MAツールとはリード獲得やシナリオ設計などのマーケティング活動を自動化できるツールです。
本記事では、BtoB向けとBtoC向けのおすすめMAツールを比較紹介。
また、MAツールの概要や、SFA・CRMとの違い、導入のメリット・デメリットも紹介しているので、MAツールの導入をお考えの方は参考にしてみてください。
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目次
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?簡単に解説
MAとは「マーケティングオートメーション(Marketing Automation)」の略で、MAツールは企業のマーケティング活動を効率化させるツールのこと。
導入により、人の手で繰り返し実施していた定型的な業務、人員を使うと膨大なコスト・時間がかかる複雑な処理や大量の作業の自動化が可能です。
MAツールでは、膨大なリードの中から見込み客を選定。顧客の属性や趣味趣向を分析し、どのようにアプローチするか決定できます。
ツールを導入すれば、精密なデータ分析が可能なため、顧客との関係強化が可能です。
MAツールの種類|BtoB向けとBtoC向け
BtoB|長期のリード獲得を重視
- リード構築
- 見込み顧客との関係構築
- 一度失注した顧客との関係再構築
- 営業活動の効率化
BtoC|顧客とのコミュニケーション重視
- 顧客とのコミュニケーションをとる
- 見込み顧客の育成
- ブランド構築
- カスタマージャーニー・データ分析に基づく製品・サービス紹介
BtoBか、BtoCかによってそれぞれ顧客数の規模や有効なアプローチが異なります。そのため、MAツールも集中領域や戦術が異なるのがポイント。
BtoB特化型は組織が顧客になるため、さまざまな検討を経てリードを購買に繋げられるよう長期的に顧客育成する機能に力を入れています。
一方BtoC特化型は、顧客がそのまま決済者になるため、多くの顧客にアプローチできることが重要です。管理できる情報や顧客データの容量にも注目するとよいでしょう。
MAツール比較のポイントとなる主な9つの機能・できること
リード獲得
リード獲得は、契約・購入にまだ至っていない見込み客を対象とするシステムです。
MAツールには、次のようなリード獲得機能が含まれているケースが多くあります。
機能 | 内容 |
---|---|
リードジェネレーション | WebサイトやSNS、問い合わせフォームなどを用いリード獲得 |
リードナーチャリング | 見込み客に合わせ情報配信、リードの購入意欲を高める |
リードクオリフィケーション | 成約する可能性が高いリードを選定・分類 |
ツール選定の際は、上記のような、見込み客の属性や購買意欲に合わせて成約まで持ち込む機能が充実しているか確認してみましょう。
リード情報管理
マーケティングの際は、リード獲得のための取り組みだけではなく、見込み客に関する情報も管理する必要があります。
たとえばBtoCの場合は、自社サイトの流入経路や来訪履歴などの管理が可能なものや、リードに関する精緻な分析ができる機能などが必要です。
BtoBの場合は、顧客名(企業名)・業種・住所などのデータはもちろん、過去の商談履歴や商談時の会話内容などを管理します。自社と顧客との関係性に関わる情報面も管理する必要があるのがポイントです。
シナリオ設計
シナリオ設計とは、特定の行動を起こした見込み顧客に対し、事前に設定した行動を返す機能のことです。
MAを利用すれば、『①誰に・②いつ・③何を・④どのように』というシナリオ設計が効率よく行えます。
たとえば、Webサイトへ訪問しているにも関わらず具体的な行動に移していない人をターゲットにする場合は、以下のような設計が検討可能です。
- 誰に(ターゲット・ペルソナ)→具体的な行動に移していないWebサイト訪問者
- いつ(タイミング)→アプローチの時間帯や頻度
- 何を(クリエイティブ・コンテンツ)→商材・サービス
- どのように(アプローチ手段)→ダイレクトメール・SNS・営業
多くのMAツールでは上記の一連の作業を大量に行えるシナリオ設計機能が搭載されています。
スコアリング
スコアリング機能とは、見込み客の属性・趣向・サイト内での行動履歴などを点数化する機能で、成約につながる確率を高められます。
スコアリング機能で選定した見込み顧客にダイレクトメール・SNSで商品の提案を行い成約まで至れば、対面での営業を要さずに収益化が可能です。
