【2024年】クラウド請求書発行システム比較15選!おすすめ一覧表で機能や価格をチェック

おすすめのクラウド請求書発行システム15選を徹底比較。無料サービス、インボイス対応など、各システムの特徴を比較表にまとめながらわかりやすく紹介しています。

自作する方法やエクセルでの管理、個人事業主向けシステム、目的別の選び方なども解説していますので、参考にしてみてください。

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目次

請求書発行システムとは?基本機能

請求書発行システムとは、請求書の作成・発行などをはじめとした請求関連業務を効率化させられるシステムです。

近年ではネット環境さえあれば導入・運用できるクラウド型のシステムが主流となっており、初期費用を抑えてスピーディに導入できるのが魅力。

請求書以外の帳票を発行できるシステムや紙の請求書を郵送代行してくれるシステムも多数登場しているため、煩雑な請求業務をまとめて効率化させたい企業にはぴったりでしょう。

請求書発行システムの主な機能は以下のとおりです。具体的に「何ができるのか」をチェックしてみましょう。

請求書の作成エクセルで管理したデータやCSVデータをアップロードするだけで、簡単に電子請求書を作成できる機能。

フォーマットやテンプレートを活用した新規作成も可能。

請求書の送付作成した請求書をメール、PDFなどで取引先に送付できる機能。

紙の請求書を郵送代行してくれるサービスもあり。

請求書の取込取引先から送付されてきた請求書を取り込む機能。
支払い管理送付した請求書の支払い状況確認、入金消込、督促メール送付などの機能。
承認作成した帳票をシステム内で申請/承認できる機能
システム連携販売管理システム、会計ソフト、オンラインバンキングなど、請求業務に関連する外部システムとの連携機能。

【比較表】おすすめのクラウド請求書発行システム15選

おすすめのクラウド請求書発行システム15選について、料金、対応している請求書発行方法、無料トライアルの有無などを一括比較できる表を用意しました。


料金
請求書発行方法無料トライアル
楽楽明細初期費用11万円(税込)+月額27,500円(税込)~Web、メール添付、郵送代行、FAX
freee会計月額2,178円(税込)~※年払いの場合要問合せ
マネーフォワード クラウド請求書月額990円(税込)~※年額プランの場合メール、デジタルインボイス、PDFダウンロード、郵送代行
請求管理ロボ要問合せメール、郵送代行要問合せ
ジョブカン見積/請求書月額料金:基本料金2,200円(税込)、1ユーザー550円(税込)~メール送信、PDF出力、CSV出力
バクラク請求書発行要問合せメール、郵送代行要問合せ
BtoBプラットフォーム 請求書初期費用11万円(税込)+月額25,300円(税込)~デジタルデータ(Web)、郵送代行要問合せ
奉行Edge 請求管理電子化クラウド月額7,700円(税込)~※年間契約の場合Web、メール、PDF、郵送代行
MakeLeaps・無料プラン・有料プラン:月額660円(税込)/ユーザーWeb、メール、PDF、郵送代行
bizform online 配信初期費用33万円(税込)、月額料金55,000円(税込)~メール、郵送代行要問合せ
BConnectionデジタルトレード・無料プラン・有料プラン:月額44,000円(税込)~メール、PDF
Misoca・無料プラン・有料プラン:年額9,680(税込)~メール、郵送代行※郵送代行は有料プランのみ
INVOY・無料プラン・有料プラン:月額980円(税込)メール、郵送代行※郵送代行は別途161円(税込)/通の料金が発生
クロジカ請求・無料プラン・有料プラン:月額5,478円(税込)~メール、郵送代行※郵送代行は有料プランのみ
invox発行請求書・無料プラン・有料プラン:月額基本料金2,178円(税込)~、データ処理料金55円(税込)/1件メール、郵送代行※郵送代行は有料プランのみ

【目的別】クラウド請求書発行システムの選び方

クラウド請求書発行システムの導入目的別に選び方のポイントを解説します。

請求書関連の幅広い業務をまとめて効率化したい

請求に関連するさまざまな業務をまとめて効率化したい場合は、機能性豊富なシステムがおすすめ

メインである請求書の発行、送付以外に、以下のような機能が搭載されているかチェックしましょう。

  • 請求書以外の帳票作成機能
  • 郵送代行サービス
  • 申請/承認機能
  • 外部システムとの連携機能
  • 請求に対する入金状況確認機能
  • 入金消込機能
  • 請求書取込機能

