タスク管理や進捗管理などプロジェクトを円滑に進む手助けをしてくれるのが、プロジェクト管理ツールです。本記事ではツールを導入するメリットや、自社にあったツールを導入するための比較ポイントなどを解説しています。あわせてタイプ別にプロジェクト管理ツールも23選として紹介していますので、導入検討する際の参考にしてみてください。
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目次
プロジェクト管理ツールとは?
プロジェクト管理ツールとは、スケジュール管理や進捗管理、案件管理機能などを搭載したプロジェクトの進行を効率化させるツールのことです。
従来のプロジェクトでは、ExcelやWord、チャットツールやメール、共有フォルダなどさまざまなツールを駆使して進めることが主流。しかし、複数のツールを活用することで「情報共有が手間になる」「進捗状況と実績に乖離がある」などの課題もありました。
プロジェクト管理ツールはこうした課題を解決し、情報を一元的に管理することが可能です。さらにプロジェクトの進捗状況の可視化や、情報共有の簡素化を実現できます。
プロジェクトメンバーの作業効率と生産性が上がるのはもちろんのこと、プロジェクトマネージャーの管理業務の負担軽減も可能です。
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールには、プロジェクトに必要な「人材・労働力」「製品」「資金・コスト」「情報」「時間」を一元的に管理する機能が備わっています。ツールによっては搭載されていない機能もあるため、比較検討する際には、自社が求める機能が備わっているかを確認しておくことが大切です。
それぞれの管理する機能を細分化すると、以下の表の通りになります。
管理項目 | 該当機能 |
人材・労働力 |
タスク管理
メンバー管理 スケジュール管理 リソース管理 日報管理 進捗管理 |
製品 | 在庫管理 品質管理 |
資金・コスト | 予実管理 原価管理 購買管理 |
情報 |
案件管理
顧客管理 メッセージ・チャット ファイル共有 ログ管理 ガントチャート Wiki 掲示板機能 |
時間 |
工数管理
タイムマネジメント機能 |
プロジェクト管理ツールを導入するメリット
プロジェクト管理ツールを導入するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- 進捗状況の把握が容易
- タスクの可視化
- 管理作業の効率化
進捗状況の把握が容易
プロジェクトが遅延なく進行することは、成功のためには必須です。プロジェクト管理者はツールを活用することで、最新の進捗状況を常に把握でき、最適な対策を打てるようになります。
たとえば、進捗の遅れやトラブルが発生した際には、チャット機能で指示を出し、メンバーに即時共有するなど、迅速な対応が可能です。
また、メンバーもプロジェクトの状況が容易に把握でき、進行に必要な情報の「抜け漏れ」の防止にも貢献。リアルタイムで最新状況を把握できることは、プロジェクトの進行を円滑にし、管理者側、メンバー側双方の業務効率化につながります。
タスクの可視化
プロジェクトメンバーのタスクが可視化されることも、プロジェクト管理ツールを導入するメリットです。プロジェクト管理ツールでは、業務指示の内容や指示した内容の進捗状況、指示漏れなどを管理者もメンバーも把握が可能になります。
メンバーは「現在の自分のタスクは何か」「タスクの優先順位はどの順番になるか」を明確に把握。管理者側は「メンバーのタスクの重複を避ける」「効率的にリソースを振り分ける」など、メンバーのリソースの最適化が実現できます。
タスクが可視化されることで、プロジェクト全体の状況を把握するとともに、最適なリソース分配によるコストの削減や納期短縮なども実現可能です。
管理作業の効率化
プロジェクト管理ツールの強みは、プロジェクトに必要な情報がツール内で一元管理できることです。プロジェクト管理者は、プロジェクトの状況を正確に把握するために、作業報告書などを確認します。
しかし、「作業報告書のフォルダが別の場所にある」「最新の連絡はチャットで行っている」などの場合、複数のツールで確認する必要があり、手間や工数がかかることが課題でした。
プロジェクト管理ツールでは、プロジェクトで利用したドキュメントの管理や日々のコミュニケーションなどもツール上で完結でき、情報も集約されます。さらに更新された情報はリアルタイムで反映されるため、管理工数の大幅な削減も可能です。
プロジェクト管理ツールは3タイプ
プロジェクト管理ツールを選定する際には、以下3つのタイプから自社に必要なタイプをどれかを考えていきます。