また、受注しやすいリードを選び、営業に引き渡せば大きな成約UPへもつながるでしょう。
多様なアプローチを活用して顧客の購買意欲を高めるには、正確なスコアリングが必須です。
メール配信
見込み客の興味・関心に合わせたメール内容で、かつ適切なタイミングで送信する、セグメントメールやステップメールなどが該当します。
これらのメールが効果を発揮するには、顧客・会員がどんな商材・サービスを望んでいるかの正確な把握が不可欠。
MAツールの活用により会員や見込み顧客の属性に合わせたメール配信を効率的かつ効果的に行えます。
Webページ作成
MAツールの利用により、マーケティング戦略に乗っ取ったサイト制作が可能。
たとえば、サイト訪問者の属性や趣味趣向を把握した上で効果的なアプローチが可能なツールがあります。
MA提供会社で、自社のビジョンや社風、抱える課題を確実に見極め、具体的なWebサイトによるマーケティング戦略を提示してくれるサービスがあるかも選定ポイントの1つです。
Web行動解析
Webサイトの表示を顧客ごとに最適化できるかも重要なポイントです。
顧客が自身が求める商材・サービスを発見できれば、成約までつながる可能性は高くなります。
そのため、サイトへの流入元・閲覧履歴のチェックを行い、優先して表示する項目を自動に選べる機能があればとても有利です。
ソーシャルマーケティング
Facebook・X(旧:Twitter)・Instagram・LINE・YouTubeなどのソーシャルメディアを効果的に活用すれば、新商品・新サービスの情報を積極的に配信し成約までつなげられます。
MAツールで、ソーシャルメディアに自動投稿・予約投稿し、作業効率化が図れるかどうかも選定ポイントの1つです。
顧客管理システム連携
自社の既存の顧客管理システムと連携できるかどうかも選定ポイントです。
顧客管理システム連携ができない場合、導入したMAの効果的な活用が難しくなるケースがあります。
申込前に自社の顧客管理システムと連携が可能かどうか確認してみましょう。
MAツールを導入するメリット
業務を効率化できる
MAツールの導入により、リード情報管理、シナリオ設計、スコアリングなど人手で行うと労力がかかる業務を機械に任せられます。
顧客データの一元管理が可能でデータを元にした高度な分析も容易に可能。そのため、マーケティング業務を効率化できます。
細かいヒューマンエラーを減らせる
マーケティングや営業活動の際は膨大な顧客リストを扱います。
MAツールの利用で機械に顧客管理を任せることで、個人情報の取り扱いや保管によるヒューマンエラーリスクを削減。
セキュリティ対策をしているMAツールを採用したり、顧客情報のリスト化や整理を行えるものをチョイスするのがおすすめです。
収益UPが期待できる
MAツールの活用により、見込み顧客や既存客の属性・趣向が見えてきます。
それらのデータを元に、さらなる営業戦略の展開することで業績UPの施策を打ち出しやすくなります。
MAツールを導入するデメリット
ツールの導入・継続利用にコストがかかる
MAツールの無料プランは少なく、機能も制限されているものが多数。
そのため、導入・運用にはコストがかかります。
月額費用が発生するものも多く、コンテンツ作成やカスタマイズをする際は別途コストが必要です。
その分、効率化した業務の分のリソース管理が重要。どのくらいの業務を効率化でき、どのくらいコストがかかるのかを明確にしましょう。
導入に後悔しないためにも、サービス比較の際には費用対効果を試算するのも大切です。
運用体制の構築に労力がかかる
ツールを運用する際は、社内で適切な人材をMAツール運用者として配置する必要があります。
設計やツールがしっかり機能しているか管理したり、使いこなすためにMAツールに詳しい社員を配置したりする工夫も必要です。
そういったコストがネックになっている企業には、手厚い導入サポートがついているMAツールを選ぶのがおすすめ。有料の場合もありますが、運用が軌道に乗るまでプロにしっかりとサポートしてもらうことで、結果的に早く、スムーズな導入に繋がります。
MAツールにはさまざまな機能があり、その内容も複雑です。担当社員がツールを使いこなせるようになるまでは研修を行う必要もあります。
【一覧】おすすめのMAツール13選比較表
サービス | 特徴 | 料金(税込) |
---|---|---|
SHANON MARKETING PLATFORM | リード獲得、シナリオ作成、スコアリングなど マーケティングの自動化を助ける基本機能が搭載 | 132,000円/月 |
