【2024年最新】BPOサービスおすすめ13選を徹底比較｜選び方やメリットなども詳しく紹介

この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。

BPOは自社の抱えている業務の一部を専門業者に委任することを指します。

委任することで自社の業務負担が軽減されて、人件費の削減などのメリットが得られます。

この記事では、「そんなBPOを導入するメリットや選び方、おすすめのBPOサービスなど」についてお伝えしていきます。

BPOとは

人材不足や同一労働同一賃金制度などが影響してBPOを導入する企業が増えています。

BPOとは（Business Process Outsourcing）を略した言葉で自社の業務を専門的な業者に委任することを指します。

委任を受けて実際に企業を代わりに仕事をする業者をBPOサービスと言い、業務プロセスアウトソーシングと言われることもあります。

BPOサービスは主に人事や経理、コールセンターなどの領域で活用されることが多いです。

BPOサービスを活用するメリットはさまざまなですが、外部BPOサービスを利用するほうが人件費を抑えることができるために需要が高まっています。

特にコールセンターなどではたくさんの派遣社員を抱えなければいけないことも多いですが、BPOサービスを利用すれば人件費を抑えて品質向上にも期待ができることでしょう。

BPOを導入するメリット

続いて、BPOを導入するメリットについて紹介していきます。

業務の標準化

BPOサービスを活用することによって今まで非効率になっていた業務の標準化が行われます。

BPOサービスの対象業務はルーチンワークが多く割合を占めていることが多く、非効率なやり方で習慣化してしまっているケースが多いです。

また、企業によっては作業や属人化していることも多く、作業の引継ぎが難しくなっていることもあるでしょう。

BPOサービスを利用すれば必然的に生産性が向上します。

コア業務に集中できる

企業は多方面で事業を安定的に成長させる必要がありますが、どの企業も経営資源が無限にあるわけではありません。

BPOサービスを活用することでノンコア業務の負担を減らすことができ、コア業務に集中できるというメリットがあります。

固定費の削減

BPOを活用すると人件費などの固定費を削減できるというメリットがあります。

新しく社員を雇ったり、設備投資をすると固定費はどんどん増大していきますよね。

BPOサービスにかかるコストは変動費になっているため、生産量や企業の経営状態に合わせてコストを調整することも可能です。

よって、必要がないイニシャルコストやランニングコストの削減に期待ができます。

品質向上

BPOサービスの業者は該当する業務において専門的な知識や業務運用ノウハウをすでに持っているため、業務が効率化されます。

また、人材育成をする必要もないため高品質のサービスをすぐに顧客に届けることも可能です。

柔軟な環境変化への対応

時代が変化することによって法や制度も変わっていきます。

企業はそれらに柔軟に対応する必要がありますが、BPOサービスを利用すれば常に新しい法制度に対応してくれるため、企業のコンプライアンスを高められることにも期待ができます。