- 幅広い用途に対応できるタイプ
- 特定の用途に強みがあるタイプ
- タスク管理に強みをもつタイプ
幅広い用途に対応できるタイプ
プロジェクト全体の進め方に課題をもち、タスク管理はもちろんのこと、ガントチャートの作成なども簡単に作成および共有をしたいという場合には、「幅広い用途に対応できるタイプ」を検討するとよいでしょう。
幅広い用途に対応できるタイプは、プロジェクト管理に必要な機能がオールインワンでそろっているのが特徴です。
進捗管理からガントチャートの作成、原価計算、タスク管理、ファイル共有機能など、プロジェクトチームの生産性を上げる機能がそろっており、さまざまなプロジェクトに対応ができます。
特定の用途に強みがあるタイプ
自社のプロジェクトが「独自の工程が多く汎用的なものでは対応できない」といった場合は、「特定の用途に強みがあるタイプ」を検討するとよいでしょう。
たとえばプロジェクト管理ツールには、IT業界に特化した管理機能をもつツールやソフトウェア開発に強みをもつツールなどがあります。
ほかにもテレワークに対応ができるツールもあるため、プロジェクトの具体的なニーズと目的にあわせて、ツールが合致しているかを確認してみるとよいでしょう。
タスク管理に強みをもつタイプ
プロジェクト管理の中でも、とくにタスク管理に関する課題を解決したいという場合には、「タスク管理に強みをもつタイプ」を検討するとよいでしょう。
タスク管理に強みをもつタイプは、タスク管理や工数管理を効率化させるために、カレンダーアプリと連携してタスクを貼り付けるカンバンボード機能などが搭載されています。
また、タスク管理に強みをもつタイプは機能がシンプルなため、直感的な操作ですぐに効果が見えやすいのが特徴です。さらに機能が限定的なため、コストを抑えて導入できます。
プロジェクト管理ツールの比較ポイント
前章で自社に必要なタイプが見えてきたら、実際にどの製品が適しているかを比較していきます。比較ポイントは、以下の5点です。
- 自社の課題を解決させる機能が搭載されているか
- 提供形態は自社に適しているか
- 費用対効果は優れているか
- 現場の従業員が使いやすいと感じるツールか
- サポート体制は問題ないか
自社の課題を解決させる機能が搭載されているか
プロジェクト管理ツールは導入することではなく、導入後の運用で自社の課題を解決できるかという視点で選定していくことが大切です。たとえば機能が豊富だからという理由で選んでしまうと、自社の課題を解決できず、かえって業務効率が落ちてしまうという恐れもあります。
「タスク管理をより効率的に行いたい」「情報共有がバラバラなので統一させたい」など、抱えている課題は企業によって異なるからです。プロジェクト管理ツールの選定に入る前に課題を明確にし、その課題を解決してくれるかを比較していきましょう。
提供形態は自社に適しているか
プロジェクト管理ツールの提供形態はクラウド型かオンプレミス型になります。クラウド型はインターネットを活用して提供される形態で、リアルタイムでの情報共有に優れ、初期コストを抑えて導入できるのがメリットです。
一方でオンプレミス型は物理サーバーを設置し、社内ネットワーク経由で利用する形態になります。クラウド型よりもカスタマイズ性に優れているため、自社独自の項目の追加が容易にしやすいのが特徴です。
提供形態は導入時はもちろんのこと、運用時のことも考慮しながら、自社に適している形態を選択することが大切になります。
費用対効果は優れているか
プロジェクト管理ツールをどのように利用するかで費用対効果は変わってきます。ある特定のプロジェクトに利用するのか、導入後継続的に利用するのかなどでも変わってくるので、事前に活用用途を決めておくことが大切です。
プロジェクト管理ツールは「従量課金制」と「月額固定制」の料金体系に分かれています。
従量課金制はユーザー数や利用する機能数、活用するプロジェクト数によって料金が変わってくる体系です。一方で月額固定制は文字通り、プロジェクト数に変動があっても固定の料金を支払う体系になります。
選定する際には、「どのような運用を行っていくか」、「将来的にどのような運用を行う可能性があるのか」を考慮しながら、費用対効果を考えていくとよいでしょう。
また、プロジェクト管理ツールの中には、無料プランが用意されているものもあるため、スモールスタートを検討する際には選択肢として考えてみてください。
現場の従業員が使いやすいと感じるツールか
プロジェクト管理ツールを導入する際には、管理者やメンバーを含めた現場の従業員が使いやすいと感じるツールかを確認することが大切です。ツールを導入したとしても、操作が複雑であったり、画面が見づらいなどメンバーが使いこなせない状態だと、業務効率化にはつながりません。