List Finder | 各フェーズに本当に必要な機能が絞って搭載 | フリー:0円/月 ライト:39,800円/月 スタンダード:59,800円/月 プレミアム:79,800円/月 |
MAJIN | 直感的に使いやすい画面構成 | 要問合せ |
b→dash | ノーコードでデータ基盤を構築できる | 要問合せ |
HubSpot | 無料プランもあるのでスモールスタートが可能 | 無料ツール:0円 Starter:2,399円〜/月 Professional:106,800円~/月 Enterprise:432,000円〜/月 |
Adobe Marketo Engage | 複数のチャネルをまたいだ会話が可能 | 要問合せ |
Kairos3 | 使いやすいUIでサポート体制も充実 | 16,000円〜 (要税確認) |
SATORI | Webサイト内の行動履歴や、興味関心の高い見込み顧客の発見・ アプローチタイミングの把握が可能 | 年間契約:162,800円/月 |
Salesforce | 営業支援や顧客管理などの機能を中心とし、 複数の製品を組み合わせて使用できる クラウド型のCRMプラットフォーム | Marketing Cloud Engagement:165,000円〜/月 Marketing Cloud Account Engagement:55,000円〜/月 |
ライバル マーケティング広告 | 特定のWEBサイトの訪問者をターゲティングし、 広告を配信する新しいマーケティング手法を取り入れる | 要問合せ |
MOTENASU | 販売後のアフターフォローの効率化が可能 | 基本利用料(〜10,000件):29,800(税要確認) |
Adobe Campaign | サイトやメールなどのオンラインチャネルと、実店舗やコールセンターなどの オフラインチャネルの連携が可能 | 要問合せ |
Probance | 顧客ニーズに合わせた配信により、リピーターの増加、優良顧客との関係構築など、顧客から愛されるブランドを目指す | START:180,000円~/月 PRO:375,000円~/月 |
BtoBに強いおすすめMAツール8選を比較
SHANON MARKETING PLATFORM
引用:https://www.shanon.co.jp/products/
『SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン マーケティング プラットフォーム)』は、株式会社シャノンの提供するMAツール。
リード獲得、シナリオ作成、スコアリングなどマーケティングの自動化を助ける基本機能が搭載されています。
見込み顧客の属性情報や行動履歴などを閲覧可能なため、新規顧客獲得や顧客育成の仕組み作りが可能です。
名刺情報のスキャンも可能なので、顧客情報の徹底的なデータ化ができます。
主な機能
- リード獲得:行動履歴をもとに分類・管理
- シナリオ:自動化可能
- スコアリング:見込み度合いを点数化
料金(税要確認) | 120,000円〜/月 |
List Finder
引用:https://promote.list-finder.jp/
『List Finder(リストファインダー)』はBtoB企業に必要な機能がそろったMAツールです。
リード管理、育成、アプローチの各フェーズに必要な機能に絞って搭載されています。操作画面もシンプルなUIとなっており、誰でも簡単に操作可能。
初期費用・月額費用ともに0円で使用可能なフリープランもあるため、スモールスタートできます。サポートや代行サービスが充実しているため、導入が初めての企業にもおすすめです。
主な機能
- リード管理:名刺データ化、企業属性付与など
- リード育成:メール配信、アクセス解析など
- アプローチ:スコアリング、優先リード通知など
プラン | 料金(要税確認) |
フリー | 0円/月 |
ライト | 39,800円/月 |
スタンダード | 59,800円/月 |
プレミアム | 79,800円/月 |
MAJIN
『MAJIN(マジン)』は、株式会社ジーニーの提供するMAツール。
直感的に使いやすい画面構成となっており、誰でも運用しやすい設計です。
メール、Webプッシュ通知、LINE、SNSなどさまざまなチャネルから情報発信が可能。
一斉配信、定期配信も可能なため、複数チャネルからの配信により効果的なマーケティングを目指せます。
顧客情報管理やラベル設計、スコアリングなどリード獲得に必要な機能も豊富です。
