選びにおいては、問題解決や企業のニーズにマッチした機能を備えたツールを選ぶことが、将来的な効率と効果を左右すると認識しておきましょう。
配信処理能力や到達率
配信処理能力は、システムが月間にどれだけのメールを送信できるかを示すものです。大量のメールを扱う場合、高い処理能力を持つシステムを選ぶ必要があります。
到達率の高さが示すのは、配信されたメールが実際に受信者のもとへ届く確率。メールがスパムフォルダに振り分けられずに正しく配信されるかは、キャンペーンの成功を左右します。
配信処理能力と到達率を見極めるポイントは、以下のとおりです。
- 月間配信可能数:プランによる配信量の上限を確認し、必要な送信量がカバーできるかチェック
- 到達率:なりすましやスパムと誤判定されない仕組みが設けられているか
メールマーケティングの効果に直接影響を及ぼす要素であるため、各システムを評価する際にチェックしておきたいポイントです。
サービスの拡張性
メール配信システムを選ぶ際は、ビジネスの成長にともなってシステムが柔軟に対応できるか、拡張性に富んでいるかを重視する必要があります。
最初は小規模でも、事業が拡大してメール配信のニーズが増加したときに、システムをスムーズにアップグレードできるかがポイントです。
拡張性の高いシステムでは、ユーザーアカウント数や送信量の増加に対応した料金プランが用意されています。具体的には、次のような特徴をもつサービスがおすすめです。
- ユーザー数の増加やデータ量の拡大を問題なく処理できる
- 必要に応じて新しい機能やサービスが追加できる
- システムのアップグレードや拡張が簡単に行える
初期の投資だけでなく将来的な拡張も見据えたシステム選びが、中長期的に見て経済的です。
無料と有料のメール配信システムの違い
無料のメール配信システムはコストを抑えられる点が魅力的ですが、有料版と異なるポイントがいくつか存在します。
無料ツールを試す前に、以下の違いを把握しておきましょう。
- 使える機能の種類
- 広告の有無
- サポートの有無
- 送信量と頻度
それぞれ詳しく解説します。
使える機能の種類
一般的に、無料版と有料版では利用できる機能に大きな違いがあります。
コストを抑えたい初心者や小規模事業者にとって、無料版は魅力的です。ただし、多くの場合、使用できるのは基本的な機能に限られます。
一方、有料版ではより高度なメールマーケティング機能が利用可能。例としてはA/Bテスト、多言語配信、IPアドレス制限などが挙げられます。
有料版で提供されている高度な機能は、大規模なキャンペーンの管理や詳細なデータ分析を必要とする企業には欠かせません。
そのため、無料版を利用する際も有料プランのサービス内容をチェックし、事業の成長にあわせて移行できる準備をしておくことが大切です。
広告の有無
無料のメール配信システムを利用する際に注意すべき点は、メールのフッターやヘッダー部分にサービス会社のロゴや第三者広告が挿入されるケース。
これにより、メール文章の間に広告が入ってしまったり、受信者にチープな印象を与えたりする可能性があります。
ブランドの信頼性や専門性を高めたいビジネスを展開する場合、メールに広告が含まれることはデメリットとなり得るでしょう。
一方、有料のメール配信システムでは、広告が挿入される心配はありません。自社ブランドのイメージを損なうことなくメールをカスタマイズできるのがポイントです。。
無料版で広告やロゴが自動表示される場合は、メール全体のデザインを損なうものかどうか事前に確認することをおすすめします。
サポートの有無
無料のメール配信システムの場合、サポートサービスが限られているか、提供されていないケースが多く見受けられます。
ユーザーガイドやFAQは用意されているものの、リアルタイムでのサポートが期待できないことも珍しくありません。そうすると問題発生時に自己解決するしかないため、作業効率の低下が気になるところです。
対照的に有料のメール配信システムでは、専門のサポートチームによる手厚いサポートが期待できます。電話、メール、チャットなど複数の問い合わせ方法が用意されており、技術的な問題をリアルタイムで解決可能です。
また、無料プランでサポートがある場合においても、有料プランのユーザーが優先的にサポートを受けられるケースも存在します。
メール配信システム初心者で充実したサポート体制を希望する方は、最初から有料プランを選ぶのが賢明です。
送信量と頻度
多くの場合、無料メール配信システムでは送信可能なメールの数や頻度に制約があります。たとえば、『MailChimp』の無料プランは月に1,000件の送信上限。『SendGrid』は1日あたりの送信量が100通に設定されています。
小規模事業者や個人事業主にとっては十分かもしれませんが、大量の顧客やリードにメール配信する必要のある企業には、無料プランは不向きです。
有料プランの場合、送信制限が大幅に緩和されるか、無制限になるケースが多く見受けられます。送信件数を気にすることなくメールマーケティングが展開できるため、スピード感あふれる取り組みが実現可能です。
無料・有料メール配信システムはこんな人におすすめ
種類 | おすすめの対象者 | 特徴・条件 |
無料版 | 小規模事業者 個人事業主 | ・メール送信頻度が少ない ・少数の顧客やリードに連絡を取る ・初期コストを抑えたい・基本的な機能で十分 |
有料版 | 中規模〜大規模事業者 | ・高頻度で大量のメールを送信する必要がある ・マーケティング活動をデータドリブンで実施したい ・詳細なセグメント化やカスタマイズを求める |
自社のニーズに最も適したツール・料金プランを選択するためにも、自社が無料版・有料版のどちらの条件にマッチしているか確認しておきましょう。
メール配信システムに関するよくある質問
メール配信システムのメリット・デメリットは?
メリット | デメリット |
・大量のメールを一度に送信できる ・メルマガ配信の手間が削減できる ・メール到達率がアップする ・効果測定がしやすい | ・迷惑メールへ振り分けられることがある ・システムに慣れるまで時間がかかる ・システム利用料が発生する |
メール配信システムを利用することで、到達率のアップや効果測定機能の活用などが期待できます。
ただし、使いこなすのに時間がかかる場合もあり、有料版であればデメリット面が際立つのがリスク。運用サポートがあるサービスを導入し、効率的にシステムを運用しましょう。
学校向けのおすすめメール配信システムが知りたい
学校と保護者の利用に適したメール配信システムは、以下のとおりです。
- eメッセージ
- 楽メ
- マチコミ
- スクールメールサービス
- 39メール
これらのツールは、学校用に特化した機能が搭載されています。詳細は公式サイトをチェックしてみましょう。
メルマガ配信におすすめの無料メール配信システムを教えて
メルマガ配信に特化したサービスとして有名なのは、『まぐまぐ!』です。無料メルマガ配信であればコストをかけずにメールマーケティングが図れるので、興味のある方は気軽に試してみましょう。
Gmailでメールの一斉送信はできる?
グループ機能やCC・BCCを使えば一斉送信が可能です。ただし、Gmailでは1日に送れるメールの数に制限があるため、大量のメール配信を行いたい場合は注意しましょう。
まずは気になった無料メール配信システムを使ってみよう!
メール配信システムとは、一度に大量の電子メールを送付するときに利用されるツールです。
無料のメール配信システムも数多く存在するため、コストを抑えながらメールマーケティングの自動化が図れます。
ただし無料プランの場合、送信数の上限や機能制限が設けられている可能性があるため、サービス内容の吟味が必要です。
サービス間の比較検討を効率的に行いたい場合は、一括資料請求サービスの活用がおすすめ。
無料メール配信システムを導入し、既存顧客や見込み顧客へ効果的にアプローチしていきましょう。
※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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