【請求書関連の幅広い業務をまとめて効率化したい】方にはこちらのシステムがおすすめ

既存のシステムとあわせて活用したい

請求書管理システムは、エクセル、販売管理システム、会計ソフトなど、ほかのシステムと連携させることで相乗効果を発揮しやすくなります

ただし、外部システムとの連携の可否、連携のしやすさはシステムによって千差万別。

事前に連携させたい既存システムを洗い出した上で、気になるサービスの連携性をこまかくチェックしておきましょう。

【既存のシステムとあわせて活用したい】方にはこちらのシステムがおすすめ

コストを抑えて手軽に運用したい

個人事業主をはじめとしたコスト重視の方の場合、以下の点に注意しながら各システムの料金をチェックしましょう。

  • 初期費用
  • ランニングコストの内訳(定額制、ユーザー数に応じた課金などをチェック)
  • 契約期間の縛り

請求業務はビジネスを継続している限りは常に発生する業務。

コストを重視する場合でも継続的な利用を見込んで、中長期的な視点でコストパフォーマンスを試算することが大切です。

少しでもコストを抑えたい方は、無料プランが用意されているシステムや無料トライアルをうまく活用し、使い勝手をチェックしながら有料プランの可否を検討するとよいでしょう。

【コストを抑えて手軽に運用したい】方にはこちらのシステムがおすすめ

柔軟にカスタマイズして運用したい

「自社独自のフォーマットで請求書を作成したい」「取引先にあわせて請求書の送付方法を変えたい」「既存のシステムと連携させて使いたい」という方はカスタマイズ性に優れた請求書発行システムがおすすめです。

傾向として、機能性が豊富なシステムほど幅広いニーズをカバーしやすいため、まずは搭載機能をチェックするとよいでしょう。

「どれだけ自社のニーズを反映したカスタマイズが可能なのか」は実際にシステムを使ってみるのが一番。

無料トライアルや無料プランを活用して「できること、できないこと」を確かめた上で、相性の良し悪しを吟味しましょう。

【柔軟にカスタマイズして運用したい】方にはこちらのシステムがおすすめ

【機能が豊富】おすすめのクラウド請求書発行システム6選を比較

楽楽明細

出典:https://www.rakurakumeisai.jp/

【楽楽明細のポイント】

  • 8,000社超の導入実績(※)
  • 導入前後の一貫した手厚いサポート
  • 請求書、納品書、領収書など複数の帳票が発行可能

『楽楽明細』は、電子帳簿保存法・インボイス制度の要件に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

Webからダウンロード、メール添付、郵送代行、FAXと、4種類の発行方法に対応しているのが特徴的。

郵送代行では、請求データをアップロードするだけで、印刷・封入・郵送をまとめて代行してくれるため、利用者の手間を大幅に軽減できます。

料金初期費用11万円(税込)+月額27,500円(税込)~
請求書発行方法Web、メール添付、郵送代行、FAX
無料トライアル

※“楽楽明細公式HP”参照

freee会計

出典:https://www.freee.co.jp/accounting/small-business/

【freee会計のポイント】

  • 経理・会計業務に役立つ機能を豊富に搭載
  • チャット、メール、電話の3種類のサポート
  • 税理士とタイムリーなデータ共有が可能

『freee会計』は、電子帳簿保存法・インボイス制度の要件に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

大きな特徴は、請求書の作成や請求だけでなく、経理・会計関連の幅広い機能が充実しているところ。

さまざまな効率化・自動化を促進する機能が搭載されているため、経理・会計業務の手間や負担をまとめて軽減したい方におすすめです。

料金月額2,178円(税込)~

※年払いの場合

請求書発行方法要問合せ
無料トライアル

マネーフォワード クラウド請求書

出典:https://biz.moneyforward.com/invoice/

【マネーフォワード クラウド請求書のポイント】

  • 請求書、納品書、見積書に対応
  • 1通165円(税込)~請求書郵送を代行
  • 案件管理・販売管理システムとの簡単連携が可能

『マネーフォワード クラウド請求書』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書、納品書、見積書など複数の帳票に対応しており、作成・送付・保管まで一元管理できる機能を搭載

