お知らせ
maneoサービス開始1周年のご挨拶 (代表取締役 妹尾賢俊)
戻る2009/10/15 掲載
この度、maneoはサービス開始1周年を迎えることができました。
日本で初となるmaneoのサービス開始は、小さな一歩でしたが、お陰様で素晴らしい一歩を踏み出せたと感謝しております。無事1周年を迎えられたのは、ひとえにmaneoをご利用していただいているお客さまの支えがあったからです。
心より御礼申し上げます。
ソーシャルレンディングは2005年、イギリスで誕生し、その後アメリカ、東欧と広がり、中国や韓国などアジアにも進出し、30以上のサービスサイトがあり、世界中で親しまれているサービスです。
私がソーシャルレンディングと出会ったのは、2006年8月でした。
当時イギリスやアメリカで展開されていた「ソーシャルレンディング」というサービスを友人から聞き、有志5人で勉強会を開きました。
2年後、2008年に当時勤めていた銀行を辞め、日本で初めてとなるサービスを始めたのは、
「個人が自分の意思で参加できる金融の仕組みを作りたい」という強い思いからでした。
これは、私の個人的な体験からもきています。
ある日、娘が夜中に高熱を出し夜間病院に駆け込んだことがありました。
グッタリしている娘を自転車の後ろに乗せ、病院までペダルをこいでいた時「車が欲しい」と心底思ったものでした。
ちょうど知り合いが新車を購入するので、以前使っていた車を50万で譲ってくれるという話があり、この機会を逃したらしばらく車は買えないだろう。何としてもその中古車を手に入れたいと思いました。
しかし、若かったため貯金はわずかしかありません。両親に頼むことも気が引けました。
「キャッシュフローはあるが、まとまった金額を貯める余裕はない。
低金利で目的に合わせた借入ができるサービスがあったら」と思いました。
この時、私はなけなしの貯金と両親からの借金で中古車を購入しましたが、同じように、車の買い替えや引越し、結婚や子供の入学など、ライフイベントを控え、「キャッシュフローはあるが、まとまったお金がない」という人たちにもうひとつの選択肢を作りたい、とmaneoを運営してきました。
気がつけば、あっという間に1年が過ぎました。
お客さまのご要望に応えられていないことがたくさんあります。
私たちの叶えたい夢もまだまだあります。
ただ、ひとつはっきりと言えることは、maneoのサービスはお客さまと一緒に作ってきたものであり、これからも変わらぬお力添えをいただきたいと願っております。
小さな一歩でしたが、すばらしい一歩を踏み出せたと思っています。
これもひとえにお客さまの支えがあればこそです。
今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。
maneo株式会社 代表取締役