主な機能
- リード管理:カスタマー管理、ラベル設計など
- 配信:一斉配信、定期配信が可能
- レポート:キャンペーンレポート、来訪者レポート
料金(税込) | 要問合せ |
b→dash
引用:https://bdash-marketing.com/
『b→dash(ビーダッシュ)』は、データマーケティングにまつわる悩みを解決するMAツール。SQLなどのプログラミングの知識がなくても、自由にデータを処理・加工・活用できます。
ノーコードでデータ基盤を構築できるため、外部への委託や社内にエンジニアがいなくても利用可能。
MAだけでなく、BIやweb接客なども利用できるため、ほかツールへの追加費用もカットできます。
カスタマー担当による導入サポートも充実しており、スムーズな導入が可能です。
主な機能
- データパレット:さまざまなシステムと自動連携し、データ活用の基盤を構築
メール/MA:多様なチャネルからのアプローチが可能 - BI:レポート作成機能を使ったモニタリングが可能
料金(税込) | 要問合せ |
HubSpot
『HubSpot(ハブスポット)』は、豊富な機能を備えているのが特徴のMAツール。
マーケティング、営業、カスタマーサービス、コンテンツ管理、オペレーションの5つの業務に対応しています。
HubSpotの中でもマーケティングに特化したソフトウェアが、『Marketing Hub』。キャンペーン管理やウェブチャット、フォーム作成などマーケティングに必要な機能がそろっています。
無料プランもあるのでスモールスタートが可能です。
主な機能
- フォーム:フォーム作成可能
- ウェブチャット:自動チャット
- 連携:Salesforceとの連携が可能
プラン | 料金(税要確認) |
無料ツール | 0円 |
Starter | 2,399円〜/月 |
Professional | 106,800円~/月 |
Enterprise | 432,000円〜/月 |
Adobe Marketo Engage
引用:https://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html
『Adobe Marketo Engage(アドビ マルケト エンゲージ )』は、アドビ株式会社の提供するMAツール。『Marketo Engage(マルケト エンゲージ)』または、『Market(マルケト )』と呼ばれることもあります。
Adobe Marketo Engageでは、複数のチャネルをまたいだ会話が可能。メール、SNSなどのさまざまなツールで会話できるため、顧客のカスタマージャーニーにマッチしたアプローチができます。
顧客スコアリングや優先度の高いリードなどのマーケティングデータを提供すれば、領域の近い営業部門との連携も容易です。
主な機能
- クロスチャネルマーケティング:エンゲージメントマップ、メールマーケティング、デジタル広告などが可能
- 営業部門との連携:リード、インサイトの共有
- データ:マーケティング分析、ジャーニー分析が可能
料金(税込) | 要問合せ |
Kairos3
引用:https://www.kairosmarketing.net/marketing-automation?k3ad=k3Gnav
『Kairos3(カイロススリー)』は、カイロスマーケティング株式会社の提供するMAツールです。
使いやすいUIでサポート体制も充実しているため、専門的な知識がなくても使用可能。初めての運用でも十分に対応できます。
リード管理やメール配信、フォーム作成、スコアリングなどマーケティングに必要な基本機能も充実。
ZoomやSalesforceなどの外部ツールとの連携も可能なので、より効果的に業務効率化が可能です。
主な機能
- リード獲得:属性情報や行動履歴を一元管理
- メール配信:ほぼマウス操作のみで可能
- フォーム作成:各種フォームを簡単作成
プラン | 料金(税込) |
基本 | 17,600円〜 |
SATORI
『SATORI(サトリ)』は、SATORI株式会社の提供するMAツールです。
国産のMAツールで、導入実績は1,500社以上と豊富な実績を誇ります(※)。
操作や導入もシンプルにできるため、ツールの利用経験の浅い方でも簡単に利用可能です。
SATORIでは、入手した個人情報やWebサイト内の行動履歴に基づき、興味関心の高い見込み顧客の発見やアプローチタイミングの把握が可能。アプローチが難しい匿名の見込み顧客との接点作りにも。