自動作成機能や一括メール送信、一括郵送など、工数削減に役立つ機能が充実しています。

料金月額990円(税込)~

※年額プランの場合

請求書発行方法メール、デジタルインボイス、PDFダウンロード、郵送代行
無料トライアル

請求管理ロボ

出典:https://www.robotpayment.co.jp/service/mikata/

【請求管理ロボのポイント】

  • 導入企業700社以上の実績(※)
  • 請求書作成・発行・送付の自動化機能搭載
  • 課題にあわせた複数のプランを用意

『請求管理ロボ』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

大きな強みは自動化機能が充実している点。請求書の作成・送付、按分計上・前受金取り崩しなど、請求業務の自動化に役立つ仕組みが整っているため、毎月の請求業務をまとめて効率化したい方におすすめです。

また、各種帳票のエクセル向け無料テンプレートが用意されている点も見逃せません。

料金要問合せ
請求書発行方法メール、郵送代行
無料トライアル要問合せ

※“請求管理ロボ公式HP”参照

ジョブカン見積/請求書

出典:https://in.jobcan.ne.jp/

【ジョブカン見積/請求書のポイント】

  • シリーズ累計導入実績20万社(※)
  • 請求書以外の幅広い帳票に対応
  • 豊富なテンプレートで請求書を手軽に作成

『ジョブカン見積/請求書』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書、見積書、納品書、領収書など、対応している帳票の種類が多く、テンプレートまで充実しているのが魅力的。

好みにあわせてデザインできるだけでなく、会社員やロゴを挿入したオリジナルの帳票を手軽に作成できます。

また、申請/承認ワークフロー機能が搭載されているため、請求関連業務全体の効率化が可能です。

料金月額料金:基本料金2,200円(税込)、1ユーザー550円(税込)~
請求書発行方法メール送信、PDF出力、CSV出力
無料トライアル

※“ジョブカン見積/請求書公式HP”参照

バクラク請求書発行

出典:https://bakuraku.jp/doc-issue/

【バクラク請求書発行のポイント】

  • シリーズ累計10,000社の導入実績(※)
  • 請求書を含むさまざまな帳票の電子作成・送付・保存が可能
  • 印刷、封入、発送をまとめて対応してくれる郵送代行

『バクラク請求書発行』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書、支払通知書、納品書、見積書など、請求に関わるさまざま書類の電子発行から送付、保存に一括対応。

メール送付による電子化を図れるだけでなく、紙での発行が必要な場合も印刷、封入、発送をまとめて代行してくれる郵送代行を活用して工数を削減できます。

料金要問合せ
請求書発行方法メール、郵送代行
無料トライアル要問合せ

※“バクラク請求書発行公式HP”参照

【システム連携に強い】おすすめのクラウド請求書発行システム4選を比較

BtoBプラットフォーム 請求書

出典:https://www.infomart.co.jp/seikyu/index.asp

【BtoBプラットフォーム 請求書のポイント】

  • 利用企業100万社超の実績(※)
  • 請求書の発行/受取の両方に対応
  • 取引先は無料で利用できる

『BtoBプラットフォーム 請求書』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

大きな特徴は、電子請求書の発行/受取の両方に対応している点。取引先は無料で使える仕様となっており、関係各所に協力してもらいながら業務効率化やペーパーレス化を図りやすいのが魅力的です。

また、多数の会計システムや販売管理システムと連携しながら運用できる仕様であるため、請求業務が含まれる一連のプロセスを効率化しやすいメリットがあります。

料金初期費用11万円(税込)+月額25,300円(税込)~
請求書発行方法デジタルデータ(Web)、郵送代行
無料トライアル要問合せ

※“BtoBプラットフォーム 請求書公式HP”参照

奉行Edge 請求管理電子化クラウド

出典:https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/invoice

【奉行Edge 請求管理電子化クラウドのポイント】

  • あらゆる外部システムとの連携により自動化を促進
  • 請求書の発行/受取の両方に対応
  • 充実した複数の導入・運用サポート

『奉行Edge 請求管理電子化クラウド』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書の電子発行、電子受領の両方に対応する機能が用意されているだけでなく、郵送代行のオプションも提供。

あらゆるシステムとの自動連携機能まで搭載されているため、請求書業務の自動化に強いシステムを探している方におすすめです。

また、動画による導入完全ガイド、情報共有用のコミュニティサイト、個別相談できるサポートセンターなど、導入から活用・定着までを支援する環境が整っている点も見逃せません。

料金月額7,700円(税込)~

※年間契約の場合

請求書発行方法Web、メール、PDF、郵送代行
無料トライアル

MakeLeaps

出典:https://www.makeleaps.jp/

【MakeLeapsのポイント】

  • 個人事業主でも使える無料プランを用意
  • シンプルな操作で効率化とミス防止を両立
  • 外部システムやPDF・CSVデータと柔軟に連携

『MakeLeaps』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書、見積書、発注書、納品書など9種類の帳票を作成できる(エクセルの無料テンプレートあり)だけでなく、郵送代行を含む幅広い送付方法を用意。