ツールによってはデモ環境を見せてくれるものや、トライアル期間を設けてくれているものもあります。実際に現場の反応を伺いながら、「直感的な操作性になっているか」「業務の効率性は上がっているか」などを確認するとよいでしょう。
また、プロジェクトに活用している既存ツールがあれば、「連携が可能か」「親和性はあるか」なども確認しておくとスムーズな運用につながります。
サポート体制は問題ないか
プロジェクト管理ツールを導入する際のサポートはもちろんのこと、導入後の運用サポートにも対応しているかも確認すべきポイントです。
プロジェクト管理ツールに限らず、システムやツールは導入期間よりも運用期間が長くなります。運用時にはトラブルや不明点が出てくることを前提に考え、サポート体制を確認しておくとよいでしょう。
サポート体制も専任の担当者が定期的に訪問するサポートを提供しているツールもあれば、チャットやメールのみの対応で完了するツールもあります。「導入後の自社の運用体系」を考慮しながら、比較するとよいでしょう。
無料プランのあるおすすめプロジェクト管理ツール7選
本章では無料プランのあるプロジェクト管理ツールを7つ紹介します。「お試しで導入してみたい」「コストをかけずに導入してみたい」などの場合は、検討してみてください。
Trello(リックソフト株式会社)
出典:https://www.atlassian.com/ja/software/jira
『Trello(トレロ)』はリックソフト株式会社が提供している、チームで利用できる「カンバン方式タイプ」のタスク管理・コラボレーションツールです。
カンバン方式とは、大きなボードに付箋を貼るイメージでタスクを管理する方法で、チームの進捗状況を視覚的に把握できます。少人数でスタートできる無料プランが用意されており、さらに機能が充実しているプレミアムプランにアップグレードも可能です。
コスト | 無料プラン Premium:要問合せ Enterproise:要問合せ |
主な機能 | ボード背景 カスタム絵文字 2段階認証 |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | ヘルプサイト 問い合わせサポート |
トライアル有無 | ⚪︎ |
Jira Software(Atlassian)
出典:https://www.atlassian.com/ja/software/jira
『Jira Software(ジラ ソフトウェア)』はAtlassian(アトラシアン)が提供しているプロジェクト管理ツールで、スクラムテンプレートを活用したプロジェクト管理を行えるのが特徴です。
プロジェクトチームはスクラムテンプレートを活用して、作業を整理し、進捗状況の確認や今後の計画立案に活かすことが可能。プロジェクト全体にかかる作業を簡単に計画、追跡、管理が行え、業務効率化や生産性向上につながります。
また、規模ごとにプランが用意されており、10人までのチームなら永久無料で利用可能です。
コスト | Free 【月額】 Standard:1,177円(税込)/ユーザー Premium:2,299円(税込)/ユーザー Enterprise:要問合せ |
主な機能 | スクラム カンバン バグ管理 DevOps |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | ヘルプサイト |
トライアル有無 | ⚪︎ |
Lychee Redmine(株式会社アジャイルウェア)
『Lychee Redmine(ライチ レッドマイン)』は株式会社アジャイルウェアが提供している、直感的な操作に強みをもつプロジェクト管理ツールです。予算超過の兆候検知や報告レポートの標準化によって、効果的なプロジェクトの進行をサポートします。
タスク管理機能では、チーム全員の進捗をスケジュール表から簡単に把握ができ、遅延や抜け漏れなどに瞬時に対応可能。フリープランは基本機能の一部が対象外になるため、注意が必要です。
コスト | 【クラウド/月額】 フリー スタンダード:990円(税込)/ユーザー プレミアム:1,540円(税込)/ユーザー ビジネス:2,310円(税込)/ユーザー【オンプレミス/月額】 スタンダード:880円(税込)/ユーザー プレミアム:1,650円(税込)/ユーザー ビジネス:2,530円(税込)/ユーザー |