専門スタッフのサポートやセミナー動画など、サポート体制も充実しています。
※”SATORI公式HP”参照
主な機能
- メール配信:見込み顧客との接点強化
- スコアリング:見込み顧客の興味関心を可視化
- 名刺管理:情報を一元管理
プラン | 料金(税込) |
年間契約 | 162,800円/月 |
※従量課金が発生する場合があります
BtoCに強いおすすめMAツール5選を比較
Salesforce(旧 Pardot)
引用:https://www.salesforce.com/jp/products/what-is-salesforce/
『Salesforce(セールスフォース)』は、営業支援や顧客管理などの機能を中心とし、複数の製品を組み合わせて使用できるクラウド型のCRMプラットフォームです。
さまざまな部署に対応したサービスを展開しており、営業、カスタマーサービス、マーケティング、IT部門までが、顧客データを確認しながら仕事を進められるようなツールを目指しています。
Salesforceの中でもマーケティング支援に特化したものが『Marketing Cloud Account Engagement(マーケティング クラウド アカウント エンゲージメント)』。顧客データ管理やマーケティング向けアナリティクス・AIの使用が可能です。
世界中の企業で導入されており、15万社以上と豊富な導入実績をほこります(※)。
※”Salesforce公式HP”参照
主な機能
- 顧客データプラットフォーム:データを1つの顧客ファイルの統合
- アナリティクス:幅広いデータの統合
- クロスチャネル対応のマーケティングプラットフォーム:一貫性のあるカスタマージャーニーを提供
プラン | 料金(税込) |
Growth | 165,000円/月 |
Plus | 363,000円/月 |
Advanced | 580,800円/月 |
Premium | 1,980,000円/月 |
※すべて年間契約
ライバルマーケティング広告
引用:https://delight-solutions.co.jp/services/competitor
『ライバルマーケティング広告』は、株式会社ディライトソリューションズの提供するMAツールです。とくに、広告経由のマーケティング・流入アップを目指したい企業におすすめ。
特定のWEBサイトの訪問者をターゲティングし、広告を配信する新しいマーケティング手法を取り入れています。
広告の出航可能媒体は数千万にのぼるため、さまざまな業種のターゲティングに対応可能(※)。
また、広告の効果の高さを繰り返し検証し理想の広告に近づけるABテストを相当数行えるため、より高い成約率を目指せます。
※”ライバルマーケティング広告公式HP”参照
主な機能
- 配信範囲:まだ見ぬ見込み客に広告を配信
- データ:直近で競合他社サイトに訪れた新鮮な顧客を獲得
- ABテスト:相当数のABテストを実施
料金(税込) | 要問合せ |
MOTENASU
『MOTENASU(モテナス)』は、株式会社FIDの提供するMAツールです。
販売後のアフターフォローの効率化が可能で、より細かな接客を目指せます。
デジタルのプロモーション施策と、アナログのプロモーション施策を、顧客ごとに融合し、購買のアクションを引き出します。
おもてなしフォームやおもてなしアンケートなど、独自名称の機能も展開。休眠顧客を掘り起こすアプローチ方法も多彩です。
主な機能
- 集客:API連携、CRM機能、マルチタグ機能など
- 高性能フォーム:おもてなしフォーム、おもてなしアンケート
- チャンネル:メルマガ、SNSなど
プラン | 料金(税要確認) |
初期費用 | 0円 |
基本利用料(〜10,000件) | 29,800円 |
Adobe Campaign
引用:https://business.adobe.com/jp/products/campaign/adobe-campaign.html
『Adobe Campaign(アドビキャンペーン)』は、アドビ株式会社の提供するMAツール。
サイトやメールなどのオンラインチャネルと、実店舗やコールセンターなどのオフラインチャネルの連携が可能。
AIを用いた電子メール作成、開封率UPが目指せる送信時間の予測、開封率が低いと予想される顧客の除外などもできます。
Adobe Analyticsとの連携も行えて、KPIやオーディエンスの共有により、より効果的なマーケティング施策を実行可能。
主な機能
- AI配信:最適な送信タイミング、エンゲージメントの高い顧客の予測