システム単体で請求業務を効率化させられる仕様であるとともに、外部システム、PDF・CSVデータと柔軟な連携が可能であるため、既存環境を活かした運用を実現できます。

料金・無料プラン

・有料プラン:月額660円(税込)/ユーザー

請求書発行方法Web、メール、PDF、郵送代行
無料トライアル

bizform online 配信

出典:https://canon.jp/business/solution/bpo/lineup/bizformonline

【bizform online 配信のポイント】

  • 請求書の送付・配信が中心のサービス
  • あらゆるシステムと柔軟に連携可能
  • 帳票の生成と登録を代行するオプションも用意

『bizform online 配信』は、請求書の配信(送信)に重きを置いたクラウドサービスです。

自社で作成した帳票データをシステム連携などでデータ登録することで、システムが取引先への自動配信を実施。

メール送付に加え、郵送代行も用意されているため、紙の請求書が必要な場合にも対応できます。

また、オプションとして帳票の生成・登録サービスが用意されており、請求書の発行から送付までの一連業務をまとめて効率化できる点も見逃せません。

料金初期費用33万円(税込)、月額料金55,000円(税込)~
請求書発行方法メール、郵送代行
無料トライアル要問合せ

【無料プランあり】おすすめのクラウド請求書発行システム5選を比較

BConnectionデジタルトレード

出典:https://www.ntt.com/business/services/application/crm-dm/bconnection.html

【BConnectionデジタルトレードのポイント】

  • 請求書の発行/受取の両方に対応
  • 基盤システムへのデータ連携自動化機能搭載
  • 標準機能の利用料が無料

『BConnectionデジタルトレード』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

特徴は、無料プランでも請求書の発行/受取、請求書作成機能など、機能が充実しているところ。

本科的な運用に役立つ機能が無料プランで使えるため、有料プランへの切り替えをじっくり検討しやすいでしょう。

また、直感的でわかりやすいUIでありながら、多言語対応、外部システムとのデータ自動連携対応など、幅広いニーズをカバーしている点も魅力的です。

料金・無料プラン

・有料プラン:月額44,000円(税込)~

請求書発行方法メール、PDF
無料トライアル

Misoca

出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/

【Misocaのポイント】

  • PC、スマホ、タブレットから帳票の作成・発行が可能
  • 請求書、見積書、納品書など複数の帳票に対応
  • 弥生の製品をはじめとしたほかのシステムとの連携が可能

『Misoca』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書、見積書、納品書など複数の帳票データを相互に変換できるだけでなく、スマホやタブレットからも作成・発行処理を行えるのが魅力的。

帳票の発行・送付はワンクリックで処理できる仕様となっており、専門知識なしで請求業務の効率化が図れます。

有料プランから郵送代行や充実のサポートが使える料金体系であるため、期間制限なしの無料プランを試した上でプランの切り替えを検討するとよいでしょう。

料金・無料プラン

・有料プラン:年額9,680円(税込)~

請求書発行方法メール、郵送代行

※郵送代行は有料プランのみ

無料トライアル

INVOY

出典:https://www.invoy.jp/

【INVOYのポイント】

  • 請求書の発行、受取、支払いまでカバーする機能を搭載
  • freee会計、Money Forward、弥生会計との連携に対応
  • 請求書、見積書、納品書、発注書、領収書が作成可能

『INVOY』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

特徴的なのは、無料プランでも請求書の作成・発行、メール送付、カードでの決済など、有料プランとほとんど同じ機能を使える点。

受取った請求書も発行する請求書もリーズナブルな手数料でカード決済可能なため、コストを抑えたい個人事業主の方におすすめです。

料金・無料プラン

・有料プラン:月額980円(税込)

請求書発行方法メール、郵送代行

※郵送代行は別途161円(税込)/通の料金が発生

無料トライアル

クロジカ請求管理

出典:https://kurojica.com/invoice/

【クロジカ請求管理のポイント】

  • シリーズ合計1,800社、35,000人以上の利用実績(※)
  • 請求書の送付を1クリックで対応可能
  • 請求書の定期作成機能を搭載

『クロジカ請求管理』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書の1クリック送付、定期作成、インポートしたCSVファイルを用いた請求書一括作成など、効率化を促す機能が充実。

