私の知り合いにレイス治療院の事業に携わっている方がいて、
その事業自体、以前より興味を持って聞いていたんです。
在宅医療の伸びについて関心があり、これから10年での伸びは格段に上がると思っていました。
それに事業自体の社会的な意義みたいなものも非常に感じていました。
レイス治療院の本店のある神戸から東京に進出するとのお話を頂き、
紹介者を通して、代表取締役である松永さんにお話を伺うことが出来ました。
介護事業に対する取り組みを代表者の松永さんから直接聞き、
松永さんの『問題意識』『変えたいという思い』に非常に共感を覚えました。
松永さんが持っている問題意識としてお伺いしたのは、
・介護に従事されているご家族の苦労
・施術を行うあん摩・マッサージ師の先生方のレセプト記入・提出などの事務負担が非常に大きく
施術に専念できる環境にないということ。
・医療保険を使った在宅医療マッサージの利用により生活の改善ができると思われる方への
サービス認知度の低さについて残念に思っていること。
・マッサージ師の先生への支払いは、保険者から医療保険の支給が約4カ月後に行われるため、
治療院や先生方の資金負担が非常に大きいこと。
という話を聞き、レイス事業の展開をサポートしたいと考えて、
東京都23区の統括としてレイス治療院の事業者になることを決断いたしました。
在宅介護の必要なお年寄りに対してマッサージなどのサービスを行うことで、
寝たきりになる方が格段に減るんです。
マッサージをすることで治ってしまうというものではないのですが、今の状態をキープ、
改善していくことを目的としたサービスで、お客様にも理解を得やすいものになっています。
また医療保険が使えることで、複数回の施術・治療を行っても非常に安価な値段で
サービスを受けられるのも、お客様にご好評頂いている要因の一つだと思います。
また介護予防という面でも多くの病院関係者の方々に支持されております。
そして、主に国の財政で医療保険は賄われているので、サービス賃金の未払いなどは発生することがないので
安定した経営が出来るのも魅力だと思います。
現在、世田谷区内で5人の先生と50名のお客様を施術しています(登録者数は、現在130名ほど)
実は、病院関係者や治療院の方でリサーチしたところによると、
現在世田谷区内だけでも約3000人が対象者として在住している為、
まだまだ需要に供給が追いついてないという状況なんです。
そのため今後の目標としては、あん摩・マッサージ師の先生を10名~15名に増やし、
全体の1割である300名の患者さんを施術できるように展開していきたいと考えております。
そして将来的には、東京23区内の区ごとにレイス治療院を展開することを目標に頑張ってまいります。
現在、当事業所では施術をおこなう先生の数は5名で営業しております。
担当の先生の労働時間は、移動時間と治療時間を合わせて約8時間となります。
担当のお客様の数については、2名を担当されておられる先生や
多い先生だと25名の患者様を担当されております。
レイス治療院が東京に進出してから、約3年にわたって、週3回利用しています。
利用の理由として
・保険が使えるということで経済的に負担が少なくて済むこと。
・在宅で施術が受けられるので通院などの移動を考えなくて良いこと。
が挙げられます
実は、Nさんお宅の近隣には、他の治療院の施設はあるのですが、
やはり週3回外に出て歩いていくことは非常に困難と言う理由で、
レイス治療院のサービスを利用しているとのこと。
施術で使わない筋肉をほぐしていくことで血行が良くなったことを実感しています。
施術内容も治療といったイメージではなく、運動をしている感覚なのでサービスとして継続的に利用しやすいです。
毎年介護認定の検査を行っているんですが、良い結果を毎年更新していて、びっくりしています。