主な機能 | ガントチャート カンバン バックログ タイムマネジメント リソースマネジメント ダッシュボード コストマネジメント プロジェクトレポート など |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | メールサポート お問い合わせシステム 電話・Web会議(オプション) 研修(オプション) |
トライアル有無 | ⚪︎ |
Brabio(ブラビオ株式会社)
『Brabio(ブラビオ)』はブラビオ株式会社が提供している、誰でも簡単に利用できる初心者専用のプロジェクト管理ツールです。
ガントチャートの作成も直感的な操作となっており、初めて利用する場合でも簡単に作成可能。進捗状況の確認はもちろんのこと、今誰が忙しいのかがわかる担当状況ビュー機能を搭載しており、業務負荷の分散もサポートしています。
フリープランから始められ、5人までの利用なら常に無料です。
コスト | 【無料プラン】 5ユーザーまで無料 【エントリープラン】 プラン10:3,300円(税込)/月(10ユーザーまで) プラン20:6,600円(税込)/月(20ユーザーまで) プラン30:9,900円(税込)/月(30ユーザーまで) プラン40:13,200円(税込)/月(40ユーザーまで) プラン50:16,500円(税込)/月(50ユーザーまで) 【ミッドレンジプラン】 プラン100:33,000円(税込)/月(100ユーザーまで) プラン200:66,000円(税込)/月(200ユーザーまで) プラン300:99,000円(税込)/月(300ユーザーまで) |
主な機能 | ガントチャート プロジェクト横断ビュー Excel、CSV出力 進捗管理 タスク管理 担当状況確認ビュー ファイル共有 コミュニケーション など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | メールサポート |
トライアル有無 | ⚪︎ |
Asana(Asana Japan株式会社)
『Asana(アサナ)』は、Asana Japan株式会社が提供している、世界190ヵ国以上で導入実績のあるプロジェクト管理ツールです(※)。
プロジェクトで活用するテンプレートが豊富に用意されており、直感的で操作しやすい作りになっています。またGmail やGoogleカレンダー、Microsoft Teamsなど270以上のアプリと連携ができ、プロジェクト管理以外の業務も、一元管理する仕組みを整えることが可能です。
コスト | Personal:0円 Starter:1,320円(税込)/月/ユーザー Advanced:2,970円(税込)/月/ユーザー Enterprise:要問合せ Enterprise+:要問合せ |
主な機能 | プロジェクト プロジェクトビュー タスク カスタムフィールド マイタスク タイムトラッキング など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | カスタマーサポート(問い合わせ) |
トライアル有無 | ⚪︎ |
※Asana公式HP参照
Redmine(ファーエンドテクノロジー株式会社)
『Redmine(レッドマイン)』はファーエンドテクノロジー株式会社が提供している、プロジェクト運営を支援するためのオープンソース・ソフトウェアです。
ウェブアプリケーションとして動作するシステムとなっており、インターネット環境があればどこからでもアクセスが可能。とくにソフトウェア開発プロジェクトとの親和性が高く、Subversionのようなバージョン管理システムとの連携も行えます。
ほかにもチャット形式のタスク管理機能、ガントチャート、Wiki機能などが搭載しているのも見逃せない点です。
コスト | 無料 |
主な機能 | チケット ガントチャート カレンダー ロードマップ Wiki など |
提供形態 | オンプレミス クラウド(My Redmine・有料) |
サポート体制 | コミュニティ webサポート窓口(My Redmine) |
トライアル有無 | ⚪︎(クラウド型「My Redmine」) |
Bitrix24(Bitrix24)
『Bitrix24(ビットリックス)』はユーザー数無制限、18の言語で利用ができるプロジェクト管理ツールです。
最大48名が参加できるビデオ通話機能では、時間制限がなく、通話の録音まで対応できます。プロジェクトで作成するファイルは、オンラインストレージに保管ができ、5GBまで利用可能。
プロジェクトのアクティビティを監視でき、作業報告書と照らしあわせながら、作業負荷の分散にもつなげられます。Freeプランがデフォルトのアカウント状態で、一部のツールは有料利用です。
コスト | Basic:要問合せ Standard:要問合せ Professional:要問合せ Enterprise:要問合せ |