発行・送付だけでなく、入金の消込機能が搭載されているため、未入金発見→入金督促→債権回収のサイクルをスムーズに行いやすくなります。

ただし、無料プランはユーザー数1人まで、顧客数10件までとなっているため個人事業主にはおすすめですが、本格的に運用したい方はお試し程度に利用して有料プランへの切り替えを検討するとよいでしょう。

料金・無料プラン

・有料プラン:月額5,478円(税込)~

請求書発行方法メール、郵送代行

※郵送代行は有料プランのみ

無料トライアル

※“クロジカ請求管理公式HP”参照

invox発行請求書

出典:https://invox.jp/send/

【invox発行請求書のポイント】

  • さまざまな帳票を自由なレイアウトで発行できる
  • データを取り込むだけで請求書作成時の転記・入力作業を自動化
  • オンラインバンクとの入金データ連携が可能

『invox発行請求書』は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているクラウド型の請求書発行システムです。

請求書のレイアウトをカスタマイズできるだけでなく、データを取り込むだけで転記・入力作業を自動化してくれるのが魅力的。

さらにメール、電子での請求書送付やオンラインバンクとの連携による、自動入金消込、督促メール送付機能まで搭載されており、請求業務の大幅な工数削減を促進します。

無料プランは請求書の郵送代行や入金消込など、利用できない機能も多いため、トライアル感覚で操作性などを確認してから、有料プランへの切り替えを検討するのがおすすめです。

料金・無料プラン

・有料プラン:月額基本料金2,178円(税込)~、データ処理料金55円(税込)/件

請求書発行方法メール、郵送代行

※郵送代行は有料プランのみ

無料トライアル

クラウド請求書発行システムの比較ポイント

クラウド請求書発行システム選定時に押さえておきたい4つのポイントを解説します。

利用できる業務範囲

クラウド請求書発行システムは基本的に請求書の作成、送付機能を搭載していますが、以下のような機能はシステムごとに搭載の有無が異なります。

  • 請求書の取込(受領)
  • 請求書発行後の入金消込や督促
  • 外部システムとの連携
  • 申請/承認

搭載機能によってカバーできる業務範囲は異なりますが、機能が豊富になるほど比例して料金もアップする点に注意

予算とニーズのバランスを考慮しながら気になるシステムを比較しましょう。

また、プランが複数用意されているシステムの多くは段階的にプランを変えられるため、スモールスタートしたい方にはおすすめです。

既存システムとの連携性

クラウド請求書発行システムと外部システムを連携すれば、以下のようなメリットを得られます。

例)

  • 販売管理システムとの連携:データの転記、二重入力の手間を削減できる
  • 会計ソフトとの連携:売上や仕入額をシステム間で自動共有できる
  • CRMやSFAとの連携:顧客ごとに売上や販売時期を管理できる
  • エクセルとの連携:エクセルで保管しているデータを一括で反映して効率的に請求書を作成できる

上記は一例ですが、請求業務のほかの業務とも密接に関連しているため、既存システムと連携させることでさまざまなメリットをもたらします。

ただし、注意したいのがクラウド請求書発行システムによって連携性が異なる点。連携可能なシステムが限定されている場合もあれば、CSV連携のみ対応しておりAPI連携はできないシステムも珍しくありません。

既存システムと連携させて運用したいなら、資料請求や問い合わせなどで具体的な情報を確認しておくのがおすすめです。

取引先からの要望に対する柔軟性

クラウド請求書発行システムを導入すれば、自社で作成する請求書を手軽に電子化できますが、完全なペーパーレス化を実現できるとは限りません。

請求書は取引先とやりとりするのが前提の帳票。「紙で送ってほしい」「FAXで送ってほしい」など、取引先ごとに発行方法の要望が変わる点は考慮しておいたほうがよいでしょう。

クラウド請求書発行システムでは、印刷・封入・発送までをまとめて対応する発送代行サービスを用意しているところが多いため、導入前に対応の可否を確認しておくのがおすすめです。

セキュリティの高さ

請求書には売上額やサービス内容などの機密情報が含まれるだけでなく、取引先の企業情報、個人情報が記載されています。

そのため、システム選定時にはセキュリティ性もこまかくチェックするのがおすすめ。

近年の請求書発行システムはクラウド型が主流であるため、データの保管方法、不正アクセス対策、バックアップ方法など、データの取り扱いやトラブル対策は入念にチェックしておきましょう。