BPOを導入する時のポイント

ここからは、BPOを導入する時のポイントについて紹介していきます。

委任業務に対する企業規模

BPOを導入する時は委任業務に対する企業規模が適切かどうかも重要なポイントです。

企業規模が大きい業者では基本的に対応可能な業務範囲は広いです。

BPOを導入する時に委任予定の業務が少ない場合は限定的にBPO業者を選んでも問題ありません。

ただし、今後業務拡大などが影響してさらに業務BPO化が進む可能性が少しでもある場合は、はじめから企業規模が大きい業者にBPOを委任することをおすすめします。

BPOを導入する際に何度も業者を検討するのは時間の無駄になります。

コスト

BPOサービスを利用する時は適切なコストかどうかも確認しておきましょう。

ただ費用が安ければいいというわけではありませんし、高ければ良いというわけでもありません。

BPOサービスを活用する場合は自社が求めている業務の品質を保てるかどうか、万が一のリスクの時に対応を見込んだ適切な費用かどうかを見積もりで確認してください。

BPOを導入する時は基本的に長期間に渡って利用することが多いため、安心して委任できるかどうかを見極めることが大切です。

セキュリティ対策

セキュリティ対策がしっかり取られているかどうかも事前にチェックしてください。

BPO化する場合は、委任する業務内容によっては個人情報や機密情報を共有することが多いです。

万が一情報が漏れてしまうと重大なことになり得ますので、信頼性や認証資格の取得状況、セキュリティ対策などを事前に確認して、安心できるかどうかを見極めてください。

どこまでの業務に対応できるか

BPOを導入する場合はどこまでの業務に対応できるかどうかも重要なポイントです。

BPO事業者のサービス内容によっては対応できない業務や時間帯もあるため、どこまでの業務に対応できるかどうかは必ず確認してください。

BPOサービスおすすめ比較表

特徴、業務例、導入企業、価格などでおすすめのBPOサービスを比較した表を参考にしてください。

BPOサービスおすすめ13選

ここからは、おすすめのBPOサービスを紹介します。

トランスコスモス株式会社

出典：https://www.trans-cosmos.co.jp/

トランスコスモス株式会社はトランスコスモスのDX、コールセンター、デジタルマーケティングなどの業務を行っています。

海外の拠点とサービスを構築することもでき、業務の品質や運用コスト最適化などを実現できます。

コールセンターサービスでは1,700社以上のオペレーション実績があり、顧客コミュニケーションノウハウをもとにしたセンター設計・構築・運用サービスを提供してくれます。

株式会社パソナ

出典：https://www.pasona.co.jp/clients/service/bpo/

株式会社パソナのBPOサービスは専門コンサルタントがBPO導入から立ち上げまで全面サポートしてくれます。

委任してから業務が安定して運用されるまで責任を持ってサポートしてくれるため、初めてBPOを導入する方にもおすすめです。

総務・受付・人事/労務・採用代行/派遣業務・経理/財務・営業/販売・コールセンターなどのさまざまなサービスが活用でき、課題解決に最適なソリューションを提案してくれる点も魅力です。

凸版印刷株式会社

出典：https://www.toppan.co.jp/solution/

凸版印刷株式会社のBPOサービスはトータルソリューションで対応してくれるため、業務ごとに委任先を分ける必要はありません。

企画・設計から情報管理、発送、事務局などのさまざま業務に対応しており、多くの実績がある点も魅力です。

対応得意先数は約1,200社を超えており、専門知識を持った布陣は100人以上在籍しています。

ハードによる管理と人による管理の2つのセキュリティ体制が整っており、高度な教育を受けた従業員が業務を遂行するため、安心して委任できます。

株式会社キャスター

出典：https://bpo.cast-er.com/

株式会社キャスターは必要な業務を必要な分だけアウトソースできる完全カスタマイズサービスです。

特別な認定を受けたアシスタントのみが対応し、これまでの経験を活かしてフルサポートしてくれるため、初めて導入する方でも安心して活用できます。

また、リモートワーカーがチームとなって業務を対応してくれるため、大量の依頼にも対応可能です。

個人情報保護認証「JAPiCOマーク」を取得しており、特に繊細な情報は、暗号化管理ツールによって保管されているため情報はしっかり保護されています。

株式会社TMJ

出典：https://www.tmj.jp/

株式会社TMJCX デザイン、BPO デザイン、コールセンター、事務代行を軸に 多彩なBPOサービスを展開している企業です。

高いオペレーションの品質とAI導入支援サービスが特徴で、各拠点で業務連携の最適化が図れます。

業務量調査・分析パッケージもあり、簡易調査で業務改善の方向性をクイックに見極めることも可能です。

また、業種ごとに標準化されたテンプレートも提供してくれるため、短期間で正確な調査ができます。

三菱総研DCS株式会社

出典：https://www.dcs.co.jp/

三菱総研DCS株式会社の人事給与BPOサービスPROSRV（プロサーブ）ではあらゆる企業の人事給与課題に対応し、これまでに2,000社以上の導入実績があります。

クラウド型の人事給与システムである「PROSRV on Cloud」を軸として年末調整やスピっと事務なども委任することができ、人事・給与部門の業務負荷を削減できます。