主な機能 | ビデオ通話 タスク管理 プロジェクト管理 CRM オンラインストレージ など |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | コンタクトセンター |
トライアル有無 | ⚪️ |
幅広い用途に対応できるタイプ7選
自社のプロジェクト管理ツールの用途が幅広い場合には、以下の7つのツールを検討してみてください。
monday.com(株式会社ギャプライズ)
『monday.com(マンデードットコム)』は株式会社ギャプライズが提供している、タスクからプロジェクトを一元管理できるプラットフォームツールです。
ノーコードでカスタマイズができ、自社の運用にあわせて自由に設定ができます。36の機能をプロジェクトの運営にあわせて選択ができ、数クリックですぐに設定ができる操作性を実現。
また、100種類以上の自動化メニューを選択でき、幅広いプロジェクトへの対応が可能です。
コスト | BASIC:1,530円(税要確認)(月額/ユーザー) STANDARD:1,900円(税要確認)(月額/ユーザー) PRO:3,890円(税要確認)(月額/ユーザー) ENTERPRISE:ASK(月額/ユーザー) |
主な機能 | ボード数 テンプレート カラム ダッシュボード作成 閲覧者数無制限 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 専用チャンネルサポート 環境開発サポート |
トライアル有無 | ⚪︎ |
Reforma PSA(株式会社オロ)
出典:https://www.oro.com/reforma-psa/
『Reforma PSA(レフォルマPSA)』は株式会社オロが提供している、IT業界や広告業界などクリエイティブ業に特化したプロジェクト管理ツールです。
業務管理をシステムで一本化でき、プロジェクト管理のみならず、販売管理や経費管理などの業務も共有できます。
プロジェクト管理で入力した情報は経費管理にも引き継がれ、転記作業は必要ありません。プロジェクトごとの工数管理が容易に行え、業務改善のサポートにも利用できます。
コスト | 要問合せ |
主な機能 | 販売管理 購買管理 勤怠管理 経費管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | Webデモ 導入支援サービス Reformaラーニング |
トライアル有無 | × |
Backlog(株式会社ヌーラボ)
『Backlog(バックログ)』は株式会社ヌーラボが提供している、シンプルな操作性に特徴をもつプロジェクト管理ツールです。
シンプルなUIとなっているため、誰にとってもわかりやすく業務効率化の促進も可能。運送業、不動産業、金融業など幅広い業種で導入実績があります。
スペース課金制を採用しており、利用しているユーザー数によって料金が変わらないのも特徴です。
コスト | スターター:2,970円(税込)/月 スタンダード:17,600円(税込)/月 プレミアム:29,700円(税込)/月 プラチナ:82,500円(税込)/月 |
主な機能 | ガントチャート カンバンサポート ファイル共有 Wiki 課題ごとのコメント お知らせ機能 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | メールサポート チャットサポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
クラウドログ(株式会社クラウドワークス)
『クラウドログ』は株式会社クラウドワークスが提供している、カンタンな工数管理を実現するプロジェクト管理ツールです。
GoogleカレンダーやOutlookと連携が可能で、連携したツールから入力をするとプロジェクト管理ツールに自動で反映されます。プロジェクト、メンバー、業務項目単位でリアルタイムが集計でき、進捗状況の把握が容易に可能です。
コスト | ベーシックプラン:要問合せ プレミアムプラン:要問合せ |
主な機能 | ガントチャート レポート 損益管理 カレンダー連携 メンバー権限設定 工数承認ワークフロー など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 導入サポート ヘルプサポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
Notion(Notion)
出典:https://www.notion.so/ja-jp