クラウド請求書発行システムのメリット/デメリット

クラウド請求書発行システムには以下のようなメリットがあります。

  • 請求書関連業務の効率化:
    エクセルや手動での請求書作成と比べて、フォーマットや自動作成機能の活用により、作業の大幅な効率化が見込めます。
  • ペーパーレスに伴うコスト削減:
    紙の請求書は、紙代、印刷代、封入・郵送の手間、郵送料金などさまざまなコストが発生するのが難点。
    クラウド請求書発行システムなら請求書を電子作成できるだけでなく、発行・送付もオンラインで完結させられるため、大幅なコストカットに期待できます。
  • ヒューマンエラーの防止:
    エクセルや手動で請求書を作成する場合、数字の誤入力や対応漏れなどのヒューマンエラーはどうしても起こってしまうもの。
    一方、クラウド請求書発行システムは手入力が少ない仕様や自動作成機能により手作業での処理を減らせるだけでなく、請求情報の一元管理によって対応漏れも防ぎやすくなります。
  • リモートワークの促進:
    クラウド請求書発行システムはネット環境さえあれば利用できるため、時間や場所、運用端末が限定されません。
    近年導入が進んでいるリモートワークに対応しやすいだけでなく、外出先でも手軽に請求書の作成・発行が可能なため、空いた時間を有効活用して効率的に業務を進められます。

クラウド請求書発行システムには以下のようなデメリットも存在します。事前に把握した上で対応方法を検討しましょう。

  • 完全にペーパーレス化できるとは限らない:
    取引先が紙による請求書の送付を希望している場合、請求書を電子作成していても別途印刷や郵送の必要が生じる可能性はあります。ただし、電子帳簿保存法やリモート化の影響により社会全体でシステム化は加速しているため、取引先と協力しながらペーパーレス化を図りやすい状況ではあるでしょう。
  • セキュリティ対策が必要:
    自社サーバーで管理できるオンプレミス型と違い、クラウド型はオンラインでデータの送受信や保管を行うため、情報漏えいや不正アクセス対策が欠かせません。一方で、請求関連業務をシステム化すれば、誤送信防止、操作権限の一元管理などによって、アナログな方法よりセキュリティが高まる部分もあります。

請求書発行システム関連のよくある質問

請求書発行システム関連のよくある質問をQ&A形式で紹介します。

請求書はエクセルで管理できる?

1から関数やマクロで計算式を組むほか、ネット上で公開されている無料のテンプレートを使って請求書をエクセルで管理可能です。

ただし、エクセルでの請求書管理には以下のようなデメリットもあります。

  • エクセルで請求書の送付まで完結できない
  • 関数やマクロの専門知識が必要
  • 誤操作を防ぎにくい
  • 取引先が多くなるほど管理が煩雑になる
  • 特定の端末でしか操作できない

クラウド請求書発行システムには無料で使えるものがあり、上記のデメリットをほとんどカバーできることを考えると、試しに使ってみる価値は十分にあるといえるでしょう。

個人事業主におすすめの請求書発行システムは?

個人事業主の方には、無料プランが用意されている、少人数用のプランが用意されているクラウド請求書発行システムがおすすめです。

以下におすすめのサービスを記載しますので、参考にしてみてください。

請求書発行システムは自作できる?

請求書発行システムを自作したい場合、エクセルのマクロ機能や関数を用いるのが比較的手軽な方法でしょう。

ただし、マクロ機能を使いこなすにはエクセルの高度な知識が求められますし、仮に自作できたとしても、請求書作成業務以外を効率化できないのが悩ましいところ。

一方でクラウド請求書発行システムなら、請求書作成、送付、承認/申請、入金管理など、関連業務もまとめて効率化させられるため、まずは無料プランが用意されているシステムを試してみるのがおすすめです。

おすすめの請求書発行システムを比較して自社にマッチしたサービスを導入しよう

請求書を電子作成できるだけでなく、送付、申請/承認、入金管理など、関連業務をまとめて効率化してくれるクラウド請求書発行システム。

導入すれば従業員の負担軽減やペーパーレス化促進など、企業にさまざまなメリットをもたらすでしょう。

ただし、システムごとに料金や機能性は異なるため、選定時には導入目的を明確化した上で複数のサービスを比較検討することが大切です。

本記事で紹介した内容を参考にしながら、自社にぴったりのクラウド請求書発行システムを探してみてください。

※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
当サイトでおすすめしているものは、一般社団法人日本クラウド産業協会のクラウドサービス情報開示認定制度から得られた情報や、各Saasサービスの最新の公式サイトの情報を参考にしています。