総勢400人以上の体制でサポートしており、平日24時間のメールサポ―トや講習会、コンプライアンス厳守などの特徴もあります。

株式会社ベルシステム24

出典：https://www.bell24.co.jp/ja/

株式会社ベルシステム24コンサルティングから業務構築、運用までワンストップで対応してくれる事業者です。

現場で細かいチューニングを行い、自社に適切なモデルを確立してコスト削減にも期待ができます。

アプローチターゲットに対して営業リソースが足りていない企業や既存顧客の効率的なフォローができておらず、営業活動に偏りがある企業などにおすすめのサービスです。

コニカミノルタ株式会社

出典：https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html

コニカミノルタ株式会社は従業員による社内作業や派遣スタッフによる社内作業、アウトソーシングでの社外作業などの課題を解決できるBPOサービスです。

AI-OCRとクラウド型RPAを組み合わせた自動化技術を採用しており、低コストで導入ができます。

従来の作業工数の84％をカットと人的コストを削減することができ、帳票処理にも高い効果が期待できます。

ビーウィズ株式会社

出典：https://www.bewith.net/

ビーウィズ株式会社はデジタル＆オペレーション、ヒューマン＆オペレーション、ストラテジー＆コンサルティングなどのサービス提供しています。

多くの企業でのプロジェクト実績があり、顧客のニーズに合わせた最適なサービスを提供してくれる魅力もあります。

また、コールセンター業務では電話以外にも、SNS、メール、FAX対応など、クライアント企業にマッチしたマルチチャネルの手法を選択して提案してくれる点も特徴です。

株式会社ネオキャリア

出典：https://www.neo-career.co.jp/

株式会社ネオキャリアは電話代行サービス、テレアポ代行サービス、会議室予約代行、業務代行・アウトソーシングなどのサービスを提供しています。

アウトソーシングサービスでは累計3,000社以上の導入実績があり、業務にかかる時間やコストの削減の効果が得られます。

人材会社ならではの採用力が実現する高いサービス品質で業務の継続やリピートしている企業も多いです。

アデコ株式会社

出典：https://www.adecco.co.jp/client

アデコ株式会社はアウトソーシング業界で20年以上に渡り、業界・業種を問わず、様々な分野で最良な業務体制を構築している企業です。

長年培ってきたノウハウを生かして業務の生産性向上や業務効率化などが図れます。

また、アデコ株式会社はITテクノロジーを活用した運営提案でより一層工数削減とコスト差期限が実現できます。

りらいあコミュニケーションズ株式会社

出典：https://www.relia-group.com/

りらいあコミュニケーションズ株式会社は書類の仕分け・不備確認・データ入力から、顧客への資料・商品発送までワンストップオペレーションサービスを提供している企業です。

BPRによる業務改革や広範な受託業務を一元化が可能で、法改正、制度変更による対応も可能です。

また、事務アウトソーシングでは人事・給与業務、総務業務、経理業務、システムヘルプデスクなどのプロセスを可視化することもでき、効率的な活用とコスト削減に期待ができます。

株式会社KDDIエボルバ

出典：https://www.k-evolva.com/

株式会社KDDIエボルバは顧客満足度80％以上の実績があるBPOサービスです。

コンサルティング～構築・運用までワンストップで提供してくれるため、委任業務ごとにBPOを変える必要もありません。

KDDIグループで培ったノウハウに基づいた顧客体験価値の向上に期待ができ、業務効率化が図れます。

また、AIなどを活用し多様化するニーズに安房得てコミュニケーション方法も提案してくれるため、顧客接点強化にも繋がります。

BPOおすすめまとめ

今回はBPOを導入するメリットや選び方、おすすめのBPOサービスなどについて詳しく紹介してきました。

人材不足などで悩む企業は少なくありません。

BPOを導入すれば業務の一部を委任することができ、短期間で不足する人材を補うことができます。

また、社員の研修なども不要なため、その分コア業務に集中ができ生産性向上にも期待ができることでしょう。

少しでも興味がある人は、こちらの記事を参考にBPO導入を検討してみてはいかがでしょうか。