『Notion(ノーション)』はプロジェクト管理のみならず、営業や人事などさまざまなシーンで活用できるワークスペースツールです。
プロジェクト管理ではタスクをタイムラインで表示させ、現在のやるべきことを可視化できます。またカレンダー機能を活用すると対応期限が表示されるため、納期の遅延を防ぐことも可能。
さらにプロジェクトに関連する情報はすべて「テーブル」にまとめられ、いつでもカンタンに情報を把握し、抜け漏れが発生しないように工夫がされています。
コスト | フリー プラス:要問合せ ビジネス:要問合せ エンタープライズ:要問合せ |
主な機能 | プロジェクト管理 カレンダー機能 テーブル機能 タスク管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | サポートサイト |
トライアル有無 | ⚪️ |
TimeCrowd(タイムクラウド株式会社)
『TimeCrowd(タイムクラウド)』はタイムクラウド株式会社が提供している、ワンクリックで従業員の稼働時間を見える化できるプロジェクト管理ツールです。
「誰が」「いつ」「何をしているのか」をリアルタイムで確認でき、テレワークやサテライトオフィスなど社外で仕事を行っていても簡単に把握できます。
カレンダー連携やワンクリック打刻に対応しており、タスク時間を記録することで稼働時間も正確に把握。さらに稼働時間から、プロジェクト単位の人件費を自動で算出でき、収支管理も行えます。
コスト | 要問合せ |
主な機能 | Googleアカウント連携 メンバー機能 外部ツール連携機能 単価計算 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 導入サポート 運用サポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
Lark(Lark Japan株式会社)
出典:https://www.larksuite.com/ja_jp
『Lark(ラーク)』はLark Japan株式会社が提供している、プロジェクト管理に必要な機能がオールインワンで搭載されているアプリです。
チャット機能を中心とし、メールやカレンダー、ビデオ会議、ワークフロー、ドキュメントなどを連携させ、業務の生産性向上をサポートします。プロジェクトに必要な機能がすべてそろっているため、ほかツールを利用せず、コスト削減が可能。
さらにデータはすべてリアルタイムで見える化できるため、現場の把握も容易です。小売や飲食などあらゆる業界に対応しています。
コスト | スターター:無料 プロ:1,562円(税込)/月額/ユーザー エンタープライズ:要問合せ |
主な機能 | メッセージ ドキュメント ビデオ会議 カレンダー メール ワークフロー など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 導入サポート ヘルプセンター 有人サービス テクニカルサポート デジタルコンサルタント コンサルティング |
トライアル有無 | ⚪️ |
特定の用途に強みがあるタイプ3選
自社独自の工程や業界特有の工程などが必要な場合には、特定の用途に強みをもつ、以下の3つのタイプを検討してみてください。
OBPM Neo(株式会社システムインテグレータ)
出典:https://products.sint.co.jp/obpm
『OBPM Neo(OBPMネオ)』は株式会社システムインテグレータが提供している、IT事業者や製造業向けに特化したプロジェクト管理ツールです。
IT事業者向けには「OBPM Neo for IT企業」、製造業向けには、「OBPM Neo for 製造・工事業」が提供されており、それぞれのニーズにあわせた機能が搭載されています。
OBPM Neoはタスクの進捗管理に加えて、プロジェクトの原価管理を把握でき、最適なリソース配分が可能。国内で唯一、国際的なプロジェクト管理体系であるPMBOKに準拠しており、効率的なプロジェクト管理を実現します。
コスト | 20ライセンス:150,000円(税要確認)/月額 30ライセンス:180,000円(税要確認)/月額 40ライセンス:220,000円(税要確認)/月額 50ライセンス:250,000円(税要確認)/月額 |
主な機能 | 統合管理 コスト管理 調達管理 リスク管理 要因管理 コミュニケーション管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 導入・運用支援サービス 保守サービス |
トライアル有無 | ⚪️ |
Wrike(Wrike, Inc.)
