お知らせ
【延滞発生に関するご報告】不動産事業者DR
戻る2019/07/03 掲載
いつもmaneoをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、下記融資案件について、2019年6月28日の約定利息の未回収が発生いたしました。
maneo株式会社(以下、「当社」という)より、対象ファンドの詳細と今後の債務者からの回収、
投資家の皆様への分配について、以下のとおりご報告させていただきます。
1.融資案件の概要
■ローンID
14304、14392、14412、14430、14436、14440、14472、14494、14502
■ファンド名
不動産担保付きローンファンド2001号、2003号~2005号、2023号~2027号(案件1:C社、案件2:AN社)
■案件名
【事業者C社向け】東京都葛飾区エリア 不動産担保付きローンへの投資(第1次~第9次募集)
■貸付実行日
2019年1月11日、18日、23日、28日、31日
■融資金額
122,994,864円
■最終返済日
2019年10月28日
■URL
https://www.maneo.jp/apl/fund/detail?fund_id=6715 他
■残高
122,994,864円
本件は、事業者C社から不動産事業者DRに対する不動産担保融資について、
「maneo」において事業者C社に対する「不動産担保付きローンファンド」として募集いたしました。
2.経過
事業者C社は2019年1月に不動産事業者DRに対して仕入資金として1億2,300万円を融資いたしました。
「maneo」では122,994,864円のファンド募集をし、そのファンド募集資金を事業者C社に融資いたしました。
不動産事業者DRは都内でアパート建築に適する用地を仕入れ、
アパート投資を行う一般顧客に向けて、土地の売却から建築業者の紹介・斡旋を行う事業形態をとっております。
代表者は同業経験者であり、その経験とネットワークを活かして独立当初から短期売却による事業を推進し、
その過程で事業者C社の短期融資を利用しておりました。
しかしながら、投資用不動産に対する融資基準の厳格化や新規融資の抑制、
一部アパートブランドの施工不良に係る報道などの影響が急速に市場に広がり、
不動産事業者DRの見込み顧客においても、
銀行融資の大幅減額査定ないし最終承認段階での否決といった結果が重なるようになりました。
これにより、高回転経営に基づく不動産事業者DRの在庫状況と販売状況のバランスが崩れる事態となりました。
利息の支払いについては、従前の資金余力の限り続けてきておりましたが、
上記の状況から資金繰りにも支障を来して参りました。
事業者C社から不動産事業者DRに販売状況及び今後の販売見通しを確認してきた中で、
早期返済に努めること及び完済に対する態度は確認しておりましたが、
組織内部における不和や代表者の一変した態度を含む経営状態の悪化から、
事業者C社から不動産事業者DRへの連絡にも支障が生じて参りました。
不動産事業者DRからは代表者を変更し事業の再構築を図るとの報告もありましたが、
一方で事業者C社への利息の支払いは出来ずに延滞に至りました。
3.回収の見込み
事業者C社からは、既存顧客や取引先などを中心に、
投資用不動産を取り扱う事業者にも物件の販売協力を求めると共に、
募集ページに記載した法的対応としての競売手続きにも取り掛かり、
任意売却と競売とで回収を行っていくとの報告を受けております。
4.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収状況につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
次回については3週間後を目途に、状況のご報告をさせていただきます。
5.その他
該当投資家の皆様の「my maneo」内の「運用予定表」には7月3日までは「正常」と表示されます。
7月4日以降は「期失」と表示されます。
「返済実績一覧」ページの「ローンファンド運用状況」の該当ページも、7月3日までは「運用中」と表示されます。
7月4日以降は「期失」と表示されます。
上記「1.融資案件の概要」の9件につきましては、
2019年6月28日に債務者からの約定利息の未回収が発生しましたので、7月9日の分配日には、分配は行われません。
投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、全力で回収に努め、進捗をご報告いたします。
2019年7月3日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社
匿名組合出資の募集取り扱い maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2011号)