- 顧客データ:複数のチャネルに存在するデータをまとめる
- 連携:Adobe Analyticsとの連携
料金(税込) | 要問合せ |
Probance
引用:https://www.brainpad.co.jp/probance/
『Probance(プロバンス)』は、顧客ニーズの特定に力を入れるMAツールです。
顧客ニーズに合わせた配信により、リピーターの増加、顧客との関係構築など、顧客から愛されるブランドを目指せます。
さまざまな業界への導入実績、ノウハウを活かしたサポート体制も充実しており、導入から運用までトータルサポートが受けられます。
主な機能
- 顧客データの取得・統合:購買履歴、クーポン利用履歴などのデータを取得、統合
- 機械学習:顧客の興味・行動を予測
- 連携:データビジネスプラットフォームRtoasterと連携可能
プラン | 料金(要税確認) |
初期費用 | 500,000円 |
START | 180,000円~/月 |
PRO | 375,000円~/月 |
※初期費用:Pro契約時は初期導入コンサルティング費用必須。
MAツールのシェアランキング
順位 | サービス名 | シェア数 |
---|---|---|
1 | Salesforce | 15万社 |
2 | HubSpot | 9万4,000社 |
3 | SATORI | 1,500社 |
※このランキングは本記事で紹介したツールの公式HPより、シェア数を記載しているMAツールから抜粋してビジトラmedia編集者が比較。2024年3月30日時点の情報です。
MA・SFA・CRM各ツールの違いを比較
MAツールと似たものとして、SFA・CRMツールがありますが、細かくみると分野やアプローチが異なるのがポイント。どれも企業の営業戦略には不可欠なシステムです。
SFA
SFAツールは、Sales Force Automation(訳セールス・フォース・オートメーション)の略で、主に営業業務を可視化・効率化する営業支援システムです。
リード・案件を管理しながら、最終的に営業利益の最大化を目指せます。
マンパワーに頼った営業活動で起こりがちな機会損失を抑える効果も期待できるのが魅力です。
CRM
CRMツールは、Customer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の略。
顧客情報のデータ化・分析により、顧客とのコミュニケーションや関係性を向上させるシステムで、顧客との関係維持やアップセルに役立ちます。
SFA・MA・CRMは連携が可能
活用の流れ | ツール |
リード獲得 | MA |
営業活動・受注 | SFA |
受注・リピート化 | CRM |
3つそれぞれの役割は異なりますが、連携させれば大きな成果が期待できます。なお、MAツールは、SFA・CRMと合わせて提供している場合がほとんど。
まとめて導入することで安くなる場合や、既存の慣れた管理ツールに連携して導入し、組み合わせるのも1つ。
コストや機能面を比較して、上手に活用しましょう。
MAツールを導入する際の注意点
ツールの活用が軌道に乗るまでは時間や労力が必要
初めてツールを導入する場合は、サポート体制が充実しているものを選ぶとよいでしょう。
予期せぬトラブルや、「こういう活用をしたい」といった時に相談に乗ってもらうことで、スムーズに運用が軌道に乗りやすくなります。
事業規模にあわないツールを導入するとうまく活用できない恐れがある
事業規模にあったツール選定は重要です。
噛み合わない規模のツールを選定してしまうと機能の過不足が出るだけでなく、機能の拡張性や大規模な顧客管理容量によって価格も変わります。
安くしたいから、また機能を充実させたいからと1点だけで選ぶと失敗の原因になりかねません。
自社の規模、また業種にぴったりのサービスを吟味して選ぶのが大切です。
MAツールを比較して自社に合った製品を選ぼう
MAツールの活用、さらにSFA・CRMツールとの併用により、全体業務をより効率よく行えるようになるでしょう。
また、企業の規模やビジネスモデルによって、最適なツールは異なります。
本記事のランキング表などを参考に、各社MAツールの内容をよく吟味し、自社にあったものを選び導入しましょう。
※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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