『Wrike(ライク)』は、用途別にテンプレートが用意されていることが特徴のプロジェクト管理ツールです。
「すべてのプロジェクトをシームレスに実行」をコンセプトに、リアルタイムに状況を把握できるダッシュボード機能やレポート機能を搭載しています。
プロジェクトの進行はステージごとにカスタマイズができ、管理者側は一目見ただけで状況を把握。さらに400以上のツールと連携でき、すべてのツールをWrike内で利用できるため、生産性の向上に貢献します。
コスト | Free Team:9.80ドル/人 Business:24.80ドル/人 Enterprise:要問合せ Pinnacle:要問合せ |
主な機能 | タスク管理 用途別テンプレート ガントチャート など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | ヘルプセンター |
トライアル有無 | ⚪️ |
Zoho Project(ゾーホージャパン株式会社)
出典:https://www.zoho.com/jp/projects/
『Zoho Project(ゾーホープロジェクト)』はゾーホージャパン株式会社が提供している、場所にとらわれずプロジェクト管理が行えるソフトウェアです。
リモートチーム向けにモバイル版もリリースされており、自宅にいながらスムーズにプロジェクトの進行も可能。
直感的なUIが採用されているため、事前のトレーニングを必要とせず、すぐに利用できます。GoogleアプリやSlackとの連携もでき、リモートワークにおける業務効率化に大きく貢献できるでしょう。
コスト | 無料 プレミアム;:660円(税込)/月額/ユーザー エンタープレイズ:1,320円(税込)/月額/ユーザー |
主な機能 | タスク管理 時間管理 カスタマイズ チームコラボレーション チャートとレポート ユーザー管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | ヘルプサイト 移行サポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
タスク管理に強みをもつタイプ6選
プロジェクト管理において「タスク管理」についての課題を、いの一番に解決したい場合には、以下の6つのプロジェクト管理ツールを検討してみてください。
タイムデザイナー(株式会社Creative Gear)
『タイムデザイナー』は株式会社Creative Gearが提供している、作業時間の記録が可能なタスク管理ツールです。
タスクに対しての作業時間の記録ができ、工数管理とシームレスな統合が行えます。作業時間を記録することで、工数の記録を転記する必要はなく、管理も容易。
Webブラウザに加え、スマホアプリなどにも対応しているため、外出先であっても簡単に作業時間の記録が可能です。プロジェクトごとの作業時間やコストを算出でき、結果をExcelで出力することも行えます。
コスト | Basicプラン:0円 Proプラン:550円(税込)/月額/ユーザー Businessプラン:1,078円(税込)/月額/ユーザー |
主な機能 | タスク管理 プロジェクト管理 データ保存 作業時間記録 作業予定計画 カンバンボード ガントチャート 取引先管理 タグ管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | ヘルプセンター 導入サポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
kannri(株式会社spin)
『kannri(カンリ)』は株式会社spinが提供している、「細かく、抜け漏れなく、ワンツール」をコンセプトにしたタスク管理ツールです。
タスク管理とビジネスチャットを軸とし、誰でも簡単に使え、コミュニケーションを促進させる仕組みになっています。タスク管理では階層別に細かい設定が可能で、完了していないタスクを上位表示させることで、抜け漏れを防止に貢献。
日常的に利用できるチャット画面を採用しており、社外からスマートフォンやタブレットなどのデバイスを活用して簡単にコミュニケーションも可能です。
コスト | 初期費用:33,000円(税込) 月額費用:1,100円(税込)/ユーザー |
主な機能 | タスク管理 プロジェクト管理 施工管理 営業進捗管理 顧客管理 クライアント管理 社内業務管理 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | 導入勉強会 メールサポート |
トライアル有無 | × |
Jooto(株式会社PR TIMES)
『Jooto(ジョートー)』は株式会社PR TIMESが提供している、カンバン方式を採用したタスク・プロジェクト管理ツールです。
カンバン方式のため、一覧形式で見やすいUIとなっており、未着手や完了など誰でもすぐに状況把握が可能。さらにカンバン方式に登録するタスクは、ドラッグ&ドロップで直感的に移動ができます。
コメント機能では、設定されたタスクに対してコメントができ、内容の認識に齟齬が出ないように活用可能。
コスト | 無料プラン スタンダードプラン:550円(税込)/月額/ユーザー エンタープライズプラン:1,430円(税込)/月額/ユーザー タスクDXプラン:要問合せ |
主な機能 | タスク管理 ガントチャート 予定実習管理機能 プロジェクト横断管理機能 コミュニケーション機能 外部連携機能 データ共有機能・ファイル管理機能 など |
提供形態 | クラウド |
サポート体制 | ヘルプセンター メールサポート |
トライアル有無 | ⚪️ |
Microsoft Project(日本マイクロソフト株式会社)
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/project/project-management-software
『Microsoft Project(マイクロソフト プロジェクト)』は日本マイクロソフト株式会社が提供している、プロジェクト管理をシンプルかつ強力にサポートするプロジェクト管理ツールです。
Microsoftのツールであるため、Microsoft Teamsとの連携ができ、ファイル共有やチャットなどが容易に行えます。タイムラインビューやボードビューなどプロジェクト管理を効率化する機能に加え、Microsoft Teamsとの連携によってプロジェクトの共同作業が可能です。
コスト | 【クラウド】 Planner Plan 1:1,375円(税込)/月額/ユーザー Project Plan 3:4,125円(税込)/月額/ユーザー Project Plan 5:7,568円(税込)/月額/ユーザー 【オンプレミス】 Project Standard 2021:120,780円(税込)/買い切り型 Project Professional 2021:201,490円(税込)/買い切り型 |
主な機能 | グリッドビュー ボードビュー タイムライン(ガント)ビュー コラボレーションとコミュニケーション プロジェクトの計画とスケジュール管理 レポート など |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | サポートサイト |
トライアル有無 | × |
TimeTracker NX(株式会社デンソークリエイト)
出典:https://www.timetracker.jp/
『TimeTracker NX(タイムトラッカーNX)』は株式会社デンソークリエイトが提供している、ソフトウェア開発、ハード設計などの知識労働・デスクワーク業務における工数管理・プロジェクト管理ツールです。
「徹底した現場思考に基づいて開発されたツール」を謳っており、1分でできるドラッグ&ドロップを活用した工数入力や、自社の現場の声を踏まえて開発されたプロジェクト管理機能などが搭載されています。
プロジェクト進捗状況の把握はもちろんのこと、コスト管理なども容易に行え、リアルタイム共有が可能です。
コスト | 【クラウド】要問合せ
【オンプレミス】 |
主な機能 | 工数管理 プロジェクト管理 進捗管理 システム間連携 など |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | ヘルプサイト |
トライアル有無 | × |
Time Krei(株式会社テンダ)
出典:https://timekrei.tenda.co.jp/
『Time Krei(タイム クレイ)』は株式会社テンダが提供している、プロジェクト管理とグループウェアをオンライン上で一元管理できるプロジェクト管理ツールです。
経営者目線、管理者目線、従業員目線のそれぞれの視点から、業務効率化をサポートします。
プロジェクト管理では、作業する従業員の予定や工数を瞬時に把握ができ、予定に対しての実績も瞬時に認識が可能です。各メンバーの実績はグラフ化されるため、可視化が容易なため、業務の偏りが見られる場合、迅速な対応につなげられます。
コスト | 【クラウド】 10ユーザー:32,780円(税込) 1ユーザーごとに3,278円(税込) 【オンプレミス】要問合せ |
主な機能 | プロジェクト管理 プロジェクト原価 WBS スケジュール管理 実績登録 原価構成比率分析 稼働率分析 など |
提供形態 | クラウド オンプレミス |
サポート体制 | ヘルプデスク |
トライアル有無 | ⚪️ |
プロジェクト管理ツールを導入して業務効率化を達成しよう
プロジェクト管理ツールは、自社のプロジェクトの進め方を大幅に改善させ、業務効率化や生産性向上に貢献します。
幅広い用途でツールはリリースされているため、自社が求めているのはどのようなタイプかを事前に把握しておくことが大切です。タイプを把握したら、「自社の課題を解決できるか」「提供形態は自社に適しているか」などを確認していきます。
気になるサービスについては、ぜひ資料請求をしていただき、詳細な検討をはじめてみてください。
※本記事では厚生労働省のガイドラインとデジタル庁のワークライフバランスとDX推進に準じ、それを達成する手段と正規の勤怠管理システムを紹介しています。
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